Intersection of Pure Mathematics and Applied Mathematics Re:

2024年12月6日(金)

東京都立大学 南大沢キャンパス 11号館106教室

アクセスマップ  /  キャンパスマップ

本ワークショップは, 2013-14年度に九州大学にて過去8回開催された "Intersection of Pure Mathematics and Applied Mathematics" (IPA-WS) の1日限りの復刻イベントです. 純粋数学・応用数学におけるさまざまなフロントランナーにご登壇いただき, 他分野の研究者・大学院生等を対象として, さまざまな数学の魅力について紹介いただくことを目的としています. とくに「今さら聞けない」他分野の話題について, ざっくばらんに研究討議を行い, 新しい数学的知見の開拓・数学的交流の場となることを目指します.

なお本ワークショップの開催にあたり, 以下の援助を受けています:
日本学術振興会 基盤研究 (C)「Julia 言語を用いた新しい計算機数論システムの開発とその応用」(20K03537, 代表:横山 俊一)

更新情報

講演者紹介(50音順, 7/3現在)

岡本 健太郎(和から株式会社) Kentaro Okamoto

九州大学大学院博士後期課程修了(数理学博士)

大人のための数学教室「和から株式会社」の数学講師として、算数から高校数学、大学数学、統計・データ分析の基礎まで幅広く対応。また数学を使ったアート活動(切り絵)を通して、数学の有用性だけでなく、美しさや魅力について積極的に発信。

専門分野:ゼータ関数、数学アート

落合 啓之九州大学Hiroyuki Ochiai    * 特別講演

埼玉県川越市出身。代数解析を専門とし、特に、式と形に興味を持っています。

概均質ベクトル空間、超幾何関数、多重ゼータ、D加群、CG、リー群の表現論、不変式などからそういった話題を抜き出して研究してきました。見かけたことのない関数や式やグラフに関する質問を歓迎しています。

趣味は刊行前の本の原稿を読むことです。

加葉田 雄太朗長崎大学) Yutaro Kabata

石川、三鷹、札幌、神戸、札幌、福岡を経て、今は長崎にいます。

ぐにゃぐにゃしたもの(曲線や曲面)や尖ったもの(特異点)について研究しています。いろんな分野を覗くのも好きで、「また見つかった、何が、特異点が、データに溶けこむ幾何学が」というのが最近の標語です。

ジャンプとコーヒーも好きです。

真一朗青山学院大学) Shin-ichiro Seki

2017年3月大阪大学大学院修了。博士(理学)。青山学院大学理工学部助教。

著書に『グリーン・タオの定理』(朝倉書店)、『せいすうたん1』(小林銅蟲との共著、日本評論社)がある。

専門は多重ゼータ値。

谷口 哲至広島工業大学/産業数理研究所 Calc) Tetsuji Taniguchi

広島工業大学工学部電子情報工学科で数学を教えております。

学科の特性を考えるうちに、数学者が関与出来るという確信のもとで産業数理研究所 Calc を立ち上げました。人の営みも自然の一部。その中での現象を観察することで新たな数学の発見に繋げられたらとも思っています。

主な研究分野はスペクトラルグラフ理論、代数的グラフ理論ですが、世の中にあるすべての数学を参考にし、本分野の新領域の開拓を目指しています。

千葉 逸人東北大学Hayato Chiba

京都大学、九州大学を経て現 東北大学材料科学高等研究所 教授。

専門は力学系理論、関数解析。最近は機械学習や医学への応用もやっています。

著書は高々可算冊くらいあります。

深作 亮也九州大学) Ryoya Fukasaku

計算代数を専門としていて「限量記号消去」や「包括的グレブナー基底系」等のパラメータを係数に含む多項式環での計算を中心に扱ってきました。

計算代数手法の応用にも取り組んでいて、最近は潜在変数を含む数理統計モデルである「因子分析モデル」の研究もしています。因子分析モデルでは、主に「不適解問題」や「因子回転問題」等を扱っています。

本多 正平東京大学) Shouhei Honda

美鳩幼稚園→豊新小学校→東淀中学校→摂津高等学校→大阪市立大学→京都大学→マサチューセッツ工科大学→京都大学→九州大学→東北大学→ピサ高等師範学校→東北大学→東京大学←今ここ

専門は幾何解析

正井 秀俊武蔵野美術大学) Hidetoshi Masai

陸上競技→囲碁→芝居→数学→??

数学論文検索サイト MathSciNet(マッサイネット)と名前が似ている。

2024年現在、武蔵野美術大学で数学を教える謎の職についている。

専門はトポロジー、幾何学的群論など。

参加登録

本ワークショップは完全対面形式にて実施いたします(オンライン配信・ハイブリッド形式では開催いたしません).
当日の飛び込み参加も歓迎いたしますが, 会場の収容人数等の把握のため, 事前の参加登録をお願いいたします.
とくに懇親会に参加を希望される方は, 参加登録を必須とさせていただきますのでご注意ください(5,000円程度の予定).

登録フォームは9月頃に開設予定です.

世話人・問い合わせ先

横山 俊一(東京都立大学) s-yokoyama [at] tmu.ac.jp

Contact:  s-yokoyama [at] tmu.ac.jp