つくば-柏-本郷 超伝導かけはしプロジェクト

ワークショップ(3)

つくば-柏-本郷 超伝導かけはしプロジェクト(*)では、下記の通り超伝導体の開発、評価をテーマにワークショップを開催しました。

開催情報

日時:2020年1月16日(木), 17日(金)(16日9時開始、17日17時終了)

場所:物質・材料研究機構 千現地区 研究本館 第一会議室

内容:

[プログラム(93KB)](1月08日17:00更新)

[概要集(13MB)](1月10日8:45更新)

チュートリアル講演(45分)

敬称略。

有田 亮太郎(東大)「Ni酸化物超伝導体の物質設計」

佐藤 昌利(京大)「トポロジカル超伝導体:理論と応用」

芝内 孝禎(東大)「FeSe系超伝導体におけるネマティシティと特異な超伝導物性」

細井 優(阪大)「強磁性秩序近傍で起こるUTe2の特異な超伝導状態」

招待講演(30分)

敬称略。

飯田 一樹(CROSS)「中性子散乱による(La,Na)Fe2As2のドーピング依存性の研究」

内橋 隆(NIMS)「ラシュバ型原子層超伝導体における動的スピン運動量ロッキング効果」

大井 修一(NIMS)「正多角形微小超伝導体に閉じ込められた渦糸の周期律」

櫻木 俊輔(東大物性研)「バルク層状物質における磁気と結合した超伝導特性」

杉浦 栞理(東北大金研)「有機超伝導体β”-(BEDT-TTF)2SF5CH2CF2SO3におけるFFLO超伝導とvortexダイナミクス」

田中 康資(AIST)「量子分割とダークマイスナー」

花栗 哲郎(理研)「鉄系超伝導体FeSeにおける新奇超伝導状態」

通常講演

敬称略。

東 陽一(AIST)「二次元ラシュバ超伝導体の準粒子状態密度: パリティ混成と非磁性散乱効果」

石田 茂之(AIST)「1144型鉄系超伝導体の特異な物性」

今城 周作(東大物性研)「電荷不均化金属から生じる非従来型超伝導」

伊豫 彰(AIST)「空間反転対称性のない新超伝導物質Mg2Rh3P」

海老原 孝雄(静岡大理)「希土類超伝導物質YRh4B4の合成と臨界磁場」

柏木 隆成(筑波大)「Bi2212-THz発振器の材料と発振特性に関する研究」

小林 優斗(東大工)「CaKFe4As4における重イオン照射効果」

佐賀山 基(KEK物構研)「層状BiS2超伝導体における電荷密度波」

谷垣 勝己(東北大AIMR)「炭素系分子超伝導体の構造と物性」

為ヶ井 強(東大工)「ACa2Fe4As4F2(A=K,Rb)における磁束状態」

辻本 学(筑波大)「Bi-2212テラヘルツ発振素子の電磁場解析」

中尾 裕則(KEK物構研)「X線磁気円二色性によるMn3Snの拡張磁気八極子の観測の試み」

橋本 顕一郎(東大新領域)「二次元カゴメ格子をもつ金属有機構造体における強相関超伝導」

廣瀬 陽代(NIMS)「新超伝導体2M-WS2の電子状態」

山瀬 博之(NIMS)「銅酸化物高温超伝導体における電子ネマチック状態」

プロジェクト代表者

NIMS:寺嶋 太一

産総研:伊豫 彰

筑波大:柏木 隆成

KEK:中尾 裕則

東大:芝内 孝禎

(*)TIA連携プログラム探索事業「かけはし」の支援を受けています。