絵本「ほうさんちゅう」でも使われていたマリアナ海溝の白亜紀放散虫を使用したトランプです。
絵柄によって分類群がわかれていて、系統関係を考えることもできます。ジョーカーに使われている放散虫は実は未記載。見ているだけでも楽しいです。
2025年のカレンダーのテーマは「放散虫の棘」です。マリアナ海溝で採取したサンプルから酸処理によって得られた後期ジュラ紀~白亜紀最前期放散虫の電子顕微鏡写真の中から、特徴的な棘を持つ放散虫を並べています。
2024年のカレンダーは、沖縄近海で採取された現生放散虫の写真です。光学顕微鏡で撮影した海に生きている時の写真と電子顕微鏡で撮影した骨格の画像を並べています。
2023年のカレンダーは、マリアナ海溝で採取したサンプルから酸処理によって得られた後期ジュラ紀~白亜紀最前期放散虫の電子顕微鏡写真と酸処理後のサンプル表面の写真です。
2022年のカレンダーは、マリアナ海溝で採取したサンプルから得られた後期ジュラ紀~白亜紀最前期放散虫の透過顕微鏡写真と電子顕微鏡写真を使っています。
2021年のカレンダーは、RC GEARが作成した放散虫銀細工の写真を使っています。
カンブリア紀から現世(第四紀)まで、様々な時代における放散虫の多様な形を楽しめます。
2020年のカレンダーは、沖縄で採取された生きている放散虫の写真を使っています。
カラフルですが、染色や加工をしているわけではなく、軟体部や共生藻類の色が見えています。
絵本「ほうさんちゅう」や放散虫トランプと同じく、マリアナ海溝の白亜紀放散虫を使用したカレンダーです。
下の部分を切り取ればポスターとしても使えます。
沖縄で採取された生きている放散虫の写真を使っています。
カラフルですが、染色や加工をしているわけではなく、軟体部や共生藻類の色が見えています。
【Marvelous Microfossils: Creators, Timekeepers, Architects】
放散虫をはじめとした微化石の写真集です。放散虫写真の豊富さと美麗さに関しては、世界でも有数の書籍です。放散虫以外にも、コノドントや有孔虫、円石藻などの美しい写真が載っています。
放散虫や微化石に魅かれている方には強くお勧めする本です。写真が多いので、外国語が苦手であっても楽しめると思います。
【美しいプランクトンの世界 生命の起源と進化をめぐる】
題名の通り、放散虫をはじめとしたプランクトンの美しい写真が数多く掲載されています。
アカンタリアも含め、放散虫には16頁ほどが割かれています。それ以外の頁にも、放散虫が各所に載っています。
【微化石―顕微鏡で見るプランクトン化石の世界】
放散虫のことを知らないけれどもっと知りたい!となったら、まずこの1冊。
写真の数が多く、様々な種類の写真が掲載されています。
チャートの写真やヘッケルのスケッチなどもあります。
放散虫に限らず有孔虫・珪藻・コノドントなど様々な微化石を取り扱っています。
これらの化石から何がわかるのか?といった研究についての説明も。
既に絶版ですので、手に入りそうな方は購入しておくことをお勧めします!