Kindle Literacy Promotion Project
Kindle Literacy Promotion Project
KLPP News (2025.7.7)
2015年7月6日(日)、第3回KLPPサロンを開きました。サロンの案内を岐阜の生活情報誌「月刊ぎふと」7月号に載せていただきました。「電子書籍をセルフ出版しませんか?」という広告見出しです。
それを見て来られた方もいて、総勢12名の参加でした。松川禮子氏(KLPP代表)が、自身の未発行著書原稿をKDP (Kindle Direct Publishing)を使って出版する手順を実際に行うというデモンストレーションを行いました。
ものの30分で出版の作業が済んでしまうほど、Kindle本出版の手順は簡単であることがわかりやすく提示されました。ちなみにこの日の12時には、当該の著書がAmazonで販売になりました。まさに「サルでもできる・・・」ですね。
初参加の方も多く、参加された皆様からは、Kindle出版に関する質問がたくさん出て、経験のある一般参加者の方もアドバイスされるなど、活発な活動が展開されました。
セルフ出版の具体的なイメージが持てたと思いますので、あとはコンテンツ作成です。経験者がアドバイスしますので、気軽に参加してください。次回は9月14日です。
過去の記事はこちらです
この度、KLPPは岐阜県図書館の研修室にて、月1回のKLPPサロンを開催することになりました。
本サロンでは、すでにKDPでセルフ出版をされている方々が、ご自身の作品紹介や今後の執筆計画について語り合う場を設けます。また、これからKDPでのセルフ出版に挑戦したい方々を対象としたワークショップも同時開催いたします。
**今後の開催予定**
* 5月25日(日)午前10時~11時30分
* 6月15日(日)午前10時~11時30分
* 7月6日(日)午前10時~11時30分
* 9月14日(日)午前10時~11時30分
*10月12日(日)午前10時~11時30分
*11月9日(日)午前10時~11時30分
**会場**
岐阜県図書館 第1研修室
**参加について**
* 事前登録は不要です。
* 参加料は無料です。
* 開始時刻に遅れての参加や、途中の退席もご自由です。
お気軽にお立ち寄りください。お友達をお誘い合わせの上、ご参加いただくことも歓迎いたします。
キンドル・ダイレクト・パブリッシングで出版した人なら、こんな経験をしたことがあるでしょう。特に初めて出版した人には。嬉しくて、友人・知人に「キンドルで本出したよ」と言っても、「キンドルって何?」という返事が返ってきてがっかりした、ということが。
そもそも、キンドル本が、今や誰でも持っているスマートフォンで、無料のアプリを入れて読める、ということも知らない人が多いです。更には、キンドルというものがあるとは知っていても、どこで買ってよいか、知らない人もいます。Amazonでショッピングすることに慣れている人でも、現在はスマートフォンのショッピングアプリでキンドル本が買えなくなっているので、アマゾンのキンドルストアへわざわざ行かない人もいます。そんな人には、スマートフォンの画面上にキンドルストアのサイトのアイコンを載せる手があります。
また、紙の本を読むことは、CO2の排出を増やし、地球温暖化につながることを知らない人もいます。
そういう人たちに、キンドル本を読むことのメリットを伝え、キンドルダイレクトパブリッシングでは、無料で、簡単に自分で出版できるし、更には、出版できたら、友人・知人にメールや LINE ですぐにその場で、あなたの本のキンドルストアサイトを伝える方法もあります。
そんなキンドルについての知識 (Kindle Literacy) を広く世に伝え(promote)ようと、キンドル本を何冊も出版した有志が語らって立ち上げたプロジェクト(project) が、Kindle Literacy Promotion Project (略称 KLPP)です。
その存在を世に知らしめるため、ここに Home Page を開設することにしました。
先ずは、Kindle についていろいろ知りたい人は、冒頭に掲げた本を読んでください。この本は、 Creative Commons に登録してあります。自由にコピーするなり、引用するなりして、この本のサブタイトルにあるように、キンドルについて、知らなきゃ Son (損) で Sin (罪)でもあることを伝え、もっと多くの人がキンドル本などの電子書籍を読むように、この本を利用してください。
藤掛庄市経歴
学歴及び職歴
1936年6月28日 愛知県江南市に生まれる
1943年4月 布袋小学校入学(当時は国民学校)
