B.テーズウィゼラー語
テーズウィゼラー語(tēzuwizerā)は「誘導人の道具 」という意味で、下層世界に救える存在はいないかと、とある誘導人が探索中に発見したルウォー語を改良して磨き上げたものです。ルウォー語の単語60語を根源語として新たな意味を派生させていったり、ルウォー語の話されている世界には存在しなかった概念を追加して文法規則を編纂していった行く末の言語です。なぜそのようなことをするのでしょう。それはこの世界群の絶対原則として「あらゆる存在をより高みへと。」というものがあるからです。ルウォー語の世界の存在は人間らしい思考ができるかできないかの瀬戸際まで劣化しているものの、まだ試行がギリギリできるのなら言語面から変革を起こしてその意識を上昇させることが最も大規模かつ効率の良い方法なのです。もちろん、大体の場合は現世界の一般的な人間レベルまで上昇させることが限界だそうですけれど。
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