Kindle Literacy Promotion Project
Kindle Literacy Promotion Project
KLPP News (2025.9.17)
2ヶ月ぶり4回目の KLPP サロンをしました。出席者は8人でした。
サロンの女主人の松川会長の coordinate で進行しました。 あらかじめ藤掛顧問がKLPP LINE のグループチャットで提案していた topics の中から、先ずは、KLPPでは、KDP にKindle Create を使い、Print Replica 版で出版するメリットが話題になりました。
Amazon.co.jp が、今までKindle Create では日本語の本の出版はできない、と言っていたのが、日本語の本も出版できると公開していることが藤掛顧問から紹介されました。それどころか、これまでキンドル出版の主流だった mobi file での出版を中止するという発表もあったそうです。
現在のアマゾンのキンドルストアで販売されている出版社発行のキンドル本の9割はリフロー型で図表はページ内でなく、独立したページに白黒で小さく提示されるだけです。新聞で連載される小説は挿絵が重要ですが、それがキンドル本として出版されると挿絵は全部なくなります。もっとも紙の本でもなくなりますが。
Kindle Create のメリットは、画像がサイズや枚数の制限なく、しかも自由な位置に配置できることです。またその画像情報を埋めこむこともできます。引用する Wikipedia などのサイトと URL を、そのまま掲載するのでなく、そのサイトのタイトルに埋めこむこともできます。それなのに現在のキンドルストアで Print Replica 版で出版されているのは、KLPP 関係者の self publishing のものだけではないか、という指摘もありました。
次に原稿作成に Wordと Google Document とどちらが良いかについては、KLPP としては、Google document を推奨することを明確にしました。その理由は自動的に cloud に保存され、どの端末からもアクセスできる。スマートフォンでも編集できる。新しい端末を買っても同じ環境が直ぐ再現できるなど、Word より優れたメリットがいろいろ挙げられました。
Cloud に保存されるので、その保存容量に気をつける必要がある、と藤掛顧問より忠告がありました。藤掛顧問は年に3万円位払って2TBの契約をしていると聞いて皆さんビックリしてました。10万円以上する iPhone を買うよりやすい Android スマートフォンを買って、ソフト面に金を使うべき、ということでした。
その他作家と著者の違いなども話題になりました。
過去の記事はこちらです
この度、KLPPは岐阜県図書館の研修室にて、月1回のKLPPサロンを開催することになりました。
本サロンでは、すでにKDPでセルフ出版をされている方々が、ご自身の作品紹介や今後の執筆計画について語り合う場を設けます。また、これからKDPでのセルフ出版に挑戦したい方々を対象としたワークショップも同時開催いたします。
**今後の開催予定**
* 5月25日(日)午前10時~11時30分
* 6月15日(日)午前10時~11時30分
* 7月6日(日)午前10時~11時30分
* 9月14日(日)午前10時~11時30分
*10月12日(日)午前10時~11時30分
*11月9日(日)午前10時~11時30分
**会場**
岐阜県図書館 第1研修室
**参加について**
* 事前登録は不要です。
* 参加料は無料です。
* 開始時刻に遅れての参加や、途中の退席もご自由です。
お気軽にお立ち寄りください。お友達をお誘い合わせの上、ご参加いただくことも歓迎いたします。
キンドル・ダイレクト・パブリッシングで出版した人なら、こんな経験をしたことがあるでしょう。特に初めて出版した人には。嬉しくて、友人・知人に「キンドルで本出したよ」と言っても、「キンドルって何?」という返事が返ってきてがっかりした、ということが。
