[佐藤 秀樹]
環境学ゼミナール(くらしと地球環境)
[江戸川大学 社会学部 准教授]
環境学ゼミナール(くらしと地球環境)
[江戸川大学 社会学部 准教授]
www.edogawa-u.ac.jp/colleges/d_sociology/teachers/index19.html
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―環境・地域共生・国際協力を実践から学ぶ拠点―
私の研究室では、「環境教育」「地域資源の活用」「国際農村開発協力」をキーワードに、グローバル且つローカルな視点を重視しながら現場に根ざした学びと実践を大切にしています。国内外での豊富なフィールド経験と、大学・行政・企業・NPOとの連携による実践的な教育・研究活動が特徴です。
(1) 教育と研究の特徴
生態系保全や農村開発の実践研究
バングラデシュなどの開発途上国において、森林や生物多様性の保全、天然はちみつやヤシ樹液の採取、さらには国内外のエコツーリズムの実践を通じて、地域資源と共に生きる知恵を学んでいます。加えて、気候変動が自然資源に及ぼす影響に対応するため、地域住民と連携した植林活動や生態系保全の取り組みに重点を置いた研究も推進しています。
環境教育・まちづくりの支援
小学校のビオトープ再生活動、行政と連携・協働した水質調査や地域清掃ボランティア、企業のSDGsへの取り組みの視察などを通じて、学生が社会とつながる体験を重視しています。さらに、地域における気候変動に伴う防災課題にも目を向け、児童・生徒とともに考える環境教育プログラムの開発や、地域に根ざした適応策の普及にも取り組んでいます。
(2) 主な経歴
大学卒業後、2002年から2年間、国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員としてエクアドルに派遣され、野菜栽培に従事しました。その後、農業・農村開発に特化したコンサルティング会社や環境NGOに13年間勤務し、バングラデシュ、ベトナム、インドネシア、イラン、スーダン、ミャンマーなどの開発途上国において、地域住民を対象とした環境保全や農業振興をテーマに、持続可能な社会の実現に向けた国際協力の専門家として、実践活動および調査研究に取り組んできました。また、学会活動においては、2024年度に日本環境教育学会および共生社会システム学会の年次大会で実行委員長を務めました。
(3) 最終学歴
東京農工大学大学院, 連合農学研究科, 農林共生社会科学専攻修了(博士: 農学)
(4) 主な保有資格
高等学校教諭専修免許状(農業)
グリーンアドバイザー
専門社会調査士
環境カウンセラー(市民部門)
環境教育インストラクター
環境管理士(1級)
環境再生医(上級)
主席ビオトープアドバイザー
プロジェクト・サイクル・マネジメント(PCM)手法研修: 計画・立案研修修了
プロジェクト・サイクル・マネジメント(PCM)手法研修: 評価・モニタリング研修修了
プロジェクト・サイクル・マネジメント(PCM)手法研修: ファシリテーター養成研修コース修了
中学校・高等学校教諭一種免許状(英語)
(5) 主な受賞歴
日本経営士会ビジネス・イノベーション・アーワード 優秀賞(2025年度)
東京商工会議所eco検定アワード エコピープル部門 大賞(2022年度)
東京商工会議所eco検定アワード エコピープル部門 奨励賞(2021年度)
日本経営士会第54回経営士全国研究会議優秀論文賞(2021年度)
第3回SDGsフォトコンテスト鎌倉朝日新聞社賞(2021年度)
第20回環境情報科学センター特別賞(2019 年度)
日本経営士会ビジネス・イノベーション・アーワード 国際貢献部門 優秀賞(2019年度)
(6) 現在の主な学協会・行政の委員
共生社会システム学会理事
日本環境学会幹事
日本環境教育学会関東支部幹事
埼玉県環境アドバイザー
千葉県地球温暖化防止活動推進委員
環境カウンセラー千葉県協議会理事
神奈川県生涯学習審議会委員
東京都荒川区都市計画審議会委員
横浜市地域まちづくり推進委員会委員
流山市環境審議会委員
松戸市安全・快適まちづくり協議会委員
高木仁三郎市民科学基金助成選考委員
日本環境教育フォーラム客員上席研究員
Bangladesh Environment and Development Society (Technical Advisor)
流山市国際交流協会理事
まつど国際文化大使
青年海外協力隊千葉OB会役員