要求工学ワーキンググループ

( REWG : Requirements Engineering Working Group )

1. 概 要:

高品質のソフトウェア要求を開発するための工学として要求工学があります. ソフトウェア開発に携わる者にとって,またソフトウェアの発注者や利用者にとっても ソフトウェア要求定義は避けては通れませんが,この要求工学に関する技術交流の場と して標記ワーキンググループ(以下RE_WG)が情報処理学会ソフトウェア工学研究会において設立されました.

要求工学に関する研究トピックスは幅広く多種多様化しており (1) 要求獲得・要求分析,(2) 要求言語と要求仕様化技法, (3) 要求仕様とソフトウェア開発管理,(4) プロトタイピング, (5) 形式的仕様,(6) CASE などがあげられますが,我国においては活発に研究されているとは言えない 状況であり,この分野の研究を活性化するため,RE_WG では,要求工学に関連した技術について意見交換・技術交流・評価などを行ないます.

2. 参加募集:

1998年8月31日をもって 第1次のRE_WGメンバの参加募集を締め切りました。 その時の募集要項は こちらです。なお、現在メンバでない方で、 RE_WGメンバとして新規加入を希望される場合は、 RE_WG幹事の承認を得た上で メンバになれますので問合せ先のメールアドレス宛に御連絡下さい。 入会金・会費等は不要ですが、メンバの方には以下の活動を お願いします。

3. 活動状況:

本RE_WGでは国際会議のプログラム委員会業務 を 共通問題 として取り上げ、 メンバは各自の研究手法を適用し、その成果をワークショップで 発表します。発表された成果について全員で討論し、新たな問題点や得られた 知見を次のワークショップまでの課題とします。共通問題自身もワークショップ を進めるに連れて進化します。

また、メンバ全員によって要求の品質計量化に関する議論を進めました。 2007年1月時点での議論・検討の結果を 「要求仕様書の品質に関する研究成果報告」に示しています。


2004年9月に12th IEEE RE'04(要求工学国際会議)を京都の立命館大学で開催しました。 この会議が欧米以外で開催されるのは初めてのことです。この国際会議への 国内からの参加を促進するため要求工学ワーキンググループは連続チュートリアルを 企画し実施しました。

4. 問い合わせ先:

〒525-8577 滋賀県草津市野路東1-1-1 立命館大学 情報理工学部 情報システム学科 大西 淳
Tel: 077-561-2693, Fax: 077-561-5203, e-mail: re_wg@googlegroups.com (@は小文字)

5. 要求工学ワーキンググループ主査・幹事:

主査:白銀純子(東京女子大)

幹事:大西 淳(立命館大)、中谷多哉子(放送大)、小形真平(信州大)

IDPT'99での要求工学セッションCFP

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