1949年3月 布袋小学校卒業
1949年4月 滝学園滝中学校入学
1952年3月 滝学園滝中学校卒業
1952年4月 滝学園滝高校入学
1955年3月 滝学園滝高校卒業
1955年4月 東京教育大学文学部英語学英米文学専攻入学
1959年3月 同学同専攻卒業
1959年4月 名古屋市立富田中学校教諭
1961年3月 同校依願退職
1961年4月 名古屋大学大学院文学研究科英文学専攻修士課程入学
1963年3月 同大学院修士課程修了(文学修士)
1963年4月 同大学院博士課程進学
1966年3月 同大学院博士課程単位修得満期退学
1966年4月 名城大学薬学部専任講師(英語担当)
1967年3月 同大学依願退職
1967年4月 岐阜大学教育学部英語英文学科専任講師
1970年4月 同助教授
1971年9月 文部省在外研究員University of California at San Diegoへ
1972年9月 帰国
1976年4月 ドイツ連邦共和国(当時西ドイツ)ヴッパ-タル大学客員
1976年9月 帰国
1981年 岐阜大学教育学部教授(英語教育講座英語科教育担当)
1995年 岐阜大学教育学部付属カリキュラム開発研究センター長
1999年 各務原市教育委員(2003年5月まで)
1999年 巣南町国際・情報教育顧問(2003年3月まで)
1999年 金山町国際・情報教育コンサルタント(2003年3月まで)
2000年 萩原町国際・情報教育コンサルタント(2003年3月まで)
2000年3月 岐阜大学定年退官
2000年4月 SFラーニングシステムズ設立
2000年4月 Global Human Network 計画設立
2015年4月 愛知きわみ看護短大客員教授(英語)(2017年3月まで)
英語教育研究・開発歴
1971年『英語教育の変革』出版(SF Press)
1976年「現代英語教育」誌に1年間「英語教育モジュラーシステ
ム」連載
1977年 文部省特定研究「言語」より3年間の科学研究助成金
1980年 帝人教育システムより児童英語教育システム開発依嘱
1980年『英語教育の変革80‘s』出版(東京・学文社)
1981年 教育出版英語教科書One World中央著者(以後6年間)
1982年 RILA(Research Instistute of Language Arts)設立
1982年 文部省特定研究「言語の教育」より3年間の科学助成金
(1980年、1981年も別途科学研究助成金 総額2,000万円強)
1986年 ヤマハ「子どもの英語教室」カリキュラム開発を依嘱
1994年 新設東海学園大学英語教育システム開発委嘱
1996年 新設皇學館大学社会福祉学部英語学習システム開発委嘱
Computer Extended Language Learning System 開発
1997年 カナダのヴィクトリア大学で開かれた国際学会 FLEAT3で
plenary シンポジウムでパネリストを務める
1999年 第12回国際応用言語学会(AILA '99 TOKYO)にて研究発表
2000年 マルチメディア英語学習システムMy Life Series発表
2001年 マルチメディア英語学習システムMy World Series発表
2002年 成人用及び、大学用マルチメディア英語学習システム
GHN Series 発表
2010年 ブログ「英語学習もろもろ」 開始 Biglobe
(2023年1月ブログサイト閉鎖)
2014年 Evernote による smartphone/tablet 用英語学習
マルチメディア カリキュラム開発。
2016年 岐阜県立図書館「ICTグローバルコミュニケーション」
開講。
2017年 岐阜県総合教育センター 高校英語教師対象の
ICT Active Learning Supporting Tactics 開講。
国際交流活動
1982年 岐阜大学初代国際交流委員長に就任(以後3期6年間)
この間にアラスカ大学フェアバンクス校、サンディエゴ・
ステイト大学、ブラジルのカンピーナス大学、スエーデン
のルンド大学の国際交流提携を次々と実現
1982年 岐阜市親善使節団カンピーナス市訪問
1983年 岐阜大学初代国際交流室長を兼務( 以後5年間)
1987年 岐阜県日米協会発足に際し、初代事務局長に就任(以後
2002年度まで8期14年)
1987年 岐阜県金山町とアメリカ合衆国アラスカ州ケチカン市との
教育交流提携を斡旋
1988年 岐阜県国際交流団体連絡協議会 (GIA) を発足させる
初代事務局長 (3期6年間)以後2002年度まで副会長)
1988年 岐阜県板取村とアメリカ合衆国アラスカ州ノースポール市
