東京大学大学院理学系研究科化学専攻 佃研究室 特任研究員
物理化学、クラスター化学、気相分光、配位子保護金クラスター、質量分析、負イオン光電子分光
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 化学東館0222
TEL: 03-5841-4559
E-mail: s.ito[[at]]chem.s.u-tokyo.ac.jp
2025. 9. 9-12.
第19回分子科学討論会で口頭発表しました。
2025. 8. 11.
筆頭著者論文がThe Journal of Physical Chemistry Lettersに受理されました。[Au25(SC6H4COOH)18]−の軌道エネルギーが配位子の脱プロトン数に比例して減少し、4つ脱プロトンすると負の電子束縛エネルギーになることを明らかにしました。
2025. 8. 2.
国立科学博物館で行われる楽しい化学の実験室(第286回)で講師をしました。
2025. 7. 1.
共著論文がThe Journal of Physical Chemistry Lettersに受理されました。金クラスターの2量体2価負イオン ([Au25(SR)18]−)2 の光電子分光を行い、二量体形成の駆動力について考察しました。
2025. 6. 26.
共著論文がThe Journal of Physical Chemistry Aに受理されました。MALDIで生成した負イオンの光電子分光を行うための装置開発を行いました。[Au38(SR)24]−の光電子分光により、中性のAu38(SR)24のHOMO-LUMOギャップを算出しました。
2025. 6. 3.
スピン軌道分裂の論文がHot paperに選ばれました。
2025. 5. 19.
筆頭責任著者論文がAngewandte Chemie International Editionに受理されました。新たに液体窒素冷却イオントラップを設計・導入することで、高分解能なスペクトルを取得し、化学修飾された超原子のスピン軌道相互分裂の起源を考察しました。
2025. 5. 14-16.
ナノ学会第23回大会で口頭発表しました。
2025. 3. 27.
日本化学会第105春季年会(2025)で口頭発表しました。
2025. 3. 14.
Springer Thesis Awardを受賞し、博士論文を再構成した書籍 Electronic Structures and Bonding Interaction of Structurally Defined Gold/Silver Superatoms (Springer Theses) が出版されました。
2025. 2. 28.
若手研究(科研費)に採択されました。
2025. 1. 11.
国立科学博物館で行われる楽しい化学の実験室(第285回)で講師をしました。
2024. 10. 30.
筆頭著者論文がThe Journal of Physical Chemistry Lettersに受理されました。アルキニル保護金クラスターAux(C≡CR)yを真空中で衝突励起すると、アルキニル配位子が還元的脱離してAux(C≡CR)y−2が生成し、クラスターの価電子数が増えることを以前に報告しました。本研究では、光電子分光を用いて生成物の電子構造を評価し、また様々な金-アルキニル界面構造を持つクラスターの解離プロセスを調べることで、配位子の還元的脱離で価電子が増えても8電子超原子コアが保たれていることを明らかにしました。
2024. 10. 15.
令和6年度 量子化学探索研究所 研究助成(一般)に採択されました。
2024. 9. 18-21.
第18回分子科学討論会にて口頭発表しました。
2024. 7. 31.
研究活動スタート支援(科研費)に採択されました。
2024. 7. 10.
共著論文がThe Journal of Chemical Physicsに受理されました。[PdAu9(PPh3)8(CN)]2+のイオン移動度分析に関する量子化学計算を担当しました。
2024. 6. 19.
共著論文がAngewandte Chemie International Editionに受理されました。光電子分光を用いてPtAu12超原子の帯電エネルギーを決定し、鎖長依存性や溶液中との比較を議論しました。
2024. 5. 31.
東京大学理学部化学科HPの卒業生からのメッセージにコメントが掲載されました。
2024. 5. 22-24.
ナノ学会第22回大会に参加し口頭発表しました。
2024. 4. 5.
共著論文がThe Journal of Physical Chemistry Aに受理されました。 真空中で[Au25(SR)18]–から生成する[Au21(SR)14]–と[Au17(SR)10]–の光電子分光と理論計算を行い、[Au17(SR)10]–では正二十面体超原子コアが崩れることを見出しました。