2026/2/14 インフレ時代の経営マインド
2月8日の衆議院議員選挙は自民党の大勝に終わった。自民党ではなく高市首相の大勝、急ごしらえの中道改革連合の大敗といえるかもしれない。防衛政策の大転換も気になるところだが、ここでは経済面の影響を考えたい。
内容がよくわからない「責任ある積極財政」によって、株高・金利高・円安がさらに進行する影響だけが必定となってきた。これからの企業経営はどうすべきだろうか。積極財政で資金調達は容易になるのかもしれない。デフレ時代は、とりあえず現金を借りておけば安心だった。しかしインフレ時代では、現金を寝かせておくだけで利払いが増え、価値は減っていく。
インフレ時代は、現金をどこに投資するのかが重要である。設備に投資するのか在庫に投資するのか、はたまた人や情報に投資するのか、それによってどれだけ儲かるのかを、経営者は真剣に考える必要がある。「責任ある積極財政」は儲けにこだわる経営マインドを育てることには有効かもしれない。円安なのでバブル時代のように、本業と関係ない海外不動産に投資するという選択はなさそうなぶん、健全かもしれない。
生産清流化は、製造企業における業務変革・組織変革のシナリオです。納期短縮を目標として事業環境の変化に適応できるしなやかな企業体質を創ります。