2024年2月25日赤旗日曜版に記載されたものを記載)ー138億年前に超高温・超高密度の火の玉が爆発(ビックバン)して誕生した宇宙は急膨張し現在も傍聴し続けています。誕生から間もなく、宇宙は水素ガスやヘリウムが漂うだけで、明るく輝く星は一つもない暗黒の時代に入りました。数億年が経過し、最初の星が生まれ、銀河が出来てどんどん明るくなった時代を私達は「宇宙の夜明け」と言っています。(最も遠い銀河の観測最前線に立つ東大宇宙線研究所研究者:助教授:播金優一さん。)
私達も加わる、宇宙は138億年前に誕生し、私達が住む地球は46億年前に多くの惑星が衝突し火の玉の地球が誕生した。海水が出来、生命の誕生(40~38億年前)、恐竜時代があり、氷河期、温暖化を繰り返した地球は46億年の歴史があります。
海の酸素濃度が上昇し初期動物が出現し多様化が進む
地球上に海が出来、38~40億年前生命体が発生してきた。東北大学の海保邦夫名誉教授研究グループによると「地球上で最初の動物が出現し、その後大きな多様化が起こった6億年以上前から5億年前。それらの現象が起こると同時に海洋の酸素濃度が増加していたことを示す証拠を当時の地層から発見したと発表」海の酸素濃度の上昇が動植物の多様性を飛躍的に促す。2024年3月3日付赤旗報道を記載
人類の出現と人類だけが作り出した文化、生産、生産力の発展
私達の先祖である現生人類(ホモ・サピエンス)は、生命の誕生から様々な環境の中で進化を繰り返し、20万年~30万年前にアフリカで誕生した。5万年~6万年前頃から各地へ進出しはじめ、世界各地への分散に成功しました。これが人類の歴史の始まりです。いま人間が、地球を好き勝手に振舞って如何なものか?46億年の地球の歴史から見れば、人間の歴史はひとコマです。ましてや、人間らしくなったのは石器時代の2万年前頃から。人間が作り上げた特殊な生産関係は共同体社会から奴隷制社会(日本では奴隷制生産関係の定義はあいまいです)、封建制社会、資本主義社会へと進み産業革命を境に温暖化、食糧危機、戦争を繰り返し人類滅亡の道を進むのでしょうか?いいえ人類の英知は必ず新しい生産関係の発展で矛盾を解決し、より高度な社会に進むことでしょう。たとえ人類が滅亡しても、地球の歴史は何事も無かったよう継続するのです。
2024年7月19日赤旗新聞に記載より
現生人類とデニソワ人、東アジアで共存?(研究グループ発表)
デニソワ人がチベット高原で3万2000年前頃まで生きていた可能性があると、中国・蘭州大学などの国際研究グループが科学誌「ネイチャー」に発表しました。年代が正しければ、これまで見つかっているデニソワ人としては、最も新しく、現代人類(ホモ・サピエンス)が東アジアに進出していた時代とも重なります。デニソワ人は、2008年にロシアのシベリア南部アルタイ山脈にあるデニソワ洞窟で出土した人骨から取り出したゲノム(全遺伝情報)が10年に解読され存在が確認されました。これまで知らされているどの人類とも異なる未知の人類ですが、ネアンデルタール人と近縁な姉妹種と考えられています。当初は、デニソワ洞窟でしか見つかっていませんでしたが、チベット高原の一角の中国・甘氣省白石崖洞窟で1980年に見つかっていた下顎が、残っていたタンパク質の解析と年代測定で少なくとも16万年前に生きていたデニソワ人のものと判明していました。
3万2000年前まで生存の可能性
研究グループは、白石崖洞窟の新たに発掘で出土した2500個以上の骨に含まれるタンパク質を解析し、そのうちの一つがデニソワ人のものであることを突き止めました。この骨が出土した地層の年代は4万8000年前~3万2000年前と推定されています。これまで見つかっているデニソワ人の骨で最も年代が新しいのは、デニソワ洞窟の4万5000年前頃のものです。3万2000年前までデニソワ人が生きていたとすると、これまでで最も年代が新しい時代に生きていたことになります。デニソワ人は現代人類と混血していたことが分かっています。混血が起こったのは東アジアか東南アジアのどこかとみられています。現生人類は、3万2000年前ごろにはすでに東アジアの広い範囲に進出していたことが分かっており、今回の研究結果は、現生人類とデニソワ人が東南アジアで共存していた可能性を示しています。
2万年間の大阪湾、河内湾の移り変わり2万年前は氷河期で大阪湾、河内湾とも海は無く古代大阪平野であた。その後の地形の変遷。日本の地形とDNAから解明された、日本人の起源。
16000年~9000年前にタイなど東南アジアを経由し1000人規模で海のない日本海を渡り住みつきその後、氷河期が終わり日本海が出来た為に、他との混血、交流もなく日本の縄文人として独特の縄文人文化を生み出した。 (現在タイの少数民族マニ族「ホアビニアン人」2万数千年前~8000年前のホアビニアン人の人骨と縄文人のDNAが同じであることを解明)その後、弥生時代ごろから(北東アジア)渡来人が上陸し争いも起こっている、縄文人との混血が進む。古墳時代には、(東アジア)国の戦乱で大量に渡来人が渡来し一層混血が進んだと思われる。(本土の縄文人DNA10%、沖縄の縄文人DNA30%、北海道の縄文人DNA70%)
(図形は長居公園内植物園館内で展示を撮影)
現在の大阪平野
人類が日本列島へいつ、移住して来たか?さまざまな意見