睡眠のお悩み(眠りが浅い・寝つきが悪いなど)、食欲不振、胃腸の不快感、下痢、便秘、肩背痛、腰痛、関節痛、疲労、冷え症、むくみ、夏バテ、月経痛(PMS)、更年期症状、お肌のくすみ、マスク疲れ、眼精疲労、
近くにはせせらぎ川がある住宅街の一軒家の一室で施術をしています。
最寄駅からは離れていますが、川崎市高津区と中原区の境目にある鍼灸ルームなので、地域の皆さまにご利用いただきやすい場所となっております。
当ルームは、「ゆらぎ期」と言われる、40歳からの身体の変化が起きる不安定な時期を自身の回復する力を上げて、健やかに過ごせるよう鍼灸でサポートいたします。
冷えからくるお悩みや、更年期の各々の症状でお悩みをお抱えの方からご来店頂いています。
病院などで診断が付かなくても、なにか不安を感じる症状があるときに、鍼灸を受けると楽になるという現場を間近で実感してきました。
そのときの笑顔になる皆さまの姿を見ると「人の治そうという体の反応ってすごい」と感動する日々です。
様々な体とお気持ちなど、リクエストにお応え出来るように日々研磨を続けてまいります。
1970年12月生まれ
生まれも育ちも川崎市
1989年高校卒業後、製菓会社就職
1993年長男出產
1996年次男出産
1998年大学病院・看護助手勤務
2005年東京医療専門学校鍼灸科入学
2008年はり師・きゅう師免許取得
2009年~研修・治療院勤務
2011年休職
2014年治療院勤務再開
2018年治療院退職、手術・静養中休職
2019年紫粋はりきゅう開業
2022年休業
2023年再開
鍼灸師を目指したきっかけは、ツボ(経穴)に興味を持ったことでした。
調子が悪いときに本屋で読んだツボの本を見て、おもしろい!と思ったのです。
ツボで辛い症状を楽にする=鍼灸という仕事を初めて知りました。
それまでいろんな業種の仕事をあれこれとやってきましたが、手に職を付けて働きたいと考えていたときで、自分に合うのではとも思ったのが鍼灸という仕事でした。
(恥ずかしながら、専門学校へ入るまで鍼灸を受けたことがありませんでした。)
専門学校へ入学し通う中、私自身が婦人科疾患を患い手術を勧められましたが、国家試験対策や臨床実習と目が回るほど一杯一杯で、休むわけにはいかず手術どころではありませんでした。
月経痛や婦人科疾患に伴う冷えや、腹部周辺の不快感があるときに鍼灸を受けたところ、それらが軽くなったことに驚き、鍼灸はこういうアプローチもできるのだと知ることができました。
(婦人科疾患は、平行線を保ったままで悪化することはありませんでしたが、将来的なことを考えて手術を受け、再発防止にホルモン剤を5年服用を続け、定期的に検査を受けています。)
学生生活を送る中、婦人科疾患を抱えていたこともあったり、試験の疲れや寝不足が加わり、肌の調子も悪く、顔色も悪く、同級生に「青白い」なんてよく言われていました。
実習の中で「美容鍼灸」のセミナーがあり受講・体験したときに、肌の質がモチモチし、血色がよくなったのです。
また、全身の施術もするため不定愁訴のケアもしてもらえて、体も軽くなりました。
やはり肌や体の調子が良くなると、気分も上がるなと実感した記憶があります。
そのことがきっかけで、卒業後は美容鍼灸に力を入れている治療院でお世話になり、経験を積むことができました。
鍼灸の資格を取得してから、勉強の一環で私自身の体のメンテナンスを兼ねて、他の鍼灸師の元へ施術を受けに行ったりしていました。
その中で、腰背部の広範囲や下肢へ紫雲膏を付け、手で一つずつひねった艾を乗せてお灸をする方に出会いました。
圧巻の技術に衝撃を受けたと共に、リズミカルに施灸されているのがなんとも心地よかったのです。
なにより、ここまでお灸をしてもらえることにとても満足感があり、効果の実感が一番残りました。
これまで私が施術をするときに使用していたお灸は、台座が付いたものでした。
けれどきゅう師になったのだから、ひねったお灸を使わないのはもったいないと意識を変えました。
この方に近い施術の形を作って、私も一つずつ手でひねるお灸をしていきたいと思ったきっかけとなりました。
勉強を兼ねて施術を受けている中で、私自身が鍼の皮下刺入時の独特の刺激がとても苦手なのだと気づきました。
そのため緊張してしまい、リラックスして施術を受けられずにいました。
きっと私以外にも鍼は受けたいけれど、刺入の刺激が苦手で施術をためらっている人がいるのではないかと思い始めました。
そんなときに、てい鍼(刺さない)を巧みに扱う鍼灸師のかたの書籍や動画などを見つけ、てい鍼の使い方のバリエーションが多彩で、こんな使い方があるのだと驚きと衝撃を受けました。
これまで私の中でのてい鍼は、小児への対応や、豪鍼(皮下へ刺入する鍼)の後の整えるための補助的な役割という認識だったものをこの方のてい鍼テクニックは変えて頂いたきっかけになりました。
てい鍼なら刺入の刺激の不安も心配せずに受けてもらえるのではないかと考え、豪鍼は使わず、てい鍼をメインで使うことにしました。
ひとつずつ手でひねったお灸とてい鍼を使い、これまでの美容鍼灸の施術経験と自身の婦人科疾患の経験を活かし、ミドル世代を中心に女性特有のお悩みへの施術を中心にした「紫粋はりきゅう」を開業しました。
これから皆様の健康のお手伝いをさせて頂き、お付き合いができればと思っております。