との教育交流提携を斡旋
1989年 GIA主催第一回国際運動会を produce
1990年 GIA主催第一回ハロー岐阜、ハローワールドを produce
1990年 岐阜市姉妹都市推進協議会副会長 (1999年まで)
1991年 岐阜市親善使節団シンシナティー市訪問
1992年 長良川国際ジャズフェスティバルを produce
1994年 岐阜市親善使節団フィレンツェ、ウイーン市訪問
1995年 岐阜県ハンガリー協会監事 (継続中)
1996年 ハンガリー協会ブダペスト訪問
2003年 木曽川日米市民協会設立運営委員長(2004年3月まで)
2004年 財)日本国際交流センターと国際交流基金日米センター
共催日米地域 間交流活性化検討委員 (2年間)
昭和49年5月 岐阜大学教育学部助手
昭和53年4月 教育学部助教授
平成10年10月 教育学部教授
平成12年4月 生涯学習教育研究センター長
平成14年4月 評議員
平成14年4月 教育学部附属カリキュラム開発研究センター長
平成16年4月 教育学部副学部長
平成19年2月 名誉教授称号授与
平成19年2月 岐阜県教育委員会教育長
平成30年4月 岐阜女子大学長
令和6年4月 東海国立大学機構理事
事務局長 亀山太一(岐阜工業高等専門学校名誉教授)
経歴(クリックすると開きます)
昭和57年3月 岐阜大学教育学部英語英文学科卒業
昭和62年3月 愛知教育大学大学院教育学研究科修了
平成1年4月 岐阜工業高等専門学校助手
平成5年4月 同 助教授
平成17年4月 同 教授
令和5年5月 名誉教授称号授与
プロモーター 棚橋玲衣
2016年度から2019度にかけて KLPP藤掛顧問が担当して、岐阜県立図書館で左記のような講座を開設しました。その講座で20人以上の人が、英語で "Stories of My Life" というタイトルのキンドル本を出版しました。
このタイルを click/tap すると、その一覧表を見ることができ、それらの表紙画像を click/tap するとキンドルストアのそれぞれのキンドル本のサイトへ直行し、直ちに読むことができます。
KLPP 100 円ショップ (KLPP推薦本)
最近、若者が本を読まなくなった、と言われます。その原因についていろいろ言われていますが、その中のひとつに本の価格の高騰があります。最も手軽で300円くらいで買えた文庫本が、最近では500円以上のものが多く、中には1000円以上するものもあります。普通の書籍となると1500円以上するものがほとんどで、2000円以上するのが普通になっています。Kindleストアのキンドル版のほとんどは、出版社が紙の本として出版したものを電子書籍化したものです。最初の頃は、Kindle版は、紙版より安い価格設定でしたが、最近では、ほぼ同じ価格になっています。KLPPの推薦本は、紙の本を電子化したものでなく、KDP(Kindleダイレクト・パブリッシング)で最初からキンドル版で出版したもので価格は原則100円です(注:100円ショップに100円以上のものがあるように、出版費用が多くかかったものには、100円以上のものもあります)。そして、これらの推薦本は、KLPP のスタッフが、その出版についてアドヴァイスやサポートを行い、出版社による市販の本の水準に劣らないものです。
これらの本は、しかしながら、Kindleストアの膨大な数のKindle本の中に埋もれてしまって、一般の人に目にはなかなか届きません。そこで KLPP としては、ホームページを設け、そこで推薦本を紹介することにしました。それらのいくつかには、著者の言葉が添えられています。表紙画像の真ん中の下の矢印を click/tap すると著者の言葉が出てきます。(注:全部の本に著者の言葉を添えるように努力中です)。これらの本の表紙画像を click/tap すると、アマゾンのキンドルストアのこの本のサイトへ直行します。そこで、one click/tap で購入することができます。One coin(100 yen)です。Kindle Unlimited(読み放題)に登録している人は無料で読めます。
今後新刊本が出る都度、付け加えて行きます。友人・知人の方に、このホームページを紹介し、ここに紹介・推薦してあるKindle本を一人でも多くの人に読んでいただくようお願いする次第です。
「自分で本を出版できる」そんな事、今まで考えてもいませんでした。
本は本屋で気に入ったものを購入するか、図書館で知ってる著者の話題になった
本を手にすることが常でした。
何年か前から電子書籍(kindle本)を購入して閲覧する。
という様に僕の読書スタイルは広がりました。
