9/3(水)の学術バーQは院生室営業!
哲学(現象学)専攻の院生スタッフ・ばんじょーが皆さんをお迎えします!
文系大学院生・研究者のキャリアをめぐる日本の現状を憂い、研究と並行して精力的に研究者支援事業の立ち上げにも携わるばんじょー。
アツい志を持つ彼と、ぜひざっくばらんにお喋りしに来てみませんか?
いつも通り18:00オープンです。
ご来店、心よりお待ちしております!
店長、います!
イベントがない日です!
直接おしゃべりするチャンス!
18:00オープンです!
9/5(金)の学術バーQは、
共同研究を語り尽くすBAR feat. N高グループ研究部
と題してお届け!
タイトルの通り、N高グループ研究部
との共催企画となります!
「そもそも共同研究ってどんなふうに始まるの?」
「どうやって共同/協働してるの?」
「共同研究の意義って?」……
そんな共同研究のイロハ、実は大学院生でさえ知る機会は少ないのではないでしょうか?
当日は4名の研究者をゲストに招き、実際の共同研究の流れから「共同研究あるある」、よい共同研究を生むコツまで、幅広く語っていただきます!
研究者志望の学生さんはもちろんのこと、産学官連携に関心のあるビジネスマンの方なども大歓迎です。
ご来店お待ちしております!
【タイムテーブル】
18:00 開店
19:00 イベント趣旨説明
19:10 4名のゲストによる共同研究に関するスライドトーク
20:50 小休止
21:00 全体ディスカッション
22:00 中締め→フリートーク
23:00 閉店
【料金】
タイムチャージ:一般¥1,000/h・学生¥500/h
ドリンク代¥600〜(お一人1杯以上のご注文をお願いしております)
9/6(土)の学術バーQは、
院卒だけど民間就職も悪くないよBAR
と題してお届け!
「大学院進学は就職において不利になる」
「院進するなら、就職の道は断たれるものと覚悟せよ」……
そんな言説がまことしやかに囁かれ、「院進か就職か」は二者択一で語られることも少なくないように見受けます。
しかし、それってどこまで本当??
大学院を経て民間就職したり、なんなら会社勤めを経験してから大学院に戻ったり。
実は多様なルートが存在するのでは?(もちろんそれに伴う困難も色々あるのかもしれないけど……)
当日は、実際に大学院を修了したのちに民間企業に就職され、その後の歩みもさまざまな3名の方をお招きし、「院卒の民間就職」のリアルについて語り尽くします!
大学院進学に不安を抱える方、院卒者のキャリアに関心のある方、ぜひ集まって語らってみませんか?
18:00開店、イベントは19:00頃スタート予定です!
皆さまのご来店、心よりお待ちしております!
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【イベンター】
ふじちゃ(大学院博士課程(社会学))
森田紀帆(日系シンクタンク)
ベア(ー)
【イベンター自己紹介】
ふじちゃ:修士の時はレンタルなんもしない人、博士はボクシングジムです。社会学の中でも質的な方法を使って研究をしてます。
森田紀帆:昨年筑波大学大学院を修了し、就職しました。大学院では口唇口蓋裂に関わる当事者や家族、医療従事者たちの関係性から病いの輪郭を捉える質的研究を行なっておりました。
ベア:普段Qでは、男性学やジェンダー、ネットワークなどのお話をしております。今回は趣向を変えて仕事面を中心にお伝えすると、普段仕事ではデータ活用をメインとしながら、人事領域のコンサルをやっております。今年で6年目となり、ようやく何とか中堅として仕事ができるようになってまいりました。
【当日ご披露予定のトーク内容】
ふじちゃ:修士がおわってから民間企業に就職し、2年間働いて博士課程に戻ってきました。「いつか博士に行きたいな」と思いつつ、なぜ今なのか?どのタイミングで考えたのか?金銭面のやりくり、良かったことや後悔などたくさんお話しする予定です!