そもそも、キンドル本が、今や誰でも持っているスマートフォンで、無料のアプリを入れて読める、ということも知らない人が多いです。更には、キンドルというものがあるとは知っていても、どこで買ってよいか、知らない人もいます。Amazonでショッピングすることに慣れている人でも、現在はスマートフォンのショッピングアプリでキンドル本が買えなくなっているので、アマゾンのキンドルストアへわざわざ行かない人もいます。そんな人には、スマートフォンの画面上にキンドルストアのサイトのアイコンを載せる手があります。
また、紙の本を読むことは、CO2の排出を増やし、地球温暖化につながることを知らない人もいます。
そういう人たちに、キンドル本を読むことのメリットを伝え、キンドルダイレクトパブリッシングでは、無料で、簡単に自分で出版できるし、更には、出版できたら、友人・知人にメールや LINE ですぐにその場で、あなたの本のキンドルストアサイトを伝える方法もあります。
そんなキンドルについての知識 (Kindle Literacy) を広く世に伝え(promote)ようと、キンドル本を何冊も出版した有志が語らって立ち上げたプロジェクト(project) が、Kindle Literacy Promotion Project (略称 KLPP)です。
その存在を世に知らしめるため、ここに Home Page を開設することにしました。
先ずは、Kindle についていろいろ知りたい人は、冒頭に掲げた本を読んでください。この本は、 Creative Commons に登録してあります。自由にコピーするなり、引用するなりして、この本のサブタイトルにあるように、キンドルについて、知らなきゃ Son (損) で Sin (罪)でもあることを伝え、もっと多くの人がキンドル本などの電子書籍を読むように、この本を利用してください。
藤掛庄市経歴
学歴及び職歴
1936年6月28日 愛知県江南市に生まれる
1943年4月 布袋小学校入学(当時は国民学校)
1949年3月 布袋小学校卒業
1949年4月 滝学園滝中学校入学
1952年3月 滝学園滝中学校卒業
1952年4月 滝学園滝高校入学
1955年3月 滝学園滝高校卒業
1955年4月 東京教育大学文学部英語学英米文学専攻入学
1959年3月 同学同専攻卒業
1959年4月 名古屋市立富田中学校教諭
1961年3月 同校依願退職
1961年4月 名古屋大学大学院文学研究科英文学専攻修士課程入学
1963年3月 同大学院修士課程修了(文学修士)
1963年4月 同大学院博士課程進学
1966年3月 同大学院博士課程単位修得満期退学
1966年4月 名城大学薬学部専任講師(英語担当)
1967年3月 同大学依願退職
1967年4月 岐阜大学教育学部英語英文学科専任講師
1970年4月 同助教授
1971年9月 文部省在外研究員University of California at San Diegoへ
1972年9月 帰国
1976年4月 ドイツ連邦共和国(当時西ドイツ)ヴッパ-タル大学客員
1976年9月 帰国
1981年 岐阜大学教育学部教授(英語教育講座英語科教育担当)
1995年 岐阜大学教育学部付属カリキュラム開発研究センター長
1999年 各務原市教育委員(2003年5月まで)
1999年 巣南町国際・情報教育顧問(2003年3月まで)
1999年 金山町国際・情報教育コンサルタント(2003年3月まで)
2000年 萩原町国際・情報教育コンサルタント(2003年3月まで)
2000年3月 岐阜大学定年退官
2000年4月 SFラーニングシステムズ設立
2000年4月 Global Human Network 計画設立
2015年4月 愛知きわみ看護短大客員教授(英語)(2017年3月まで)
英語教育研究・開発歴
1971年『英語教育の変革』出版(SF Press)
1976年「現代英語教育」誌に1年間「英語教育モジュラーシステ
ム」連載
1977年 文部省特定研究「言語」より3年間の科学研究助成金
1980年 帝人教育システムより児童英語教育システム開発依嘱
1980年『英語教育の変革80‘s』出版(東京・学文社)
1981年 教育出版英語教科書One World中央著者(以後6年間)
1982年 RILA(Research Instistute of Language Arts)設立
1982年 文部省特定研究「言語の教育」より3年間の科学助成金
(1980年、1981年も別途科学研究助成金 総額2,000万円強)
