「レッド・パージ75年のつどい」記念誌 普及のお願い
レッド・パージは、4万人をこえる共産党員や支持者、労働組合活動家らを「企業の破壊分子」などの烙印(らくいん)を押して、解雇し暴力的に職場から追放し、社会的にも抹殺しようとした戦後最大の人権侵害です。被害者ならびにその家族に計り知れない痛苦を強いるとともに、日本の労働運動と民主主義運動に大きな打撃を与えた弾圧事件でした。
昨年が本格的なレッド・パージから75年を迎えたことから、再びこのような人権侵害、弾圧事件を繰り返してはならないと、この教訓を次世代に伝えることを期して、昨年(2025年)12月13日に全労連など諸団体・組織の協力で、「レッド・パージ75年のつどい」を開催しました。本誌は、この「つどい」の記念誌です。ぜひ、普及にご協力をよろしくお願いいたします。
頒価:500円、お申し込み先:「レッド・パージ反対全国連絡センター」
「レッド・パージ被害者の人権回復と人間の尊厳を守る政治を求める」院内集会が6月3日、参院議員会館で開かれ、被害者救済法制定を求める請願署名約8000人分を、日本共産党の仁比聡平参院議員らに手渡しました。主催は、レッド・パージ反対全国連絡センターです。
レッド・パージは、1949年から51年にかけてアメリカ占領軍の示唆を受け、日本政府と財界の積極的な加担によって、推定4万人の共産党員や労働組合活動家らを「企業の破壊分子」などの烙印(らくいん)を押して、解雇し暴力的に職場から追放した戦後最大の人権侵害・弾圧事件です。
全国連絡センターの鈴木章治事務局長は「事件から75年。当事者がいなくなりましたが、過去の問題ではありません。いまも形を変え、類似の被害が続いています。どんな状況でも人権が保障されることは現代的課題です」と訴えました。ドキュメンタリー映画・DVD「レッド・パージ~今に続く負の遺産」の普及や上映会を呼びかけました。
仁比議員のほか、参院会派「沖縄の風」の高良鉄美議員らがあいさつ。仁比氏は「憲法を踏みにじる戦後史最大の“傷”といえる不当、無法な弾圧事件から75年。闘いの先輩たちが他界するなか、特定の思想を排除・弾圧する社会構造をかえる闘いを若い現役世代と連帯して進めることが大事です」とあいさつしました。
仁比聡平参院議員の挨拶動画:https://youtu.be/RfjcYo6SdCw
(写真)レッド・パージ被害者の人権回復と救済法制定の請願署名を受け取る仁比議員(左から5人目)=参院議員会館
レッド・パージ75年 映画と講演のつどい
「レッド・パージ75年 映画と講演のつどい」が12月13日、東京都内で開かれました。主催は同つどい実行委員会。レッド・パージは、1950年前後、米占領軍の指示を受け、政府や企業が、日本共産党員と支持者の労働者3万人以上を解雇したものです。 主催者あいさつで秋山正臣実行委員長(全労連議長)は、レッド・パージは戦後最大の人権侵害事件で今にも通じると指摘。高市早苗政権が戦争国家づくりへ突き進み、「スパイ防止法」制定や国会議員定数の削減を狙っていると批判し、「悪法を阻止し、国民本位の政治に変えていこう」と呼びかけました。
連帯あいさつで日本共産党の市田忠義副委員長は、高市政権と排外主義政党による危険な反動ブロックに対抗する草の根の運動が各地で起きていると述べ「くらしと民主主義・平和擁護の『新しい国民的・民主的共同』を広げることがレッド・パージの歴史を繰り返さない確かな力になる」と語りました。
ドキュメンタリー映画「レッド・パージ~今に続く負の遺産」の上映後に、小澤隆一東京慈恵医科大学名誉教授が「戦後80年 いま、レッド・パージと日本国憲法を見つめる」と題して記念講演を行いました。
(写真)レッドパージ75年映画と講演のつどいで主催者あいさつする秋山氏=13日、東京都内
日本映画製作者協会「新藤兼人賞」にノミネートされました。
【新藤兼人賞とは】
日本映画製作者協会 (協同組合)に所属する現役プロデューサーが「この監督と組んで仕事をしてみたい」「今後この監督に映画を作らせてみたい」という観点からその年度で最も優れた新人監督を選ぶ。他の映画賞とは全く違う選考基準を持ち、現役プロデューサーのみが審査員をつとめる日本で唯一の新人監督賞。1996年に「最優秀新人監督賞」として始まり、2000年より新藤兼人監督の名前を冠して現在の名称となる。受賞者には新藤兼人オリジナルデザインのトロフィーと賞金が与えられます。
プロデューサー賞は「優秀な作品の完成に大きな貢献を果したプロデューサーまたは企画者」に与えられます。
しんぶん赤旗に映画「レッド・パージ~今に続く 負の遺産」の地域上映会の内容が紹介されました(2025年10月7日号)
しんぶん赤旗に映画「レッド・パージ~今に続く 負の遺産」の9月27日(土) 10時30分の回上映終了後の舞台挨拶の内容が紹介されました(2025年9月28日号)
しんぶん赤旗日曜版に映画「レッド・パージ~今に続く 負の遺産」が紹介されました(2025年9月14日号)
都内上映会のお知らせ(記事内容補足)
・「池袋シネマ・ロサ」にて2025年9月26日(金)から
上映中(終了日10月9日)
〈URL:https://www.cinemarosa.net〉
「レッド・パージ~今に続く 負の遺産~」舞台挨拶 【日時】9月27日(土) 10時30分の回上映終了後 舞台挨拶が開催されました。
【登壇者】
市田忠義(日本共産党中央委員会副委員長)
宇都宮健児(弁護士)
益子良一(税理士・被害者家族)
三宅明正(千葉大学名誉教授)
鶴見昌彦(監督)
鈴木章治(プロデューサー・レッド・パージ反対全国連絡センター事務局長)
平沢清一(プロデューサー)
※敬称略
●更新日:2025年5月30日
映画『レッド・パージ』が、第42回 (2024年)日本映画復興奨励賞を受賞いたしました。
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◎日本映画復興奨励賞
・ 『レッド・パー ジ~今に続く 負の遺産~』レッド・パー ジ反対全国連絡センターと故・植田泰治プロデュ ーサー