SW4STM32とはSTMicroelectronics社が販売するMPUであるSTM32ファミリーのプログラムを書くためのIDE(統合開発環境)のひとつである。
これの仲間にはTrueSTUDIOなどがある。
なお2018/01にSTMicroelectronicがTrueSTUDIOを作成している企業を買収したことで全部の機能が使えるようになったので、今から始める人にはTrueSTUDIOをお勧めしたかったり。なお、プロジェクトファイルの互換性はなさそう(検証中)なので遺産があるなら無理に乗り換える必要はないと思う。
eclipse本体のバージョンは2018/09現在SW4STM32のほうが新しい。
日本語化のみを見たい方は4まで飛ばしてください。
ダウンロードしてきたインストーラーを起動してしばらく待ってるとこんな画面がでてきます。
下の画面になるまでは、規約が書いてあるのでラジオボックスをアクセプトにしてじゃんじゃんNextを押してください。
以下の説明もその画面が出てこなければどんどんNextを押して進んでください。
この画面では、インストールディレクトリを選択します。日本語ディレクトリを挟まなければ正直どこでもいいですが、権限とかで失敗することがあるのでデフォルトのままにするのがいいです。
次に開発ボードなどに付属している、stlinkのドライバーをインストールするか聞かれます、すでにインストールされてる場合は、選択しておいてもかってにスキップするので、わからなかったらそのまま次へを押してください。
今までにインストールしていない場合は必ずインストールしてください。
次の画面ではスタートメニューの登録などが聞かれますが適時チェックボックスは指定してください。
この画面でNextを押すとインストールが始まります。
インストールの終盤になると別ウィンドウが立ち上がりドライバのインストールが始まります。
左下のようなセキュリティウィンドウが出てきたらすべてインストールを押してください。
これが終わるとインストール作業は終了です。
インストールするとスタートメニューにSystem Workbenchのフォルダが出来ているのでそこからSystem Workbench for STM32を起動します。
ワークスペースの場所は権限のエラーが出ないようにデフォルトにして二度と聞いてこないようにask againします。
また、セキュリティ警告でファイアウォールが聞かれるのできちんと許可しましょう。そうしないとあとで困ります。
まずはアップデートをします。
このあと日本語化しますが、日本語化した後にアップデートすると引数を追加して起動するか、また日本語化をやり直さないと起動しなくなり少しめんどくさいので、しばらくアップデートしない気持ちでアップデートしましょう。
更新があると、右のようになるのでこうなった場合はselect allを押してNextを押します。
そうすると選択したものがリスト化されるのでもう一度Nextを押します。
すると規約が出てくるので、アクセプトしてNext押すとインストールが始まります。
回線速度によってですが時間がかかるので終わるまで気長に待ちましょう。
HelpからAbout Eclipseを開いて念のためバージョンを確認する。
たぶんNeonからしばらく変わることはないと思うが一応念のために確認する。
Pleiades - Eclipse プラグイン日本語化プラグインさんのPleiades All in One ダウンロードの下、二段目にあるプラグインダウンロードから、自分のOS用を物をダウンロードします。
最近のeclipseなら大体どのバージョンでもいけるそうですが、バージョンは確認しましょう。対応バージョンは少し下の動作環境に書いてあります。
今回はwindowsの説明をします。(他のOSも検証できるけど実機立ち上げるのめんどくさい...
落としてきたファイルを解凍するとsetupフォルダがあるので、その中のsetup-pleiades.exeをクリックします。
落としてきたファイルを解凍するとsetupフォルダがあるので、その中のsetup-pleiades.exeをクリックします。
下のようなウィンドウが起動するので自分がSW4STM32をインストールしたフォルダにあるeclipse.exeを指定してあげます。
今回の場合なら、何も変更していなければ
になります
そうして左のウィンドウようになっていれば右下の日本語化するを押しましょう。
終われば左下のようなウィンドウが出てきます。
これにて日本語化が終了し、開発の準備が整いました。