森田紀帆:文系大学院卒から就職して、企業も悪くない!というのを伝える内容を想定。
1.院進の背景、研究内容の紹介
2.分野、金銭面の不安点と解決策の紹介
3.就活を決めた背景
4.就活してみてのメリデメ、就活市場
5.シンクタンクの紹介
6.質疑応答
ベア:私としては、大学院からビジネスキャリアに進んだが故の仕事を身に着けていく上での難しさと、仕事という道を選んだからこそ成長できた・学べたことを伝えられたらなと考えています。
【お客さんへのメッセージ】
ふじちゃ:博士に進学するにあたって就職していた経験はどのように役立つのか、精一杯お話しさせていただきます。私は会社員時代に院進しようか迷った時になかなか同じ経験をしている人が少なかったので、そうやって進路に迷ってる人にもぜひ来てほしいです!どうぞよろしくお願いします!
森田紀帆:就職するか、アカデミアに残るかは院生(あるいは学問を志す者たちの多く)が持つ大きな悩みのひとつだと思います。私も長らく悩んだ末、研究に近い活動を行う企業への就職を選びました。働いてみると院生時代には身に付かなかったことや、自分の足りない点が見えてきて、社会人も悪くないと思うようになりました!アカデミアでのポスト不足や文系院卒就職の需要のなさへの不安、そういう漠然としたモヤモヤがある方はぜひ一度お話を聞きにきてください!
ベア:研究とビジネスキャリアは一般に全く違う道と捉えられ、それは一定事実なわけですが、仕事の道を進んだからこそ得られた面白さ、難しさを伝えられたらなと思います。また、研究とビジネスは部分的に架橋することも実際にはありますし、研究/ビジネスの二者択一ではない世界観の第一歩になればなと。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
ふじちゃ:博士に行くか民間就職するか迷ってる人/民間就職が漠然と怖い人
森田紀帆:大学院進学したけど就活大丈夫かな?と不安な方、文系大学院就活に不安を抱える方、博士課程への進学か就職かで悩んでいる方、アカデミアに残るに当たって金銭的な面で懸念がある方、社会人大学院に興味がある方、などなど。アカデミアと就活に関わる何かの思いがある方全員が対象です!
ベア:自分は絶対に大学教授になる宿命にあるんだ!という人に、むしろ来ていただきたいです。もちろん、これからビジネスキャリアを目指しながら学び研究している修士・博士の皆さん、修士・博士を通らなかった方々、広く来ていただければ嬉しいです。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
ふじちゃ:https://x.com/obbayaaaaaaaaaa
9/7(日)の学術バーQは数学Night!
数学徒2人がバーテンダーとして皆さまをお迎え!
数学関連であれば、当日ぶっつけでプロジェクターを用いたスライドトークをご披露いただいてもOK!
カジュアルに数学トークを楽しみ尽くす一夜をお楽しみに!
(もしかしたら10月以降も定期開催する、かも……?)
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
9/10(水)の学術バーQは「学術バーQオンライン院生室 Offline Meetup」を開催!
学術バーQでは、主に若手の大学院生や、大学院進学志望の学生の方々の交流の場として、オンラインを主体としたコミュニティ「オンライン院生室」を運営しております。
とはいえ、オンラインだけのつながりにとどまるのはもったいない!!
面と向かったコミュニケーションでこそ得られるものもきっとあるはず……いや、絶対ある!!
月イチくらいは顔を合わせて、リアルな交流や情報交換を楽しみませんか?
もちろんコミュニティ外の方々の来場も大歓迎。
コミュニティへの参加を希望される学生の方々は、ぜひ一度足をお運びください!
有意義な交流の場となるよう、学術バーQ一同尽力してまいります。
ご来場、心よりお待ちしております!
*こちらの催しは、学術バーQ友の会の皆さまのご支援により実現しております。この場を借りてあらためて御礼申し上げます。
https://sites.google.com/view/q-gakujutsu/members?authuser=0
【料金】
大学院生以下:席料1,000円+飲食代
その他:席料1,000円/時間+飲食代
【営業時間】
18:00〜23:00
(最終入店受付22:30)
9/13(土)の学術バーQは、
授業実践から教育を考えるBAR vol.3 -理数科目編-
と題してお届け!
