【マクロマン活用事例】
Googleフォーム入力の自動化

自動化の概要

Webサイトから取得した販売実績を、Googleスプレッドシートに転記するためのロボットです。
マクロマンの導入に伴い、実現可能となった業務です。

●ここがポイント！

人手や時間を確保できない業務でも、マクロマンに任せることで、従業員の負担を増やすことなく実現しました。

自動化した業務の内容

●発注業務の概要

約15店舗で重点的に販売する商品について、毎日の販売実績を確認したいという要望がありました。実績はWebサイトからダウンロードできますが、各店の担当者がそれぞれダウンロードするのは非効率なので、
誰か1人がダウンロードと開示を担当する予定でした。
しかし、次のような問題から、手動での作業に踏み切れませんでした。①15店舗の実績を確認するために、ダウンロードを15回繰り返す必要がある
②ダウンロードから開示まで2時間以上は必要であり、毎日それだけの時間を確保できる人がいないそこで、マクロマンで一連の作業を自動化し、Googleスプレッドシートで常に最新の情報を共有できる仕組みを構築しました。

●データ取得の流れ

この業務にかかる手順は、次の通り。
手動で実行した場合の所要時間は最大2時間程度です。①Webブラウザを開く
②WebサイトにID・パスワードを入力してログイン
③売上の出力条件を入力（店舗・月度）
④ダウンロードボタンをクリックする
⑤CSVデータがダウンロードされるまで待つ（1～5分程度）
⑥CSVデータを開く
⑦前営業日の売上・仕入・粗利益の金額をコピー
⑧Googleフォームを開く
⑨Googleフォームに必要な項目を入力（日付・店舗・売上・仕入・粗利益）
⑩ ③～⑨を繰り返す
⑪完成したデータを確認する

自動化した結果

●手動の作業時間は0分

この事例においては、マクロマンで手順①～⑩を自動化しました。
さらに計画実行機能を活用し、毎日午前9時20分にマクロマンが自動的に動き出す設定にしました。
●資料作成に必要な人員　1名⇒0名
●資料作成にかかる時間　120分⇒0分
と、もともと見込んでいたリソースを大幅に削減して、資料作成ができるようになりました。

●マクロマンの作業は高速かつ正確！

Excelからのデータ取得・転記は、マクロマンの得意とする作業です。
同様に、GoogleフォームなどWebブラウザへの入力も、高速で行うことができます。手動作業の場合は「ExcelとGoogleフォームのウィンドウを並べてコピー＆ペースト」を行っても、
1店舗分のコピペに1分程度は必要となります。
また、コピーする部分を間違えないよう集中力が必要ですし、万が一間違えた場合はやり直し作業が発生します。マクロマンで実行する場合、1店舗分の転記にかかる時間は3～5秒程度です。
そのため、マクロマンの稼働時間自体も30分程度（そのほとんどがダウンロード待ち時間）です。

●「やりたかったけどできない」をマクロマンで実現

店舗運営をするうえでの悩みは、「なるべくお客様や売り場に時間を使いたい」という思いがある一方で、
「予算に対して実績がどの程度か」などのバックオフィス業務も疎かにはできないことです。どうしても「現場が忙しくて･･･」と後回しにしがちなバックオフィス業務ですが、
今回はマクロマンの力を使うことで、やりたいことをそのまま実現することができました。

自動化に使用した主な機能

●計画実行機能（マクロマンからタスクスケジューラへの自動実行登録）
●Webブラウザ操作（Chrome）
●Excel操作
●ファイル・フォルダ操作（ファイルの削除）

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