1986年 ヤマハ「子どもの英語教室」カリキュラム開発を依嘱
1994年 新設東海学園大学英語教育システム開発委嘱
1996年 新設皇學館大学社会福祉学部英語学習システム開発委嘱
Computer Extended Language Learning System 開発
1997年 カナダのヴィクトリア大学で開かれた国際学会 FLEAT3で
plenary シンポジウムでパネリストを務める
1999年 第12回国際応用言語学会(AILA '99 TOKYO)にて研究発表
2000年 マルチメディア英語学習システムMy Life Series発表
2001年 マルチメディア英語学習システムMy World Series発表
2002年 成人用及び、大学用マルチメディア英語学習システム
GHN Series 発表
2010年 ブログ「英語学習もろもろ」 開始 Biglobe
(2023年1月ブログサイト閉鎖)
2014年 Evernote による smartphone/tablet 用英語学習
マルチメディア カリキュラム開発。
2016年 岐阜県立図書館「ICTグローバルコミュニケーション」
開講。
2017年 岐阜県総合教育センター 高校英語教師対象の
ICT Active Learning Supporting Tactics 開講。
国際交流活動
1982年 岐阜大学初代国際交流委員長に就任(以後3期6年間)
この間にアラスカ大学フェアバンクス校、サンディエゴ・
ステイト大学、ブラジルのカンピーナス大学、スエーデン
のルンド大学の国際交流提携を次々と実現
1982年 岐阜市親善使節団カンピーナス市訪問
1983年 岐阜大学初代国際交流室長を兼務( 以後5年間)
1987年 岐阜県日米協会発足に際し、初代事務局長に就任(以後
2002年度まで8期14年)
1987年 岐阜県金山町とアメリカ合衆国アラスカ州ケチカン市との
教育交流提携を斡旋
1988年 岐阜県国際交流団体連絡協議会 (GIA) を発足させる
初代事務局長 (3期6年間)以後2002年度まで副会長)
1988年 岐阜県板取村とアメリカ合衆国アラスカ州ノースポール市
との教育交流提携を斡旋
1989年 GIA主催第一回国際運動会を produce
1990年 GIA主催第一回ハロー岐阜、ハローワールドを produce
1990年 岐阜市姉妹都市推進協議会副会長 (1999年まで)
1991年 岐阜市親善使節団シンシナティー市訪問
1992年 長良川国際ジャズフェスティバルを produce
1994年 岐阜市親善使節団フィレンツェ、ウイーン市訪問
1995年 岐阜県ハンガリー協会監事 (継続中)
1996年 ハンガリー協会ブダペスト訪問
2003年 木曽川日米市民協会設立運営委員長(2004年3月まで)
2004年 財)日本国際交流センターと国際交流基金日米センター
共催日米地域 間交流活性化検討委員 (2年間)
昭和49年5月 岐阜大学教育学部助手
昭和53年4月 教育学部助教授
平成10年10月 教育学部教授
平成12年4月 生涯学習教育研究センター長
平成14年4月 評議員
平成14年4月 教育学部附属カリキュラム開発研究センター長
平成16年4月 教育学部副学部長
平成19年2月 名誉教授称号授与
平成19年2月 岐阜県教育委員会教育長
平成30年4月 岐阜女子大学長
令和6年4月 東海国立大学機構理事
事務局長 亀山太一(岐阜工業高等専門学校名誉教授)
経歴(クリックすると開きます)
昭和57年3月 岐阜大学教育学部英語英文学科卒業
昭和62年3月 愛知教育大学大学院教育学研究科修了
平成1年4月 岐阜工業高等専門学校助手
平成5年4月 同 助教授
平成17年4月 同 教授
令和5年5月 名誉教授称号授与
プロモーター 棚橋玲衣
2016年度から2019度にかけて KLPP藤掛顧問が担当して、岐阜県立図書館で左記のような講座を開設しました。その講座で20人以上の人が、英語で "Stories of My Life" というタイトルのKindle本を出版しました。
このタイトルを click/tap すると、その一覧表を見ることができ、それらの表紙画像を click/tap するとKindleストアのそれぞれのKindle本のサイトへ直行し、直ちに読むことができます。