タイトルの通り、実際に授業を受ける体験をしたうえで教育について考えてみるという、毎度大変面白い(のでもっとたくさん人が来てほしい!)企画の第3弾。
今回は「理数科目編」ということで、理科と数学の授業を皆さんに体験していただきます。
教育学の研究者や学校教育のプロフェッショナルから授業を受ける機会なんて、大人になったら滅多にないのでは……?
しかもお酒片手にとなれば、全国でも学術バーQでしか味わえないかも!?
ぜひとも皆さん一度はご体験いただきたい……!
開店は18:00、授業開始は19:00頃を予定!
皆さまのご来店、心よりお待ちしております!
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【イベント概要】
実際に中学/高校あたりの理科と数学の授業を受けてみることを通して,教育についてオープンに語っていきたいと考えています。我々が何かをみなさんに伝えるというよりも,みなさんがどのように考えているのかを軸に交流していきたいと思います。
【イベンター】
いなむー(東京大学大学院)
なまもの(某大学の非常勤講師ほか)
【イベンター自己紹介】
いなむー:学習者内での数学的概念の構成過程について,解や解法が一つには定まらない問題を授業の中で利用するということを軸として検討しています。
なまもの:こんにちは。現在,小/中/民間の理科の講師と,大学の教職課程の講師をしています。修士課程では,「同じ種類の植物でも色んな形があるよね何でだろうね」といった生物の進化・生態の領域をかじり,社会人になって出戻った博士課程以降は,博物館教育―戦後のいわゆる“学校博物館”実践や,今日の学校と博物館の新しい連携の形など―の研究をしています。当日はどうぞよろしくお願いいたします。
【お客さんへのメッセージ】
いなむー:数学では,協同的な学びを展開していきたいと考えています。協同に懐疑的な方も多いのかなと思いますが,まずは体験してみてください!
なまもの:今回の企画では,本職の理科の先生方にはきっと馴染みがあるであろう煮干しを使った実践その他を題材に,“学校の理科なんぞ~”について,おもに学校教育や社会教育の視座から話題提供をしたいと思っています。当日は煮干しをたくさんご用意してお待ちしておりますので,煮干しを指先でいじったりしながら,愉しくお喋りすることができれば幸甚に存じます。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
いなむー:今回は理科と数学ということで,その辺があまり好きではなかった方々にこそ来ていただきたいと考えています!!!
なまもの:理数畑かどうかは一切問わず,例の“学校の理科なんぞ社会に出たら何の役にも立たない”とかなんとかについて,一緒に整理してくれる人 etc.
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
9/18(木)は「社会心理学フェス」!
サイコーにゴキゲンなお祭りが、学術バーQにやってくる!
今年は9/20・21の2日間にわたって東大・本郷キャンパスにて開催予定の日本社会心理学会大会。
その直前スペシャルイベントを、学術バーQで開催する運びとなりました!
当日は、日本社会心理学会の紹介のほか、いくつかの研究発表や、学会の見どころの紹介も実施予定!
人間の心やコミュニケーションの不思議に興味のある人なら、きっと楽しめるコンテンツが目白押し……!?
18:00から23:00まで、みっちり楽しみ尽くしましょう!
ご来店、心よりお待ちしております!
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【大まかなイベント内容】
このイベントでは「日本人はなぜ人前で褒められると照れるのか?」「なぜ戦うと仲良くなるのか?」という日常に潜む2つの“なぜ“を扱います。前者は「出る杭は打たれる」文化や人間関係のあり方から、後者は脳内で働くオキシトシンという物質の作用から考えてみます。第2部では日本社会心理学会のプログラムを一緒に眺めながら、私たちのおすすめ発表をご紹介します。
【イベンター】
高岸治人(玉川大学脳科学研究所)
【イベンター自己紹介】
玉川大学脳科学研究所で社会心理学を研究しています。人がなぜ他者を信頼し、助け合うのかを、行動実験や脳画像解析、ホルモン測定、DNAメチル化解析など多様な方法で探っています。最近はオキシトシンや遺伝子と向社会行動の関係、文化が心に与える影響に関心を持ち、国際的な共同研究も進めています。
【お客さんへのメッセージ】
人前で褒められると照れるのはなぜ? 戦うと仲良くなるのはなぜ? そんな日常のふとした疑問を、心理学や脳科学の視点からわかりやすくお話しします。学術バーQはお酒を片手に楽しめる“学びの場“。心理学に詳しくなくても大丈夫です。気軽に参加して、人間の心の不思議を一緒に考えてみませんか?
