研究内容
近年、化学農薬の過度の使用を減らすため、昆虫が持つ能力や機能を最大限に利用した害虫防除の仕組みの開発が求められています。
私たちの研究室は、農作物の収量を著しく減らす害虫を対象に、昆虫が持つ不思議な能力を分子レベル・行動レベルで明らかにし、新しい害虫管理技術へ応用する研究をしています。
私たちの研究室は東京大学で研究室を運営していた期間と合わせると、長い間にわたり研究室を運営しています。これまでに行われた研究テーマは多岐にわたります。
これまでの成果が高く評価され、2021年度日本農学賞・読売農学賞を受賞しました(受賞テーマ:害虫防除に向けたガ類の性フェロモンにおける分子基盤研究と新規生殖操作・配偶行動の発見)。受賞テーマに関連した内容の一部は、以下の第11回摂南大学農学セミナーでご覧になれます。
当研究室の研究内容にご興味のある方は、以下の記事とともに、ぜひご覧ください。
また、現在の研究テーマの一部概要は、以下のリンクよりご覧になれます。
当研究室の害虫防除に関する研究にご興味のある方は、お気軽にお問合せください。
藤井によるWEBオープンキャンパス講義が、以下でご覧いただけます。
ガの性フェロモンを利用した害虫防除についての内容です。