「想いをカタチに」

希望のまちづくりセミナー

「想いをカタチに」希望のまちづくりセミナー

講師:鈴木亮平・NPO法人アーバン・デザイン・パートナー バルーン理事長

【要約】

人口減少社会のなかで、全国各地で人の交流や賑わいを創るまちづくりの取組みが行われています。行政に頼るにも限界があり、未活用の店舗・空き家を活用するなどして、住民が主体となりその地域ならではの取組みが試みられています。

柏市でも、耕作放棄地や空き地・個人宅の庭を活用する(カシニワ制度)など、子どもの遊ぶ場や住民交流の場づくりなどが行われています。

こうした活動のポイントは、①イメージを共有しながら、②様々な分野の人との繫がり、③利用可能な制度や資源等をどう活用できるかが重要。そして、いざ実行する際には、①まずやってみる(お金がなくてもできることから始める)。②正解はなく試行錯誤しつつ、③少しずつの積み重ねが大事で、④無理せずに「まちづくり」を楽しく思えるよう取組むことが最大の持続力です。この地域でも、これらを参考にして、元気なまちづくりを進めていって欲しいと思います。

(意見交換)

講師からのアドバイスを踏まえて、新田原地域のまちづくりの想いを参加者の皆さんから語っていただきました。

参加者からは「多様な交流の場があればいい」とのご意見も多く、保健福祉部でも、今後、空き家など活用した通いの場づくりに取組んでいきたいと考えております。

講師:鈴木亮平・NPO法人アーバン・デザイン・パートナー バルーン理事長

プロフィール 鈴木亮平(すずき りょうへい)

1986年東京生まれ

東京大学大学院工学系研究科都市デザイン研究室博士課程修了