小竹 翔太

● かじやまち熊本鍼灸整骨院 

堺整骨院で9年間在籍しその後独立、2022年6月熊本に「かじやまち熊本鍼灸整骨院」を開業しました。

 

私の経歴ですが元々親があん摩マッサージ指圧師として開業しており、治療家はとても身近な存在でした。

そのため高校卒業後の進路を決める際、迷わず治療家に進もうと決心いたしました。

 

初めに柔整師の専門学校へ通い、続いて鍼灸師の学校へ行きました。

専門学校在学中に少しでも実力をつけようとアルバイトでも整骨院で働きました。

その後、堺整形外科と堺整骨院が主催している勉強会に参加し治療家を目指す者として衝撃を受けたことを覚えています。


柔整師としてのスキルをしっかりと身に付けることで、多くの怪我を治すことが出来ることを知り、感銘を受けました。そこで堺整骨院に興味を抱き、ここで実力をつけたいという気持ちが高まり、すぐに働いていた整骨院から堺整骨院へ移ることにしました。

 

アルバイト時代に働いた小さい整骨院では、職人のように見て技を盗め、というような感覚で学ぶものでしたが、堺整骨院ではマニュアルが完備されており、また、お客様との接客技術やマナー等、しっかりと組織化されていました。

 

アルバイトとして入職したのち、2年後の24歳で正式に正社員として入社いたしました。


入社し4つの院を跨ぎながら勉強させていただきました。

入社から3年、3つ目の院にて人員体制やタイミング等が合わさり、27歳で院長を任されることになりました。勿論、一人の力では全く運用できる訳もなく、本社から強力なサポート体制をしいてくれました。

 

当時の私は、お客様の治療だけをすれば良い、結果が出れば良いと考えていましたが、院長となった時、その他の業務、特に数字管理やスタッフのマネジメント等、多岐にわたる運営業務に圧倒され、何も出来ない自分に自信が無くなりました。

そんな時、本社からのサポートとしてマネジメント経験がある方を派遣いただき、また、他の先生には数字の管理やスタッフの採用面接にもご協力いただきながら、なんとか院長としてやりきりました。

その経験もあり1年後の28歳の年で新しい院を開設するため異動、準備段階から携わることが出来ました。事業所まわりやスタッフのトレーニングなど完全に0から1へとする経験をここでさせていただきました。


院長を3年継続し31歳で独立開業のため退職することとなりました。

 

堺整骨院では多くの学びを得ました。

とても多くのことを勉強させていただいたため、まとめるのが大変ですが、敢えてお伝えするならば下記のようなこととなります。


・患者を治す。痛みを取る。ことに本気で追求している会社である

・運営するための売上についても妥協せず追求

・スタッフ管理や組織管理といったマネジメントも体系化

・患者様へのサービス、接し方、細かいところへの気遣いを学べる

 

他にも一杯ありますが大枠で言語化するとこのようになります。

 

開業については、専門学校に入った時から決めていました。

現に、堺整骨院へ入社前の面接でも、開業の意思をお伝えしたことを覚えています。そして在籍9年目にして独立へと向かったのです。実力や運営能力等、まだまだではありましたが、堺整骨院の上司や先輩方の助言もあり、一切の妥協をせず開業することが出来ました。

物件探しや立地調査も協力いただき、更には売上や損益分岐点など、運営に直結する内容にもご相談に乗っていただきました。お蔭様で現在とても順調に運営出来ています。

 

最後にこれから堺整骨院へ入社される方へお伝えしたいこととなります。


堺整骨院では圧倒的な技術力、知識、説明力がつきます。

また、私のように開業を考えている方は特に、分院の院長経験が出来るチャンスが堺整骨院にはあります。その経験は、私自身、独立したからこそ改めて感じますが、とても大きい経験をさせていただいたと再認識しています。

但し、開業が全てではありません。開業しない選択であっても勿論良いと私は考えています。

堺整骨院はこれからもどんどん大きくなると思います。そこで柔整師としての力を存分に発揮することも良い道であると考えています。


まずは堺整骨院で実力をつけ選択の幅を広げてみては如何でしょうか。