緊縛でケガをすることを知ったのなら、一度考え直してみる、ケガを避けるための知識を得てから縛られるのは賢明なアイデアです。他の方が縛られているのを見るだけでも十分な体験になります。
でも、せっかくなら緊縛を体験して帰りたい、そんな場合は次のようにしてみてはどうでしょう?
なお、初回は縛られるのは2回までにとどめ、そのうち吊りは1回までにしておきましょう。
緊縛をする以上、ケガのリスクが全くない安全な緊縛はありません。しかし、何をするかによって、リスクの大小はあります。以下の表を参考に、何をどこまで体験したいのかを決めましょう。
※露出は場所/会のルールが優先になります。
誰に縛られるかを決めていない場合、はじめて緊縛を体験したい方が自分の目で見極めて誰に縛られればよいかを判断するのは難しいと思います。縄会/サロンの主催者や店員さん、参加している同性の受け手(縛られる人)に緊縛初体験であることを伝えて縛り手を仲介してもらいましょう。その際、「1. どこまで体験したいのかを決める」で決めた体験したいこと、もしあれば痛めている体の箇所も伝えましょう。なお、誰に縛られるかの決定権と誰を選んだかの責任は自分にある、ということは忘れずにおきましょう。
縛られると決めてきた縛り手の場合でも、仲介してもらって決めた縛り手の場合でも、まずはどのように緊縛を行っていくのか擦り合わせをしましょう。緊縛初体験であることを伝えるとともに、「1. どこまで体験したいのかを決める」で決めた体験したいこと、もしあれば痛めている体の箇所も伝えましょう。そして、もしもの場合に備えて中断を伝えるストップワードを決めましょう。参考までに、「ストップ」「ドラえもん」などがあります。
いよいよ緊縛を体験します。初回は臆病にことを進めるようにしましょう。少しでも腕や手が痺れたらストップワードを伝えましょう。また縛られて痛い場所があったら縛り手に伝えましょう。縛り手が修正して痛みがなくなったら緊縛を継続しますが、痛みが続く場合はストップワードを伝えましょう。
縛りが終わった直後に、痺れはないか?擦過傷はないか?といった体の確認をしましょう。もし問題があるようなら主催者や店員に相談しましょう。
また、水分をとったり、体を温めるようにして体の治癒力を高めましょう。緊縛をした夜は湯船につかって体を温めることもダメージを残さないようにするために有効です。