【マクロマン活用事例】
発注業務用の資料作成

自動化の概要

Webサイトから商品の売上ランキングデータを取得し、指定のフォルダに保存するロボットです。

人手不足が続く中でも、従来の精度を保って発注業務を続けるために、マクロマンを活用しました。

●ここがポイント！

マクロマンに単純作業を任せることで、発注担当者が生産性の高い業務に集中できるようにしました。

この業務を自動化した目的

●発注業務の概要

弊社のTSUTAYA部門で取扱商品は多岐にわたります。
ある担当者は、約20店舗のCD・DVDなどメディア商品の発注を1名で行っています。
発注業務は週2回実施しており、その際には「全国の週間売上ランキング」「自社の週間売上ランキング」など、
発注の根拠となるデータを、毎回Webサイトからダウンロードしていました。

●データ取得の流れ

Webサイトから売上ランキングをダウンロードする手順は、次の通り。
所要時間は最大30分程度です。①Webブラウザを開く
②WebサイトにID・パスワードを入力してログイン
③売上ランキングの出力条件を入力
④ダウンロードボタンをクリックする
⑤CSVデータがダウンロードされるまで待つ（30秒～5分程度）
⑥CSVデータをExcelに取り込む
⑦不要な行列を削除するなど、編集をする
⑧ ③～⑦を繰り返す
⑨完成したデータを確認し、発注商品を選定する

●時間がもったいない！？

担当者の希望は、①～⑧にかかる時間を減らして、⑨の発注商品の選定にもっと集中したい！ということでした。というのも、実は発注担当者は1名体制。
アシスタントしてくれる人がいないため、データの作成から商品選定・発注作業まで、すべてこなす必要があります。
（そして他の商品に関する業務も抱えています）そんな中、手順⑤のようなダウンロードの待ち時間にストレスを感じることや、
データを何度もコピペする、という単純作業で集中力を欠いてしまうことに対して、
少しでも状況を改善したいと考えていました。

待ち時間がもったいない･･･！

自動化した結果

●売上ランキングのデータは自動的に出来上がっている！

この事例においては、マクロマンで手順①～⑧を自動化しました。
さらに計画実行機能を活用し、毎週火曜日・木曜日の午前10：30にマクロマンが自動的に動き出す設定にしました。
そのため、売上ランキングデータの作成にかかる時間は30分→0分になりました。担当者が昼休憩後の13時に指定フォルダを開くと、売上ランキングのデータが出来上がっています。そのため、担当者は作業時間を挟むことなく、発注商品の選定を実施できるようになりました。

●人手不足が続く中でも、発注の精度を落としたくない

人手不足が続く中では、どうしても従業員一人当たりの抱える仕事は多くなります。そうなると、「やらない業務」や「省力化する業務」というものが必要になってくるでしょう。一方で発注業務など、お客様の購買に直結する業務については、精度を高く保ちたいのも事実。本事例ではマクロマンの力で、「業務の省力化」と「業務精度の維持」の両立に貢献できたと考えています。

自動化に使用した主な機能

●計画実行機能（マクロマンからタスクスケジューラへの自動実行登録）
●Webブラウザ操作（Chrome）
●Excel操作
●ファイル・フォルダ操作（ファイルの移動、名前の変更）

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