協会員の希望者が継続的に参加するクローズドな研究会です。研究者相互の学術的研鑽を促進し、サウンドスケープ研究の成果をゆたかに生み出していくことをねらいとしています。
メンバーは、学術的なディスカッションに継続的に加わり、自らも学術的成果を報告する意思がある協会員とします。毎回、参加メンバーからあらかじめ1~2人の発表者を決め、研究発表とディスカッションを行います。2ヶ月に1回程度の頻度でオンラインで開催します。
各回の報告担当者は、学会報告や投稿論文に取りまとめる前の段階のものをこの研究会で発表し、メンバーの議論を通じて研究をブラッシュアップする機会にしていただきます。また、この研究会の成果を書籍や協会誌の特集論文などのまとまった形でアウトプットすることも想定しています。
こうした目的から、毎回の発表やディスカッションは大学院修士課程以上の水準を想定しています。ただし、サウンドスケープ研究の性質上、専門分野は限定しません。
参加をご希望の方は学術委員会までご連絡ください。
メール:saj.academic★gmail.com(★→@)
第1回:2020年8月24日(月)9:30~12:00
内容:趣旨説明と今後の進め方について
参加者:16名
第2回:2020年9月26日(土)13:30~16:30
石橋幹己「1930年代の銀座と宮城外苑におけるサウンドスケープデザイン―騒音問題を中心に―」
大門信也「波音と波小僧とのあいだ――遠州灘のサウンドスケープ研究へむけて」
参加者:17名
第3回:2020年11月15日(日)13:30~16:30
古山詞穂「R. マリー・シェーファーの言語観とテクスト——合唱作品における「サウンドスケープのこだま」に着目して——」
坂東晴妃「鑑賞における知識と想像力の役割――サウンドスケープの美的鑑賞理論構築に向けて」
参加者:9名
第4回:2021年2月8日(月)13:30~16:30
箕浦一哉「サウンドスケープ概念と音環境政策に関する試論」
鳥越けい子「「対話する環境学」とサウンドスケープ研究」
参加者:10名
第5回:2021年5月15日(土)10:00~12:00
沼田真一「社会デザインとしてのサウンドスケープに関する研究―絵本に注目したナラティブ・アプローチから―」
参加者:7名
[ホームに戻る]