でもそれは、あくまで読み手としての立場に変わりはありませんでした。
岐阜図書館の「電子書籍出版講座」を受講して、Kindleで自分で本を出版する
ノウハウを教わりました。と同時に講座の目標が「自分の書いた本」を出版する
ことだったので、初めて自分で短編小説を書きました。
素人だし、初めてなので「何かの拠りどころが欲しい」と考えていました。
「電子書籍はリンクを貼ることができる」このことで、ハッと閃きました。
「そうだ、歌謡曲をモチーフにして恋愛小説を書こう。そして歌手の歌う姿の
動画をリンクさせよう。」
そんな風にして、小説を書きました。僕の書いた本がちょっとでも読み手の心を
動かすことができたなら、それは二人の偉大な歌手「八代亜紀」と「柳ジョージ」
のおかげです。改めてお二人にに感謝します。
教育はすべての子どもたちを幸せにするためにあります。しかし現在の学校教育はその目標を達成しているとは言いがたい状況です。
明治時代に現在の学校教育の体制が始まって以来、150年以上経っても、できる子どもをそれ以上に伸ばすことができず、できない子はできないままに進んでいます。
授業の内容が理解できず、何もできないまま時間が過ぎてしまう生徒も全国には大勢いるでしょう。心が痛みます。
その責任は現場の先生方のだけが負うものではありません。先生方ひとり一人は毎日命がけで教育に取り組んでおられます。
全国の先生方の努力を形として残し、それを活かし、子どもたち全てが、毎日毎時間わかるできる喜びを味わい、一人残らず幸せになる授業を作りだす方法を考えました。
しかし、残念ながら、私には設計図は描くことができても、それを実際に形にする能力がありません。
この本を読んでその内容に共感してくださった方々の中に、ITに精通した、大学、企業、個人などがおられ、私の設計図を形にし実践に移して、全国の子どもたちを幸せにしていただける方々が現れることを心から願っています。
KLPP 新刊コーナー
私が岐阜大学に奉職したのは、1967年(昭和42年)4月1日でした。それから、2000年(平成12年)3月31日に退職するまで、33年間の岐阜大学生活でした。63歳の定年でしたから、それまでの人生の半分以上を岐阜大学で過ごしたことになります。その間の研究教育活動や国際交流活動は、これまでの『私の履歴書』英語教育から国際交流ーひとすじの道で、詳しく記してあります。
この第21部では、そういう活動以外に、副題にあるように、Going My Way 自分勝手に、そう言ってはなんですが
「しでかしたこと」で思い出に残っていることを、取り留めなく記しました。私の岐阜大学時代を知る人でも、そんなことがったか、と思われることもあると思います。まあ、一読を。
私は40年近く中学校の英語教育に携わってきました。
ある方が「教育というのは子供たちを幸せにするためにある」と言われました。私も同じ思いで教員生活を続けてきました。しかし、これまでの日本の学校英語教育に関して言えば、むしろ子供たちを不幸にしていることの方が多いのではないかというのが実感です。
私が共に働いた先生方は、どの方も、実に熱心に授業に取り組んでおられました。私も精一杯授業に取り組んできました。しかしながら残念なことに、英語が嫌い、英語が苦手という生徒が大勢いました。
私が出会った大人の皆さんに、私が中学校の英語教員だと伝えると、高い割合で「私は英語が苦手だった。」と言われます。
学校の親子面談で、英語が苦手な生徒の保護者の方と話をすると「私も英語が苦手で自分で教えることが難しいんですよ。」とこちらも高い割合で言われていました。
世の中に、子供から大人まで、英語が苦手な人々が大勢いる。なぜそんなことになっているのか、学校英語教育に数々の疑問を持って過ごしてきました。
中学校教師として英語の授業を行う中で、その疑問に向き合いながら、なぜそのような状態になっているのか、どうしたらそれらを解決できるのかを考え続け、自分なりの解決方法を考えました。
その解決法で、現在の学校英語教育を、子供たちを幸せにできるものに変えたいと考えています。そのために、その解決方法を多くの方々に知っていただきたい。知っていただくことで、現在の学校英語教育を改善の方向に動かすきっかけにしたいのです。それを強く願ってこの文章を書きました。
このキンドル本は、私が、2015年度と2016年度に、私の家から車で10分くらいのところにあった当時の「きわみ看護短大」(現一宮研伸看護大学)で、非常勤講師として、1年生の英語クラスを週に一回、1年間担当した時の、最初の数回のクラス模様をドキュメンタリー風に記述したものを主にして、さらにその後の学習状況を記したものです。
