ご支援のお願いー募金方法ー
①心のケア「交流キャンプ」来年度開催費クラウドフィディング→ご支援こちら
②児童養護施設(首都圏)の子どもの進学に関するアンケート調査結果
大学・短大への進学率25.3%(全国平均62.3%)
本会では「児童養護施設の子どもの進学に関するアンケート調査」を6月に実施し、首都圏134施設中56施設(東京21、神奈川11、千葉9、埼玉15)からご協力をいただきました。
過去3年間に施設から高校を卒業した子ども534人の大学への進学率は25.3%と一般家庭の半分以下と低く、その要因は経済的問題に加えて生活・精神面に課題がありことがわかりました。
また高校卒業後の課題は施設在所中のケアだけでなく、「退所後のアフターケアが重要」といった意見が施設職員から数多く寄せられました。
虐待や貧困などで親と生活できない児童養護施設の子どもたちの、進学に関する厳しい実情を広く市民に知ってください。そして、こどもたちの「心のケア」(交流キャップ開催費)」と就学援助金のための募金活動へのご協力をお願いたします。
□アンケート調査の主な発見
1.大学進学に高いハードル。施設の子ども25.3%(一般家庭62.3%)
2.学費よりも生活費に不安。進学における課題は「生活費」64.8%、「学費」40.7%
3.高校卒業後のアフターケアの必要性。必要とされている支援「メンタルケア」87.0%
詳細(プレスリリース)はこちら
こどもたちの「心のケア交流キャンプ」開催のための募金活動実施中です。
進街頭募金実施予定11月1日(土)2日(日)15日(土)16日(日)それぞれ13-17時・JR浦和駅)
※東京新聞10/11、埼玉新聞10/11に上記内容の記事が掲載されました。
施設の子どもたちの高校卒業後の進路
◇児童養護施設の子どもたちの大学・専門学校への進学率38.9%(一般家庭77.2%)~こども家庭庁2025年~
◇高校卒業後に就職した子どもは 正社員就労から3か月後に22.4%。1年3か月後には37.6%が最初の会社を離職~認定 NPO 法人ブリッジフォースマイル2024年~
幅広い職業選択と進学率アップを
子どたちの広い職業選択と進学率アップを目指した活動を始めました。中高生の「進路相談と交流会」を実施し、2025年7月には40人の子どもたちが参加しました。
また来年度から進学する子どもたちの給付・伴走型奨学金制度の設立を予定しています。奨学金の給付のみならず、奨学金の条件にキャンプや交流会への参加を促します。キャンプにボランティアとして参加し後輩の面倒を見ることは、進学した彼ら自身の成長の機会にもなると思います。
連絡先:埼玉県社会的養護を考える会事務局メールcamp.yougo@gmail.com
リンク→camp.yougo@gmail.com