KLPP News (2025.11.19)
11月9日のサロンの報告です。当日本人または家族の身体不調で欠席2人、日曜日の仕事で3人、無断欠席1人で、参加者は5人でした。
トピックは前もってLINEに告知してあった、ベネッセの調査によると、「紙の本と電子書籍で同じ内容を学習した場合、紙の本のほうが学習成果がよかった」についてどう思うかということでした。
それに対して、次のような疑義が出されました。電子書籍には、大別して「リフロー型」「固定型」「マンガ本」「プリントレプリカ版」がある。キンドルストアで出品されている電子書籍の90%以上は、出版社が紙の本で出した、もっぱら文字だけの紙の本を電子書籍化したものである。固定型は、週刊誌とかナショナルジェオグラッフィックのように写真の多いものを、そのまま電子書籍化したもので、個人で出版できるものではない。
プリントレプリカ版は、Kindle Createで作成したもので、最初から電子化されたものである。キンドルストアに出ているもので、プリントレプリカ版のものは、多分KLPP関係者の出版したものだけかも知れない。プリントレプリカ版は、紙の本では不可能な、URLの埋め込みや、画像のサイズ、枚数、配置の制限もないし、その発展型であるインタラクティブ版では、音声や動画の埋め込みもできる。そもそも「書籍」と呼ぶよりマルティメディアドキュメントと呼ぶほうがふさわしいものです。(藤掛の作品はドキュメンタリー風のものが多い。)
KLPP の目指すところは、紙の本の出版ではなくて、紙の本ではできないフォーマットを持つプリントレプリカ版を Kindle Create を使ってself publish することである。しかも、営利を求めず、本来は無料で配布してもよいけど、Amazonの指定する最低価格99円に1円プラスして、切りのよい100円で提供する。そのためにKLPPでは、100円ショップが設けてある。
数カ月前に、驚くべきことが起こった。Amazon.co.jp で以前から繰り返し、Kindle Createでは、日本語の本は出版できませんと、警告を発していた。それが、Kindle Create で日本語の本を出版できますと、KDPのサイトで発表したのです。しかし、その発表の説明の中に、Kindle Literacryのない人には理解不可能な内容が含まれていました。「Kindle Create で日本語の本を出版する場合は、Kindle Create をinstall する時に、言語は英語を選んでください。日本語を選ぶと、日本語の本は漫画本しか出版できません。」これは、どういうことか、これまでAmazon.co.jp の警告にもかかわらず、Kindle Create で日本語の本を出版してきた Kindle Literacry のあるKLPP関係者にはよくわかりますが、KLPP と縁のなかった人には、理解不可能でしょう。まあ、これを理解するには、KLPP のサロンかworkshop に参加してもらうしかないですね。そして、いま一つ大事なことは、Kindle Create を英語で install すると menuはすべて英語ですから、英語がちんぷんかんぷんな人には、使いこなせないでしょう。
Amazon.co.jp の方針転換は、ひょっとすると、私達が、その警告を無視して Kindle Createで日本語の本を出し続けたのを容認した結果ではないか、という意見がありました。真偽を確かめることはしないことにし、今後も KLPPで啓発する必要を確認しました。
その他、数人のサロンは自由に発言できる利点があり、いろいろとりとめない’発言がありましたが、ここにまとめるのは、面倒ですので省略します。サロン時間の終わり頃に、倉地さんから、これまでのKLPPの活動を、メンバー各自の原稿を持ち寄って、3巻のキンドル版にまとめて出版する計画が提案され、一同大いに感銘し賛同しまし、次回から具体的検討に入ることにしました。その提案の内容は、KLPPの LINE に掲載されています。KLPP の LINE menberになると、いろいろな有益な情報に接しれますよ。なりたい人は、サロンに参加して登録してください。来るものは拒まず、去るものは追わず、が KLPP のpolicy です。
次回は12月14日(日)です。
KLPP News (2025.10.12)
2025年10月12日(日)、第5回KLPPサロンを開きました。今回はどういうわけか参加者が少なく、4名という少数精鋭(?)での会合となりました。
メインテーマは、事前に藤掛顧問からあらかじめ提案があり、「AI(人工知能)」について語ることになっていました。サロンでは、やはりメインは"Chat-GPT"や"Gemini"など、インターネット上で無料で使えるものが話題になり、その利用方法や使い道などについて実例を挙げたりして話が盛り上がりました。
会の性格上、どうしても英語教育の方向に話が向かい、Chat-GPTを使って発音の矯正ができるとか、英語のテキストを書くのにAIで例文を作ったり練習問題を作ったりすることもできるということも。ただ、AIが吐き出す情報には不正確なものもあり、鵜呑みにすることはまだ慎重さが必要なようです。一方、AIを「プログラミング」の補助ツールとして使っているという参加者からは、「どういう処理をしたいかを正確に書けば、それに対応するプログラムをあっという間に作ってくれる」という事例が披露され、こういう使い方なら「偽情報」などはありえないので便利だということでした。
