2025/10/11 高市総裁と経済政策
10月4日、自民党総裁選が終わり、高市総裁が誕生した。さっそく市場では株高・円安などの影響が現れている。高市総裁が首相になった場合、積極財政・ガソリンの暫定税率の廃止などの経済政策が予想される。他方、外国人からの投資の抑制、スパイ防止法の推進など海外との溝を深める政策も進めようとするだろう。それらを評価した結果が株高・円安なのだろう。
10月10日には、公明党が連立から離脱することが決定した。政治資金問題への対応が原因とされるが、外国人に対する姿勢も公明党の理念と反するのだろう。高市総裁は、旧統一教会との関係も近いとされるため、創価学会をバックに持つ公明党と宗教上の軋轢もあるのではないか。
公明党が連立を離脱すると、経済的には中国とのパイプが細ることによる影響が予想される。また今のところ他党が自民党との連立に消極的なため、今以上に少数与党となり、経済政策の推進は容易ではないだろう。
生産清流化は、製造企業における業務変革・組織変革のシナリオです。納期短縮を目標として事業環境の変化に適応できるしなやかな企業体質を創ります。