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A. 違います。そもそもお腹に空気は入りません。
吸った息は肺にしか入らないので、お腹に空気が入ることはありません。「腹式呼吸」とは横隔膜を下げて肺を下方向に広げることで、内臓が押し下げられ、お腹が膨らんで見える現象のことです。
「お腹から声を出す」というのは、横隔膜やインナーマッスルで息を安定させて、のどに負担をかけないようにするという意味で、実際に声は声帯で作られ、体全体の共鳴空間で響きをコントロールしています。
A. 声帯と脂肪には科学的な関係はないことが証明されています。むしろ、脂肪が多すぎると呼吸がしづらくなって、声のコントロールに悪影響を及ぼすこともあります。
昔の名歌手にふくよかな人が多かったこともあり、「太っている方が良い声が出る」と思われがちですが、それは単なるイメージの影響に過ぎません。実際には、体型よりも発声技術やトレーニングの方が圧倒的に重要です。
A. それは完全に思い込みです!
年齢を重ねると体力や声帯の柔軟性は落ちますが、
正しい呼吸の支えと共鳴を身につけていれば、むしろ倍音が豊かになり、響きは深まります。
実際に、当時92歳で高音を歌ったおじいちゃんがいます。
年齢で諦める人が多いだけで、「テクニックを磨いた人」は何歳でも伸びる。
結局のところ――
努力してない人に高音は出せません。
やるかやらないか、それだけです。
A. 歌っている最中は、常に次のフレーズのことを考え続けていて、集中力を切らさずに最後まで歌いきることが何よりも重要です。
途中で息切れやスタミナ切れにならないよう、裏ではヒーヒー言いながら筋トレもしています。
イメージでいうと、水面上では優雅に泳いでいる白鳥。でも、水中では必死に足をバタつかせているのと同じですね。
だからこそ、観客の皆様には舞台上の歌に集中していただきたい。
歌手の苦労や都合は、決して見せないのが、プロとしての矜持(きょうじ)だと思っています。