次回は11月9日(日)です。
KLPP News (2025.11.19)
11月9日のサロンの報告です。当日本人または家族の身体不調で欠席2人、日曜日の仕事で3人、無断欠席1人で、参加者は5人でした。
トピックは前もってLINEに告知してあった、ベネッセの調査によると、「紙の本と電子書籍で同じ内容を学習した場合、紙の本のほうが学習成果がよかった」についてどう思うかということでした。
それに対して、次のような疑義が出されました。電子書籍には、大別して「リフロー型」「固定型」「マンガ本」「プリントレプリカ版」がある。キンドルストアで出品されている電子書籍の90%以上は、出版社が紙の本で出した、もっぱら文字だけの紙の本を電子書籍化したものである。固定型は、週刊誌とかナショナルジェオグラッフィックのように写真の多いものを、そのまま電子書籍化したもので、個人で出版できるものではない。
プリントレプリカ版は、Kindle Createで作成したもので、最初から電子化されたものである。キンドルストアに出ているもので、プリントレプリカ版のものは、多分KLPP関係者の出版したものだけかも知れない。プリントレプリカ版は、紙の本では不可能な、URLの埋め込みや、画像のサイズ、枚数、配置の制限もないし、その発展型であるインタラクティブ版では、音声や動画の埋め込みもできる。そもそも「書籍」と呼ぶよりマルティメディアドキュメントと呼ぶほうがふさわしいものです。(藤掛の作品はドキュメンタリー風のものが多い。)
KLPP の目指すところは、紙の本の出版ではなくて、紙の本ではできないフォーマットを持つプリントレプリカ版を Kindle Create を使ってself publish することである。しかも、営利を求めず、本来は無料で配布してもよいけど、Amazonの指定する最低価格99円に1円プラスして、切りのよい100円で提供する。そのためにKLPPでは、100円ショップが設けてある。
数カ月前に、驚くべきことが起こった。Amazon.co.jp で以前から繰り返し、Kindle Createでは、日本語の本は出版できませんと、警告を発していた。それが、Kindle Create で日本語の本を出版できますと、KDPのサイトで発表したのです。しかし、その発表の説明の中に、Kindle Literacryのない人には理解不可能な内容が含まれていました。「Kindle Create で日本語の本を出版する場合は、Kindle Create をinstall する時に、言語は英語を選んでください。日本語を選ぶと、日本語の本は漫画本しか出版できません。」これは、どういうことか、これまでAmazon.co.jp の警告にもかかわらず、Kindle Create で日本語の本を出版してきた Kindle Literacry のあるKLPP関係者にはよくわかりますが、KLPP と縁のなかった人には、理解不可能でしょう。まあ、これを理解するには、KLPP のサロンかworkshop に参加してもらうしかないですね。そして、いま一つ大事なことは、Kindle Create を英語で install すると menuはすべて英語ですから、英語がちんぷんかんぷんな人には、使いこなせないでしょう。
Amazon.co.jp の方針転換は、ひょっとすると、私達が、その警告を無視して Kindle Createで日本語の本を出し続けたのを容認した結果ではないか、という意見がありました。真偽を確かめることはしないことにし、今後も KLPPで啓発する必要を確認しました。
その他、数人のサロンは自由に発言できる利点があり、いろいろとりとめない’発言がありましたが、ここにまとめるのは、面倒ですので省略します。サロン時間の終わり頃に、倉地さんから、これまでのKLPPの活動を、メンバー各自の原稿を持ち寄って、3巻のキンドル版にまとめて出版する計画が提案され、一同大いに感銘し賛同しまし、次回から具体的検討に入ることにしました。その提案の内容は、KLPPの LINE に掲載されています。KLPP の LINE menberになると、いろいろな有益な情報に接しれますよ。なりたい人は、サロンに参加して登録してください。来るものは拒まず、去るものは追わず、が KLPP のpolicy です。
次回は12月14日(日)です。
過去の記事はこちらです
KLPP News (2025.9.17)
2ヶ月ぶり4回目の KLPP サロンをしました。出席者は8人でした。
サロンの女主人の松川会長の coordinate で進行しました。 あらかじめ藤掛顧問がKLPP LINE のグループチャットで提案していた topics の中から、先ずは、KLPPでは、KDP にKindle Create を使い、Print Replica 版で出版するメリットが話題になりました。
Amazon.co.jp が、今までKindle Create では日本語の本の出版はできない、と言っていたのが、日本語の本も出版できると公開していることが藤掛顧問から紹介されました。それどころか、これまでキンドル出版の主流だった mobi file での出版を中止するという発表もあったそうです。
現在のアマゾンのキンドルストアで販売されている出版社発行のキンドル本の9割はリフロー型で図表はページ内でなく、独立したページに白黒で小さく提示されるだけです。新聞で連載される小説は挿絵が重要ですが、それがキンドル本として出版されると挿絵は全部なくなります。もっとも紙の本でもなくなりますが。
