新 堀 元 太
「 空 き 場 所 」
作品集1 形式美
作品集2 空き場所
作品集3 黄昏れ
全87ページ
2012 〜 2025(未発表)
新 堀 元 太
「 空 き 場 所 」
作品集1 形式美
作品集2 空き場所
作品集3 黄昏れ
全87ページ
2012 〜 2025(未発表)
新 堀 元 太「 空 き 場 所 」
作品集1 形式美 より
新 堀 元 太「 空 き 場 所 」
作品集1 形式美 より
新 堀 元 太「 空 き 場 所 」
作品集1 形式美 より
新 堀 元 太「 空 き 場 所 」
作品集2 空き場所 より
新 堀 元 太「 空 き 場 所 」
作品集2 空き場所 より
新 堀 元 太「 空 き 場 所 」
作品集2 空き場所 より
新 堀 元 太「 空 き 場 所 」
作品集3 黄昏れ より
新 堀 元 太「 空 き 場 所 」
作品集3 黄昏れ より
新 堀 元 太「 空 き 場 所 」
作品集3 黄昏れ より
空き場所
ふと青空を見上げた時に、全てが無に思える
のであれば、最期を受け入れる時に、自分の証
としたものが、きっと私を救ってくれる。
家族や友達と過ごした掛け替えのない時間と
同じように、私の作品も私自身を救うものであ
れば良い。
その一心で、私は自身の為となる表現を続け
てきたが、費やした時間とは恐ろしいもので、
その時間の報いを、きっとどこかで待ち望んで
しまっている。
私の為の表現。その理念に従順であったから
こそ、多くの作品は生まれたが、発表や評価を
享受することが、その理念に矛盾していること
に随分と悩んでしまった。
しかし、その葛藤こそが自身の意義への問い
に忠実な証でもある。
それならば、自身の変化を受け入れることも、
跳ねのけることも重要ではなく、決断よりも結
果に至るまでの過程に本質があると思えた。
自身の感覚や環境。その他の全ても流れる時
間と共に移ろいでいく。
それでも、全ての根本的な意義が不透明であ
ることだけは決して変わることはない。
人生を無に感じることが空虚だと思っていた
が、無であることさえ不透明であり、全てに可
能性が存在している。
無ではなく、可能性が存在しているうえで、
無知であることが、空虚だと思える。
しかし、最期を受け入れる時にようやく、無
知であったことが、きっと私を救ってくれる。
無力で無知であるからこそ生じる可能性。そ
れに対する漠然とした感覚が、主題としている
「空き場所」の意味となっている。