当時の、そして、現在の大学を含め学校英語教育の常識とかけ離れた「クラス模様」を"参観" してみてください。
そして、最後の方には、ブログの続きとして、当時から現在に至る、英語教育を含む学校教育の mindset について批判的なことを記しています。現在の学校教育の現状と照らしあわせてみてください。
なお、このドキュメンタリーを読んでいただくと、つい最近キンドル出版した。My Life Child Edition の学習指導法の参考になります。
あなたは、あなたの住んでいる都道府県や市町村の教育委員が誰だか知っていますか。
ネット検索すれば、名前はわかるでしょうが、たぶん顔まではわからないでしょう。
わかったとしても、どういう人か、教育に対する見識はどうか、わからないでしょう。
そもそも、どうやって選ばれたか、誰が任命したのか。
教育委員に会いたいと思ったらどこへ行ったらよいか、知っていますか。
こういうようなことを、友人・知人や、身近な人に訊いてみても、知らない人が多いですよ。
そもそも、私自身、愛知県の教育委員がどなたか知りません。住んでいる一宮市の教育委員がどなたもしりません。ネットで調べたら名前だけはわかりましたが、どういう "素性" の人かまでは、わかりません。
そもそも、誰かがが「教育委員会へ行ってきた」」と言ったら、それは、教育委員会事務局へ行ってきた、といいうことで、行ったとしても、教育委員に会ったわけではありません。そもそも、教育委員は、事務局には常駐していません。
そんなこんなで、本当は、教育行政に非常に重要や役割をもっている「教育委員会」について、世間の人は、あまりに知らなさすぎるので、ここに、私の4年間の教育委員会生活を紹介し、教育委員とは、こういうものだ、と少しでも理解を深めてもらえれば、とキンドル出版することにしました。カスタマーレビューなどで感想をお寄せくだされば幸いです。
耳で聴く媒体の筆頭はラジオでした。
その後、カセット、CD、モバイルと次々に時代によって新しいものが生まれてきました。
今は、携帯からネット経由で本を聴く時代が訪れています。
子どもの頃から、本は読むもの、つまり、「読書」がメインでした。
ところが、入院して思うように読書ができない代わりに登場したのが「耳」で「聴く」本でした。
これが、滅入りがちな入院生活の支えとなって、次々に興味ある本を聴いている間に入院生活が終わってしまったという体験を記したものが、この本です。やはり、本は新しい世界を提供してくれ、目の前が開けるような気持になります。
「読書」に加えて「聴書」もあなたの楽しみに加えてみませんか。
皆さんは「神様」というと、どういう姿を思い浮かべますか。どこにいると思いますか。神社にいると思いますか。その神様を見かけたことはありますか。
多くの日本人、特に地方の “田舎” に住んでいる人にとって、もっとも身近な「神様」は、近くにある氏神様の「神様」でしょう。
その氏神様には、どういう神様が祀られているか知ってますか。お祈りを捧げる神殿には、何が祀られているか、見たことありますか。
「伊勢神宮」は、「神社」ではないのですか。「出雲大社」は、「神社」ですか。
神様というと、表紙画像のように、男の神様のイメージが強いですが、日本には、女神も沢山います。そもそも天照大御神は、女神です。
「神様」とは言っても「女神様」とはあまり
言わないのはなぜでしょう。
神話に出てくる神様だけでなく、豊臣秀吉を祀った豊国神社や、乃木将軍夫妻を祀った乃木神社など、人間を神様にした神社が沢山あります。他にどのような人が、神様になっているでしょうか。
靖国神社には、どういう人が祀られているでしょうか。
「神社」と言わず、「大社」「八幡宮」「稲荷」などというのは、「神社」の一種なのか。
徳川家康を祀った「東照宮」は、「神社」と言ってもよいのか。
一昔前は、どの家にもあった「神棚」には、どういう神様が祀られていたか。また、人々はその神棚に向かって何を祈っていたか。
楠木正成は忠君として、全国各地に正成を祀る神社がありますが、逆臣と見なされた足利尊氏を祀る神社もあるのか。
お寺には、必ず仏像があるが、神社で、神像を見たことはありますか。
時代劇や時代小説で、「道祖神」がよく出てきますが。あれは、どういう「神様」なのか。
日本のプロ野球でクローザーが「守護神」と呼ばれます。メジャーリーグでも「守護神」というか。「守護神」の代表格、佐々木主裕投手は「大魔神」と呼ばれました。そもそもそんな神様はいたのか。
どうですか、これだけでも、答えはわかりますか。
私自身、これらのことについてほとんど知りませんでした。日本人として、これでは困ると思って、本文で紹介するような方法でいろいろ調べて、私なりにまとめたのが、この『神様の話』です。
