ゼミナール以外の担当科目:統計学,ビジネス数理基礎Ⅱ,入門ゼミナール
出身:神奈川県横浜市
これまでの滞在地:神奈川県 → 山形県 → 北海道 → 神奈川県 → 宮城県 → カルガリー(カナダ) → 神奈川県
海岸林,景観,観光,統計分析,津波 など
専門は統計学。でも、それだけでは終わりません。
私は、「現場のリアル」や「肌感覚(センス)」をとても大切にしています。統計は、そうしたリアルを数字やデータというカタチで「見える化」し、論理で支えるための強力なツール。だからこそ、私はいつも現場と研究を行き来しながら、その両方に全力で向き合っています。
研究テーマは、森林や景観、観光など ― いずれもフィールドワークが欠かせない分野。実際に国内外を飛び回る「超・現場主義」の研究スタイルです。
たとえば、2020年度には宮城県石巻市の石巻専修大学と、カナダ・カルガリーにあるUniversity of Calgaryで研究活動を行いました。
また、2024年には令和6年能登半島地震を受けて、海岸林の被災状況を調査するため能登半島を訪れました。
ちなみに、日本国内の都道府県は全て訪れています(公私を合わせてですが)。
現場で得た感覚と、統計で得られる論理。この両方を行き来しながら、学びも研究も深めていく。
そしてもう一つ大事なのが「遊び心」。これがないと教育も研究も継続して進めていくことはできません。
そんなスタンスを学生とも共有しながら、ゼミや授業を進めています。
ゼミナールは、単位を取るためにと考えた場合、これ以上に非効率的なものはありません。
タイパを重視する人にとっては、ちょっとまわり道に感じるかもしれませんね。
でも、その時間を仲間とじっくり重ねていくことでしか得られない、深くて濃い学びがゼミナールにはあります。
ONもOFFも、本気で取り組む!
このゼミでは、ON(学び)もOFF(遊び心)も、どちらも全力で取り組むことを大切にしています。
学ぶときは真剣に、楽しむときは思いきり。
どちらも本気だからこそ、普通の「授業」では得られない経験ができます。
チームで学び、共に動く!
活動はグループワークが中心です。成果は「みんなのもの」。
それぞれが役割を持ち、意見を交わしながら、ひとつの目標に向かって協力して進めていきます。
ひとりで突っ走ったり、ひとりだけ楽をするのではなく、仲間とともに進むことが、このゼミの基本です。
ちなみに「分担」と「協働」は全く違うもので、ゼミで求められるのは「協働」です。
どう違うのでしょうか... 是非考えてみてください。
自分で問いを立てる学びへ!
ゼミは、用意された答えを受け取る場ではなく、自分から問いを立て、学びをつくっていく場です。
与えられるのを待つのではなく、自分から動き、考え、仲間とともに深めていく。そんな学びの姿勢を大切にしています。
はじまりは、「挑戦してみたい」という気持ち!
ONとOFF、グループワーク、自分から動く、統計分析...どれも大変そうですよね。
最初からうまくできなくても大丈夫!
自信がなくても、「挑戦してみたい」「今は無くてもゼミで身につけたい!」という強い意志があれば、それがすべての出発点です。
そしてその気持ちがある限り、私は全力であなたを応援します。
どこから始めても構いません。一歩踏み出したその先に、確かな成長があります。
大事なのは、そこへ飛び込む少しの勇気と、やり遂げるという強い意志です。
OFFが輝くのは、ONがあるから!
ゼミ合宿やイベント、日々の何気ないやりとりなど、OFFの時間も充実しています。
でも、それがより楽しく、意味のあるものになるのは、ONの時間を本気で取り組んでいるからこそ。
ONとOFF、どちらも大切にしたい人にとって、このゼミはきっと特別な場所になります。
サークル感覚ではなく、「共につくる」場へ!
このゼミを「サークル感覚」で選ぶのはおすすめしません。
ここは遊びの延長ではなく、学びを軸にした場です。「学び」をするにあたって大事なのが「遊び心」という順序です。
でも、本気で関われば、サークル以上に深く、自分にとって大切な時間になるはずです。
一緒に、濃い時間をつくっていきましょう!
新たな挑戦に飛び込む少しの勇気と、やり遂げるという強い意志があれば大丈夫。
ONでもOFFでも、本気で向き合いながら、濃い時間を一緒につくっていきたいですね。