ストーリー
story
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2021年度初開催の本企画ですが、企画の構想が立ち始めたのは2020年の12月と、
それなりの期間を経て開催に至りました。
ここでは、本企画の発端から、開催に至るまでの経緯を記していきます。
※随時更新中※
2020年12月
事の発端は2020年度ミスターコン。
そこに出ていた一人が発し続けたメッセージ、それは「外見至上主義に対する抵抗感」だった。
外見を第一に据え置くミスターコンにおいて、そのメッセージを発する勇気と思いは計り知れない。その行動に胸打たれ、現代表(藤原)は思い立つ。
「外見以外にも評価すべきところはたくさんある。医科歯科生の活躍全般に焦点があたる、そんな企画を作ろう。」
(注:我々は決してミス・ミスターコンを否定するつもりはない。競合しようとも思わない。全く別軸のイベントとして本企画を捉えていただきたい。)
そして、その勇気ある出場者と、その友人(現副代表)に声をかけ、本格的に企画の構想が始まった。
2021年1月
企画の方針を決めるうえで欠かせないmission・vision。
これを考えるうえで、根幹となる課題。それは「友達の普段やっていることを知らない」というものだった。
医科歯科という小さい大学の数少ない同期の活動すら知らない。ましてや他学部・他学科の活躍など知る由もない。素晴らしい仲間に恵まれた環境なのに、情報が入ってこない。
こんなもったいないことは無い。もっとみんなのことを知りたい。これが、メンバーが痛烈に感じている課題だった。
その結果紆余曲折あってできたものが以下の通りである。
mission : 医療系学生としてこうあってほしいという姿を具現化し、知と癒しの匠としての姿の追及を促す
vision : 医科歯科生を世界一の医療従事者に
(随分とまあ学生らしからぬものになったなぁとはおもいます笑。メンバーの医科歯科愛が溢れすぎててもう……本当に医科歯科大好き♡)
2021年5月
実は本企画は当初、賞レースの形式をとる方向へ向かっていた。賞に重きを置き、より洗練された活動にフォーカスを当て、皆を奮い立たせるような、そんな企画へと向かっていた。
違和感がなかったわけではない。だが事実としてそういう流れがあり、特に誰も疑義を呈していなかったことも事実だった。
そこに待ったをかけたのが、この企画のきっかけを作ったミスターコンの彼だった。
彼の投げかけた疑問は、「優劣をつけることの有意義性」であった。本当にあるのだろうか?と。
この問いかけを受け、企画全体が大きくリセットされた。
理想的な学生、なんてものに答えはない。理想的な知と癒しの匠、なんてものにも答えはない。そんな当たり前を置き去りにしていた。
この当たり前を取りこぼさないような企画の形を模索した結果、現在のSECA Awardのとる「学会形式」かつ、情報共有・交流主体のイベントが出来上がった。
※実は彼は既に運営メンバーからは抜けている。だが、本企画は彼無しには完成しえなかった。運営一同、心から感謝している。
2021年7~8月
企画名:SECA Award(シイカ アワード)
団体名:SECA実行委員会 LaLa
上の名前に決まるまで、紆余曲折あり膨大な時間を費やしたが、ここではその過程ではなく込めた意味について話そうと思う。
SECAはShare the Experience, Continue After it.の頭文字をとったもの。
医科歯科生各々が経験したことを共有していく中で、刺激をうけ、その後に続くようにたくさんの医科歯科生が活躍していくことを願い、つけられた。運営の思いがこもった良いネーミングだと思う笑
【しいか】は【いか(医科)】と【しか(歯科)】の両方が入っているという点で、医科歯科におけるイベントとして適当である。(※奇跡的に成立した後付け)
LaLaは、かの有名な「winding road」(byコブクロ&絢香)の一節を拝借した。
初めてのことに挑戦する上で、紆余曲折し彷徨いながら歩む運営の我々の様子と、このwinding roadの歌詞がとてもマッチするということで、この曲に注目が集まった。
かなり良い詞が目立つ本曲だが、数多の言葉の中で、LaLaLa…というもはや歌詞と言っていいのか怪しい箇所を選んできた代表は頭がおかしい神がかり的センスの持ち主と言うほかないだろう。
ここを選んできたのは、ただ単にキャッチーが故ではなく、イベントの性質上どうしても固くなりがち(初の試みなのでなおさら)だが、何よりも運営の我々が楽しむことを忘れず、LaLa~♪と歌うように進めていこう、という意が込められている。やはり素敵な感性を持っている代表ですなぁ。
2021年7月~9月
学内コラボ、とは、本学の田中学長が主催した「学内コラボ」企画募集のコンテストのことである。
学内におけるあらゆるコラボレーションを促進する企画を募集しており、受賞者は大学からのご支援を頂けるというものだった。
実は色々あって、当初の我々は本企画に参加する予定はなかったのだが、相談に乗ってくださった戦略企画課のご担当者様のご助言もあり、参加することとなった。
結果として、大変恐縮にも金賞を受賞し、お陰様で大学から多大なバックアップを受けて企画を進められている。
(本学HPに表彰の様子が掲載されているので、興味のある方は除いてみて下さい)
戦略企画課の方はもちろんのこと、本企画が現在に至るまでに大学の広報課、学生支援事務室など様々な部署の方々のお世話になってきた。半ば強引な我儘も、大変ご多忙の中極力全て飲んで下さった。そのお陰で我々はかなりストレスフリーに運営を行えている。
ここまで、そしてこれからご協力して下さる全ての方に、改めて心より感謝申し上げます。
2022年3月
2022年度3月5日に記念すべき第一回SECA Awardを開催しました!
詳しくは「開催報告」を御覧ください!