世界の大富豪は、富豪になると、美術品を集め始める人が多い。集めるだけでなく、自分の名を冠した美術館を建て、自分のコレクションを公開する。
マイクロソフトの創設者の Bill Gates は、大富豪になり、やはり美術品を集め始めた。しかし、彼の場合は、リアルな作品は集めなかった。
世界中の美術館の作品のデジタル画像を集めて、それをシアトルに建てた大邸宅の廊下の壁に並べた50インチのモニター画面で鑑賞する、というアートギャラリーを構築した。そのために、billion dollars を使った。
2014年に彼は、そのコレクションをネット上に公開し、誰もが無料で鑑賞できるようにしようとしたが、残念ながら失敗してしまった。
その間の事情は、次の二つの記事で紹介されている。
①How to get Bill Gates' billion dollar art collection for free
https://livingonthecheap.com/free-bill-gates-art-collection/
②Artkick, or Why did the New York Times write about this terrible app?
https://hyperallergic.com/104051/artkick-or-why-did-the-new-york-times-write-about-this-terrible-app/
Bill Gates が、そのスタッフを使って、Digital art collection を構築している間に、画像フォーマットが、Microsoft 標準の BMP からjpeg がとって代わって普及した。その結果
ネット上に写真画像や絵画作品の画像が大量に upload された。さらには、Olga's Gallery を最初として、Google Art & Culture、Wikiart など、ネット上で、自由に古今東西の名画を free で download できるサイトがいくつも誕生した。
また、2001年から Google で画像検索ができるようになり、目当ての作家の作品を見つけ出すことが容易になり、それが reuse できるかどうかの確認も簡単にできるようになった。
そういう環境を利用すれば、例えば 3万円前後の Chromebook があれば、Google Document上で、自分の好きな作家の美術作品をネット上から収集して、それを自分なりのセンスで curate することによって、自分の展覧会を開催することができる。それを、Kindle Book で出版すれば、世界中の人に公開できる。
Kindle Book を、smartphone/tablet に download して、HDMI で、今では各家庭に普及している 40-50 inch 以上のテレビモニターに繋げば、Bill Gates が、シアトルの豪邸でしていると同じ事ができる。
先に kindle Direct Publishing (KDP) した『私のカラバッジョ』は、カラバッジョという、ひとりの画家の作品から、私の好きな作品だけ集めて、私なりに curate した「展覧会」だった。
今回は、2019年、東京都美術館と愛知県の豊田市美術館で開催された「クリムト展」のポスターを飾った、旧約聖書外典の『ユディト記』の主人公ユディトを描いた、西洋の古今の画家による名作を集めて curate したものを、KDP で公開することにした。
Smartphone/tablet に download し、テレビにつないで、『私のユディト』を、ぜひ鑑賞してください。
鑑賞するだけでなく、自分でも、こういう digital art gallery を作りたい、と思いたったらどうですか。楽しいですよ。
大金持ちは、美術品を世界中から買いあさります。世界一の長者になったこともある Bill Gates も美術品を集めました。
ただし、彼が集めたのは本物でなく、
In the 1990s, Microsoft founder Bill Gates created a 22-foot-long “video wall” in his Seattle lakefront home. Gates spent many millions of dollars of his own money to create the world’s largest digital art library. The library contained thousands of digitized images of fine art and classic photos.