KLPP 新刊コーナー
皆さんは「神様」というと、どういう姿を思い浮かべますか。どこにいると思いますか。神社にいると思いますか。その神様を見かけたことはありますか。
多くの日本人、特に地方の “田舎” に住んでいる人にとって、もっとも身近な「神様」は、近くにある氏神様の「神様」でしょう。
その氏神様には、どういう神様が祀られているか知ってますか。お祈りを捧げる神殿には、何が祀られているか、見たことありますか。
「伊勢神宮」は、「神社」ではないのですか。「出雲大社」は、「神社」ですか。
神様というと、表紙画像のように、男の神様のイメージが強いですが、日本には、女神も沢山います。そもそも天照大御神は、女神です。
「神様」とは言っても「女神様」とはあまり
言わないのはなぜでしょう。
神話に出てくる神様だけでなく、豊臣秀吉を祀った豊国神社や、乃木将軍夫妻を祀った乃木神社など、人間を神様にした神社が沢山あります。他にどのような人が、神様になっているでしょうか。
靖国神社には、どういう人が祀られているでしょうか。
「神社」と言わず、「大社」「八幡宮」「稲荷」などというのは、「神社」の一種なのか。
徳川家康を祀った「東照宮」は、「神社」と言ってもよいのか。
一昔前は、どの家にもあった「神棚」には、どういう神様が祀られていたか。また、人々はその神棚に向かって何を祈っていたか。
楠木正成は忠君として、全国各地に正成を祀る神社がありますが、逆臣と見なされた足利尊氏を祀る神社もあるのか。
お寺には、必ず仏像があるが、神社で、神像を見たことはありますか。
時代劇や時代小説で、「道祖神」がよく出てきますが。あれは、どういう「神様」なのか。
日本のプロ野球でクローザーが「守護神」と呼ばれます。メジャーリーグでも「守護神」というか。「守護神」の代表格、佐々木主裕投手は「大魔神」と呼ばれました。そもそもそんな神様はいたのか。
どうですか、これだけでも、答えはわかりますか。
私自身、これらのことについてほとんど知りませんでした。日本人として、これでは困ると思って、本文で紹介するような方法でいろいろ調べて、私なりにまとめたのが、この『神様の話』です。
このキンドル本は、私が、2015年度と2016年度に、私の家から車で10分くらいのところにあった当時の「きわみ看護短大」(現一宮研伸看護大学)で、非常勤講師として、1年生の英語クラスを週に一回、1年間担当した時の、最初の数回のクラス模様をドキュメンタリー風に記述したものを主にして、さらにその後の学習状況を記したものです。
当時の、そして、現在の大学を含め学校英語教育の常識とかけ離れた「クラス模様」を"参観" してみてください。
そして、最後の方には、ブログの続きとして、当時から現在に至る、英語教育を含む学校教育の mindset について批判的なことを記しています。現在の学校教育の現状と照らしあわせてみてください。
なお、このドキュメンタリーを読んでいただくと、つい最近キンドル出版した。My Life Child Edition の学習指導法の参考になります。
世界の大富豪は、富豪になると、美術品を集め始める人が多い。集めるだけでなく、自分の名を冠した美術館を建て、自分のコレクションを公開する。
マイクロソフトの創設者の Bill Gates は、大富豪になり、やはり美術品を集め始めた。しかし、彼の場合は、リアルな作品は集めなかった。
世界中の美術館の作品のデジタル画像を集めて、それをシアトルに建てた大邸宅の廊下の壁に並べた50インチのモニター画面で鑑賞する、というアートギャラリーを構築した。そのために、billion dollars を使った。
2014年に彼は、そのコレクションをネット上に公開し、誰もが無料で鑑賞できるようにしようとしたが、残念ながら失敗してしまった。
その間の事情は、次の二つの記事で紹介されている。
①How to get Bill Gates' billion dollar art collection for free
https://livingonthecheap.com/free-bill-gates-art-collection/
②Artkick, or Why did the New York Times write about this terrible app?