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
- 大学や高校で心理学や社会学を少し学んで「人の心や行動って面白いな」と思った方
- 日本文化や人間関係の特徴に関心がある方
- 普段の生活で「なんでこう感じるんだろう?」と心理の裏側を知りたい社会人の方
- 日本社会心理学会に興味がある大学生/大学院生
- 今年度の日本社会心理学会で発表する予定の大学院生
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
9/20(土)の学術バーQは、
"女性のための技術”を問いなおす
-日本のフェムテック市場のこれまでとこれから-
と題してお届け!
女性の抱える諸問題を解決し、女性の自立や社会進出を後押しするものとして注目されてきたフェムテック。
しかし、本当にそれは実現できているのか?
フェミニズムの視点から見たとき、見過ごされてきた限界点や課題はどこにあるのか?
当時は、自身もフェムテック領域で起業し、現在は学術的手法で批判的な探究を続ける大学院生と、同じくフェムテック事業の立ち上げ経験をもつ起業家をゲストにお迎え。
実践と研究、二つの立場から交わる対話を通じて、「女性のための技術」をあらためて問い直します!
いつも通り18:00オープン、トークイベントは19:00開始予定です。
皆さまのご来店、心よりお待ちしています!
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【イベント概要】
ここ数年、「女性の身体の困りごと」を解決するツールやサービスが次々と登場し、「フェムテック(Female + Technology)」と呼ばれる市場が誕生しました。
月経、妊活、更年期、産後ケア…これまで科学技術の世界でスポットライトを浴びてこなかった「困りごと」が、少しずつ浮かび上がってきたことは確かです。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみませんか?
「女性のための技術」っていうけど「女性」って誰のこと?
フェムテックは本当に女性を「エンパワメント」してるの?
なんか、擬似科学っぽいのと結びついてない?
なんで政府はフェムテックを積極的に支援するんだろう?
フェムテックの歴史をフェムテックの起業家とイチから紐解きながら、「女性の身体をめぐる技術」の今を、いろいろな角度から問い直す対話の時間にできたらと思います!!
【イベンター】
江連千佳(東京大学大学院学際情報学府;メインスピーカー)
ハヤカワ五味(起業家;聞き手)
【イベンター自己紹介】
江連千佳:
2000年東京生まれ。2021年、学部在学中に五味さんが経営していたフェムテック企業「ILLUMINATE」でインターンを経験後、同分野で自分も起業。3年間経営したのちに、2024年事業を事業売却し、東京大学大学院に進学。フェムテックについてフェミニズムの視点から批判的に探究している修士2年生。
ハヤカワ五味:
1995年、東京都生まれ。高校生の頃からアクセサリー類等の製作や販売を行い、多摩美術大学入学後にランジェリーブランド「feast」を立ち上げる。2019年からは生理から選択を考えるプロジェクト「ILLUMINATE」を立ち上げ、2022年にM&Aでユーグレナグループにジョイン。同年に「feast」を㈱ブルマーレに事業譲渡。最近は生成AI関連の仕事。
【お客さんへのメッセージ】
自分自身がフェムテックの起業家として歩む中で感じた違和感を書き散らしたくて、事業を売却して大学院に進学してしまいました(笑) 研究室の外で話すのは初?なので少し緊張しますが、当日は実践者と研究者の視点を交えなからフェムテックの現在地をシェアできたらと思います!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
オンラインピル処方や月経管理アプリ、月経カップ、吸水ショーツ…
そんな「女性の身体の困りごと」にアプローチする商品に少しでも関心を持ったり、モヤっとしたことがある方に性別問わずお越しいただけたら嬉しいです!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
江連千佳:https://x.com/ellen_wellness
ハヤカワ五味:https://x.com/hayakawagomi