育成助教として松本杏美莉先生が,M1に三好 澄さんが新メンバとして加わりました.M2の留学生,楊さんと李さんと合わせて4名(皆さん女性!)との新体制で頑張ります.
堀之内君が博士後期課程2年で早期修了しました.
在籍4年間で4本のSCI論文を筆頭著者として書いてくれました.
DC1からPDに移行し,4月から奈良先端科学技術大学院大学の脳・行動モデリング研究室に移籍し,更なる飛躍を目指します.
2024.11.14 「快挙」
留学生(M1)の杨康敬さんの演題 "Sensorimotor integration differs according to load type during isometric finger abduction"が,第54回日本臨床神経生理学会学術大会(札幌)にて,Best English Presentation Awardsに選ばれ,表彰を受けました.
この内容は今週中に投稿予定です.
2024.11.8 「国際デビュー」
学部生4名がThe 8th Asia Pacific Occupational Therapy Congress 2024 (Sappro)でポスタ発表しました.
非侵襲的脳刺激によるリハビリテーション介入効果の促通
リハビリテーションの上肢機能訓練では,患者さんは運動を再獲得,再学習するために同じ動作を反復して行うことを求められます.
適切なコンディショニング刺激を脳に行うことにより,繰り返し行う運動の回数が減り,訓練の効果が長続きできるようになればイイナと考えています.
当研究室では,経頭蓋磁気刺激,直流電流刺激,静磁場刺激という3種類の刺激装置を用意しています.その中でも静磁場刺激について重点的に研究を行っています.
経頭蓋静磁場刺激
Transcranial static magnetic field stimulation: tSMS
2011年にスペインの神経内科医Oliviero医師がヒトの頭皮上に強力なネオジム磁石を置くことにより,一次運動野の興奮性が変化することを報告しました.安価で取り扱いやすい工業製品を利用したtSMSが在宅リハビリテーションの必須アイテムになる日が来ることを念頭に置き,そのために必要な基礎データを構築しているところです.
AIロボットと迷走神経刺激によるデュアル・クローズドループ型手指機能訓練法の開発
手指運動リハビリテーションシステム「MELTz」が納品されました.
筋電図情報をAI解析し,患者さんが行いたい運動に合わせたアシストをする,Neuro-Muscular Machine Interface(桐本造語)です.まことちゃんの「グワシッ」をこれで獲得します.
もちろん,臨床応用研究もやります.
一定の筋力を維持する手指機能,予測性姿勢調節機能,楽器演奏経験者のリズム生成機能に関する研究も行っています.
一緒に研究してくれる大学院生を募集しています