国史跡
長浜市下坂中町
下坂氏は中世以来の在地領主として下坂荘(下坂中、大戌亥、高橋、下坂浜の四ヶ村)を治めていた。
土塁や堀の跡がよく残されている。
「下坂氏館跡フォトコンテスト」入賞作品
不断光院は下坂氏創建の菩提寺で、屋敷地の南西に隣接している。もとは天台宗の西福寺と称したが、後鳥羽上皇の皇子雅成親王の法号から不断光院と寺名を改めた。観応元年(1350)下坂治郎左衛門茂兼によって再興され、浄土宗に転宗している。(長浜市史7 251頁)