https://hyperallergic.com/104051/artkick-or-why-did-the-new-york-times-write-about-this-terrible-app/
Bill Gates が、そのスタッフを使って、Digital art collection を構築している間に、画像フォーマットが、Microsoft 標準の BMP からjpeg がとって代わって普及した。その結果
ネット上に写真画像や絵画作品の画像が大量に upload された。さらには、Olga's Gallery を最初として、Google Art & Culture、Wikiart など、ネット上で、自由に古今東西の名画を free で download できるサイトがいくつも誕生した。
また、2001年から Google で画像検索ができるようになり、目当ての作家の作品を見つけ出すことが容易になり、それが reuse できるかどうかの確認も簡単にできるようになった。
そういう環境を利用すれば、例えば 3万円前後の Chromebook があれば、Google Document上で、自分の好きな作家の美術作品をネット上から収集して、それを自分なりのセンスで curate することによって、自分の展覧会を開催することができる。それを、Kindle Book で出版すれば、世界中の人に公開できる。
Kindle Book を、smartphone/tablet に download して、HDMI で、今では各家庭に普及している 40-50 inch 以上のテレビモニターに繋げば、Bill Gates が、シアトルの豪邸でしていると同じ事ができる。
先に kindle Direct Publishing (KDP) した『私のカラバッジョ』は、カラバッジョという、ひとりの画家の作品から、私の好きな作品だけ集めて、私なりに curate した「展覧会」だった。
今回は、2019年、東京都美術館と愛知県の豊田市美術館で開催された「クリムト展」のポスターを飾った、旧約聖書外典の『ユディト記』の主人公ユディトを描いた、西洋の古今の画家による名作を集めて curate したものを、KDP で公開することにした。
Smartphone/tablet に download し、テレビにつないで、『私のユディト』を、ぜひ鑑賞してください。
鑑賞するだけでなく、自分でも、こういう digital art gallery を作りたい、と思いたったらどうですか。楽しいですよ。
西洋絵画には、特に中世からバロック時代にかけて、聖書の物語を描いた絵画・版画・彫刻が数多くあります。
今回、この『私のマグダラのマリア』を curate している時に、改めて気が付いたのは、彼女をテーマにしたものがキリスト本人や聖母マリアより、もっと多いのではないか、ということです。
私がマグダラのマリアに興味をもったきっかけやその理由は、本書の「まえがき」に記してあります。
いざ、Google Arts & Culture や Google 画像検索で、聖書に記された彼女の"人生"を描いた絵画を集め始めたら、どんどん増えてしまいました。そこで、本書の最後に記したように、キリスト生前までの出来事を Part 1 とし、キリスト磔刑後の出来事をPart2 として2部に分けることにしました。
本書に掲載した画像をすべて public domain のもので、それぞれの画像をclick/tap すれば、その情報を記したサイトに飛ぶことができます。
この『英語ものしり帖』From head to toe シリーズは、今より9年前の2016年から2017年にかけて、「でんでんコンバータ」を使って、リフロー型で KDP で出版したものです。
2017年後半に Textbook Creator を知り、それより後は KDP にはこれを使い、さらに2年後には 統合されたKindle Create を使って、Print Replica 型で KDP するようになりました。
そうなると、それ以前に「でんでんコンバータ」で出版したキンドル本の “あら” が、いろいろ目につくようになりました。もっとも問題だったのは、画像の枚数とサイズの制限、その配置などの編集に不自由がありました。更には、URL の埋め込み機能がなく、その link はページ上に記載しなければなりませんでした。(もっとも最新版は、これらの不自由は、改善されているかどうかは存じませんが)
そこで、この際、それらの過去にKDPしたものを Kindle Create で Print Replica 型で、順次改訂新版を publish することにしました。
この『英語ものしり帖』From head to toe シリーズ「頭部の巻」は、その第一弾ですが、いろいろ改訂したら、ページ数が200ページを超え、ファイルサイズも大きくなりました。それでも KDP することはできますが、スマートフォンに download する時に時間がかかりすぎる懸念があります。
また、200ページを超えると読むほうも大変です。そこで、思い切って、切りのよいところで半分に分け、Part 1, Part 2 としてpublish することにしました。
この Part 1 では、頭部の「頭」「顔」「目」「鼻」「耳」を取り上げ、 Part 2 では、「口」の部分をとりあげます。
それでは、まずは、ページ画面など一新された Part 1 をまずはお楽しみください。ものしりになりますよ。
この Part 2 は、「頭部」の部分で、Part 1 で取り扱い残した「口部」をもっぱら取り上げています。「口」でなく、なぜ「口部」としたのか、この Part 2 を読み進めて行けば、だんだんわかってきますが、そもそも「口」というものはないのではないか、というのが、今回改訂新版に取り組んだ発見でした。
