Beginner Class-Robo RAVE
Beginner Class1日目と2日目の午後、RoboRAVE競技を参考にした紙工作×ロボットプログラミングを体験しました。「ロボロボの会」今井さん、元キャンパーでロボロボの会OB現役理系大学生の長嶺さん、橋本さん、ロボカッパーOBの是澤さんが担当でした。
ロボットに厚紙で作った箱を取り付け、ピンポン玉をより多く運んだほうが勝ち!親子チームで協力しながら、ピンポン玉を落とさずに運ぶための工作と、ライントレースのプログラミングに熱中していました。皆さんのリクエストが多かったので、今年は2日目に、2回目の試技にも挑戦しました。
Beginner Class- Robo Cup Junior Soccer
Beginner Class2日目、3日目はロボカップジュニアサッカーに取り組みました。ロボロボの会OB橋本さん、長嶺さん、是澤さん、ロボロボの会今井さん、小泉さん、玉城さんが担当でした。赤外線を発するボールをセンサで感知して見つけて、ゴールを目指します。プログラミングで思ったようにロボットを動かすのは簡単ではありませんが、試合になると子どもたちもサポーターも真剣で大いに盛り上がりました。
初めてのハンダを使う実習講座です。希望者多数のため、3組ずつ順番にハンダを使ってスイッチを製作しました。
Basic Class -THE FIRST MAKE
自律型ロボットサッカー講座「世界に駆ける」
自分でロボットキットを組み立てる講座です。講師はロボカップ世界大会に何度も出場している政岡さん、多田さん。初めてロボット作りに取り組みました。1日目に作り上げ、2日目からはロボットサッカー講座に合流して、自分のロボットでプログラミング、試合まで体験しました。
Basic Class - 3DPrinter入門講座
今年一番の人気講座は、白山さん、小泉創世さんの持ち込み企画で3Dプリンター入門講座でした。3DCADを使った設計も基礎から習い、思い思いのパーツを製作しました。何時間もかかるプリントアウト作業に、3Dプリンターの前に釘付けになって待つ子達の期待感がすごかったです。何度も失敗を繰り返し、時間との戦いでプリンターを取り合うトラブルも、子ども達の話し合いで解決しながら、再挑戦する姿勢が印象的でした。名古屋から3Dプリンターを送ってくださった白山さんありがとうございました。
Advanced Class
センシング入門講座/自作ラインセンサー講座
今年の講師の持ち込み企画は、藤山さんは赤外線ボールセンサについて、小泉創世さんは自作ラインセンサについての講座でした。自分たちの疑問をすぐに応えてもらえるチャンスを使って、それぞれ手応えのある時間だったようです。ボールセンサは夏休みのうちに製作済みで挑めたので、3日間という限られた時間の中で、新しい知識や技術をつかって、自分たちがやりたかったことを最終日に披露してくれました。
キャンプ恒例! Exhibition
毎年恒例、キャンプ名物のエキシビジョンマッチ。RoboCup Junior2021世界チャンピオン「Leopard」と2022世界チャンピオン「GRAPES」の対決で、見たことのない速いマシーンの動きを見て、ビギナークラスの子どもたちや大人も興奮しました。是澤さん、長嶺さん、白山さんのライトウェイトロボットの試合も重量の違いから2vs1でしたが、見どころある面白い対決を見せてくれ大きな歓声があがりました。ここでしか見られない世代も重量も超えた試合はいつもキャンプで一番楽しかった思い出として語られています。
交流! 交流! 交流!
今年の若手講師陣は、過去にキャンパーや学生の時にキャンプに参加してくれたことのあるベテラン講師ばかりで、この日のためにとっておきのプレゼンテーションを披露してくれました。過去に体験してきた大会の話、今取り組んでいる大会、プロジェクト、多種多様な面白い話は、参加者の知らない世界ばかりで、とても魅力的でした。なんといっても国際宇宙ステーションの現役ロボットエンジニアのお話は、凄かったです。
食事の準備をしながら、またOIST見学や皆で一緒に食べるお食事タイムなど、キャンプをきっかけに様々な出会いや体験がありました。いつでも誰でも自由に、その時々でセッション的に始まる技術交流会、体験談、保護者同士のティータイムなどプログラムにはないプログラムがキャンプの醍醐味です。子どもも大人も、お父さんもお母さんも、キャンパーも講師も刺激的な価値ある3日間でした。
集合写真
夢のような3日間は、キャンパー保護者サポーター講師総勢60名が集まりました。講師の皆さんは北は宮城県から、東京、横浜、名古屋、高知、福岡など遠方から来てくださいました。とくに海外から駆けつけてくださいました多田さまの貴重なお話には子ども達だけでなく大人も大きな刺激を受けました。ご協力いただきました沖縄科学技術大学院大学OISTさま、㈱ダイセン電子工業さま、美味しいご飯を作ってくださったお母様、お父様方、本当にありがとうございました。