そのために、何百万ドルもの金を使ったそうです。Bill Gates’ billion-dollar art collection を作ったのです。
同じ金額で、実物の絵画を集めたとしたら、たぶん、何百どころは、何十くらいの作品しか集められなかったでしょう。
Microsoft の founder ならこその着眼点と、スタッフに恵まれたからこそできた偉業でしょう。
しかし、現代の私達は、Bill Gates の ような資金や設備・スタッフを持たなくても、Google の画像検索や、Arts & Cultureや、その他の多様なサイトから、世界各地、各時代の美術品の digital images を copyleft で free で集めることができます。
Digital images ですから、何度 c&p を繰り返しても、部分を切り取って cut & paste しても、画質が衰えることはありません。
すべての人が、その気になれば、そして ICT に習熟し、美的センスがあれば、curator になって、「私の美術館」を作ることができるのです。
作るだけでなく、それを Kindle Direct Publishing で世界中の人々に、公開することもできるのです。
そんなことが、実際できるかどうか、この『わたしのカラヴァッジョ』の中で紹介している Doubting Thomas のような人も大勢いるでしょう。
論より証拠。2019-20年に、札幌、名古屋、大阪で開かれる「カラヴァッジョ展」で多くの人が、その作品に触れるのを機会に、私なりに、私の好きな作品を集め、それを、私なりに curate し、それをキンドル本で出版することによって公開することにしました。
どうぞ、アマゾンのキンドル・ストアへ行って、一冊購入して、『わたしのカラバッジョ』を鑑賞してください。
そして、鑑賞するだけでなく、なろほどこんなことができるか、自分もひとつ好きな画家で、自分の美術館を作って、出版してみよう、と思ってください。
本書で紹介しているように、ITC の進化とGoogle Art &Culture のようなサイトで、著作権問題を解決した過去の芸術作品の名作が、PC上で簡単に蒐集できるようになりました。単に収集するだけでなく、その気になれば美術館の curator の真似をして、自分なりの「展覧会」を企画し、それをキンドルダイレクトパブリッシングで公開することも可能になっています。
とは言っても、そう簡単にできることではありません。その know how を、私の経験を生かして、本書で公開することにしました。
まあ、どういうものか、one coin それも 100 円です。一読してみてください。もっとも、ここに紹介する
curation 術を習得するには、一読では足りないかもしれませんが。
西洋絵画には、特に中世からバロック時代にかけて、聖書の物語を描いた絵画・版画・彫刻が数多くあります。
今回、この『私のマグダラのマリア』を curate している時に、改めて気が付いたのは、彼女をテーマにしたものがキリスト本人や聖母マリアより、もっと多いのではないか、ということです。
私がマグダラのマリアに興味をもったきっかけやその理由は、本書の「まえがき」に記してあります。
いざ、Google Arts & Culture や Google 画像検索で、聖書に記された彼女の"人生"を描いた絵画を集め始めたら、どんどん増えてしまいました。そこで、本書の最後に記したように、キリスト生前までの出来事を Part 1 とし、キリスト磔刑後の出来事をPart2 として2部に分けることにしました。
本書に掲載した画像をすべて public domain のもので、それぞれの画像をclick/tap すれば、その情報を記したサイトに飛ぶことができます。
Tips 本サイトを簡単に表示するには
KDP Concierge KDP(Kindle Direct Publishing)に関するご相談に乗ります。
下のFormから送信するか、メールを klpp.concierge@gmail.com 宛にお送りください。