元気かな？

きっとおしゃべりも上手になって、毎日幼稚園であったことをお話しているだろうな。

母ちゃんと父ちゃんは、毎日あなたのことを思い浮かべているよ。

朝起きたら「おはよう」、寝るときは毎晩のフレーズだった「グンナイ、アイラブユー」と、あなたを思っているよ。

ご飯はお腹いっぱい食べてる？

好き嫌いなんてなくて食いしん坊だったあなたは、大人の食べ物をなんでも味見したがって。だからおじいちゃんはあなたをレストランや料亭に連れて行くのをとても面白がって、いつもあなたはおじいちゃんの膝の上にいたね。

あなたがいなくなって、私は初めておじいちゃんが声を出して泣く姿を見ました。

新しいお友達はできた？

幼稚園のお友達も、ご近所のお友達も、みんなあなたと会いたがっているよ。

ランドセルは何色にしたのかな？

紫が好きと言っていたけれど、今は何色が好きなんだろう。たくさんの色のランドセルから自分の好きな色を選べたかな。

一緒に小学校に行くつもりだったお友達は、一人で登校することになって、あなたがいないことを不安に思っているみたい。あなたは誰と一緒に登校するのかな。

毎日、いつも、あなたの幸せを願っています。

愛しているよ。

必ず、また会えるからね。

あなたには母ちゃんと父ちゃんがいるからね。

おうちがあるからね。

どうか、生き延びて。

理子へ

元気にしていますか？

笑っていますか？

風邪はひいていませんか？

誕生日プレゼントは届きましたか？

本当は一緒に理子がほしいものを選んでプレゼントしたかった。

いまはどんなキャラクターが好き？

お洋服のサイズは何㎝になったのかな。

靴は何㎝かな。

お兄ちゃんも理子に手紙を書いていたんだよ。

ちゃんと家にとってあるからね。見せてあげるからね。

お兄ちゃんたちが理子に渡したくて作ったプレゼントはたくさんあるよ。

全部大切にとっておくからね。

理子がいなくてさびしいよ。

会いたいよ。

ママより