Kindle Create のメリットは、画像がサイズや枚数の制限なく、しかも自由な位置に配置できることです。またその画像情報を埋めこむこともできます。引用する Wikipedia などのサイトと URL を、そのまま掲載するのでなく、そのサイトのタイトルに埋めこむこともできます。それなのに現在のキンドルストアで Print Replica 版で出版されているのは、KLPP 関係者の self publishing のものだけではないか、という指摘もありました。
次に原稿作成に Wordと Google Document とどちらが良いかについては、KLPP としては、Google document を推奨することを明確にしました。その理由は自動的に cloud に保存され、どの端末からもアクセスできる。スマートフォンでも編集できる。新しい端末を買っても同じ環境が直ぐ再現できるなど、Word より優れたメリットがいろいろ挙げられました。
Cloud に保存されるので、その保存容量に気をつける必要がある、と藤掛顧問より忠告がありました。藤掛顧問は年に3万円位払って2TBの契約をしていると聞いて皆さんビックリしてました。10万円以上する iPhone を買うよりやすい Android スマートフォンを買って、ソフト面に金を使うべき、ということでした。
その他作家と著者の違いなども話題になりました。
KLPP News (2025.7.7)
2025年7月6日(日)、第3回KLPPサロンを開きました。サロンの案内を岐阜の生活情報誌「月刊ぎふと」7月号に載せていただきました。「電子書籍をセルフ出版しませんか?」という広告見出しです。
それを見て来られた方もいて、総勢12名の参加でした。松川禮子氏(KLPP代表)が、自身の未発行著書原稿をKDP (Kindle Direct Publishing)を使って出版する手順を実際に行うというデモンストレーションを行いました。
ものの30分で出版の作業が済んでしまうほど、Kindle本出版の手順は簡単であることがわかりやすく提示されました。ちなみにこの日の12時には、当該の著書がAmazonで販売になりました。まさに「サルでもできる・・・」ですね。
初参加の方も多く、参加された皆様からは、Kindle出版に関する質問がたくさん出て、経験のある一般参加者の方もアドバイスされるなど、活発な活動が展開されました。
セルフ出版の具体的なイメージが持てたと思いますので、あとはコンテンツ作成です。経験者がアドバイスしますので、気軽に参加してください。次回は9月14日です。
KLPP News (2025.6.16)
2025年6月15日(日)、第2回KLPPサロンを開きました。新たに、昨年の研修会修了者のKさんが顔を見せてくれました。
今回も談論風発、近年のデジタル化による出版業界の変化なども話題になりました。Kindle本のような電子書籍のセルフ出版が可能になったことにより、これまでの出版業界における「ゲートキーパー」の役割が変化していること。読者の多様化や多様な作品の登場による、文学フリマなど新たな流通の台頭。
そんな流れの中で、KLPPのKindle本セルフ出版は、freedom of speech ならぬfreedom of pressを地で行く活動であること、Kindleには3つの形式があるが、プリントレプリカは、KLPPの関係者以外には日本ではほとんど使われていないことなどが語られました。Kindle Literacyが広く理解されるためのtipping point がいつどんな形で現れるかは分かりませんが、楽しみです。次回は7月6日です。
KLPP News (2025.05.25)
2025年5月25日(日)、第1回KLPPサロンを開きました。出席者10名、机を正方形に並べ変え、談論風発楽しいサロンになりました。
KLPPとしては初の集まりでした。これを機会に既にホームページに写真付きで提示されている役職者以外の当日の出席者は、KDPP fellow として、それぞれのコラムを設け、顔写真と出版キンドル本の紹介することにしました。
今後の promotion としては、先ず自分のキンドル本を友人/知人に紹介するとして、そのためには、その人たちのスマートフォンのホーム画面にKLPPの homepage のURLのショートカットicon を追加してもらい、 one tap で homepage にアクセスし、そこからキンドルストアに直行して購入できるようにするのがよいと合意しました。
参加者の中にはそのショートカットが作成できてない方もあったので、先ず自分のAndroid か iPhone にショートカットを追加する作業を行いました。更には、Androidのplay store, iPhoneのApple store から無料のKindle reading アプリをdownloadしてもらい、アマゾンのアカウントを持ってない人にはコンビニでアマゾンプレゼントカードでの購入方法を手引きする、というpromotion strategy を話し合いました。
ということで、取り敢えず第1回のサロンは次回6月15日の再会を約して解散しました。
実は、キンドル本を出版したいのでその手引きをしてほしいという問合せが事前に図書館を通じてあったのですが、当人が現れなかったのでKDP workshopは開けなかった、ということが少し残念でした。