従って、この Part 2 は、特に後半「顎の巻」と「口の巻」は初版とはまったく違ったものになっています。「口の巻」には「口髭」の話が加わり、更に髭一般の話が加わっています。
口部は、喉、舌、唇、歯、顎から成り立っています。そして、口そのものは、どこか?ということです。答えは、この Part 2 で、見つけてください。「ものしり」になりますよ。
お断り:
この「ものしり帖」シリーズでは、google
検索の hits 数が盛んに引用されています。それは、2017年の初版当時の hits 数で、現在なら違った hits 数になる可能性大です。
しかし、2023年11月ころからhits 数は表示されなくなっています。従って、現在の hits 数は提示できないので、当時のものをそのまま提示してます。
このこと、Part 1でお断りすること、忘れていましたので、改めて、ここでお断りします。
『英語ものしり帖』From Head to Toes の2017年の初版時には、「首の巻」は、「胴体の巻」の冒頭に収められていました。しかし、今回改訂新版を出すに際して、画像を多く追加したり、新たに得た事実を付け加えたら、「首の巻」だけで、130ページを超えてしまいました。
そもそも、例えば、あの有名なサロメの話で、サロメが求めた預言者ヨハネの「首」は、日本語の文献では、すべて「首」になっていますが、英語では head です。そもそも、首は、頭部と胴体をつなぐ身体部分で、あえて言えば、頭部にも胴体にも属していません。そういう意味でも、「首の巻」を、「頭部の巻」と「胴体の巻」の間に、一つのまとまった巻として独立させるのが、理にかなうのではないかと判断し、独立した巻として、改訂新版を publish することにしました。
大金持ちは、美術品を世界中から買いあさります。世界一の長者になったこともある Bill Gates も美術品を集めました。
ただし、彼が集めたのは本物でなく、
In the 1990s, Microsoft founder Bill Gates created a 22-foot-long “video wall” in his Seattle lakefront home. Gates spent many millions of dollars of his own money to create the world’s largest digital art library. The library contained thousands of digitized images of fine art and classic photos.
そのために、何百万ドルもの金を使ったそうです。Bill Gates’ billion-dollar art collection を作ったのです。
同じ金額で、実物の絵画を集めたとしたら、たぶん、何百どころは、何十くらいの作品しか集められなかったでしょう。
Microsoft の founder ならこその着眼点と、スタッフに恵まれたからこそできた偉業でしょう。
しかし、現代の私達は、Bill Gates の ような資金や設備・スタッフを持たなくても、Google の画像検索や、Arts & Cultureや、その他の多様なサイトから、世界各地、各時代の美術品の digital images を copyleft で free で集めることができます。
Digital images ですから、何度 c&p を繰り返しても、部分を切り取って cut & paste しても、画質が衰えることはありません。
すべての人が、その気になれば、そして ICT に習熟し、美的センスがあれば、curator になって、「私の美術館」を作ることができるのです。
作るだけでなく、それを Kindle Direct Publishing で世界中の人々に、公開することもできるのです。
そんなことが、実際できるかどうか、この『わたしのカラヴァッジョ』の中で紹介している Doubting Thomas のような人も大勢いるでしょう。
論より証拠。2019-20年に、札幌、名古屋、大阪で開かれる「カラヴァッジョ展」で多くの人が、その作品に触れるのを機会に、私なりに、私の好きな作品を集め、それを、私なりに curate し、それをキンドル本で出版することによって公開することにしました。
どうぞ、アマゾンのキンドル・ストアへ行って、一冊購入して、『わたしのカラバッジョ』を鑑賞してください。
そして、鑑賞するだけでなく、なろほどこんなことができるか、自分もひとつ好きな画家で、自分の美術館を作って、出版してみよう、と思ってください。
本書で紹介しているように、ITC の進化とGoogle Art &Culture のようなサイトで、著作権問題を解決した過去の芸術作品の名作が、PC上で簡単に蒐集できるようになりました。単に収集するだけでなく、その気になれば美術館の curator の真似をして、自分なりの「展覧会」を企画し、それをキンドルダイレクトパブリッシングで公開することも可能になっています。
とは言っても、そう簡単にできることではありません。その know how を、私の経験を生かして、本書で公開することにしました。
まあ、どういうものか、one coin それも 100 円です。一読してみてください。もっとも、ここに紹介する
curation 術を習得するには、一読では足りないかもしれませんが。
Tips 本サイトを簡単に表示するには
KDP Concierge KDP(Kindle Direct Publishing)に関するご相談に乗ります。
下のFormから送信するか、メールを klpp.concierge@gmail.com 宛にお送りください。