『クラス役員』としての活動内容を、年間単位で年度のはじめにお知らせします。その中から参加可能なものを選択して活動していただきます。(年に1~2回程度)これによって、多忙な方でも調整することで役員活動に関わって頂けるようにします。
これまでの専門部(事業部・文化部・補導部・学年部)を『クラス役員』に統合し、部会や反省会などをなくします。そして、必要な連絡はHP、usagiメール、LINE等を活用し、反省会やPTAアンケートなどはネット集計します。また、多人数が集まらなくてもオンラインで議題の承認ができる仕組みに変えていきます。
活動の中心を各学年の『クラス役員』とします。そして、その場をベースに保護者間や先生方との情報交換・情報伝達を盛んにし、身近な課題に対してタイムリーに対応できるようにします。学校運営にも保護者が積極的に参加できる仕組みになります。
これまで(令和元年度の例)のPTAの組織図
これまでの選出方法のデメリット
①生徒数が少ない町内は毎年同じ人が役員に選出されたり、選出の際の町内の負担が大きい。
②PTA行事の縮小や変更を考えたとき、専門部ありきなので変化に対応できない。
これから(令和3年度)のPTA組織図
1クラス4名程度とします。(人数はあくまで目安です)
クラス役員は年間1~2回程度、参加可能な行事のお手伝いをお願いします。
選出はあくまでも立候補を優先します。
新しい選出方法のメリット
①これまでの役員の仕事量が80%以上削減できます。
②専門部ありきではないので、その年どしの行事に柔軟に役割分担できます。
③これまでの各町内からの役員選出の負担が大幅に減ります。
昔からPTAというと「母親」の役割でした。
しかし、今の時代は総務省の発表では、(子供がいる家庭での)女性の就業率は、2017年の調査では70.8%と7割を超えています。
2021年を迎えようとしている現在では、さらに割合が増えていると思います。それに加え離婚率も増え、シングルの家庭も増えています。
そのような状況で、昔と同じようなやり方と時間をかけてPTA活動を行うというのは、無理があります。
誤解をしてほしくないのですが、PTA活動を否定している訳ではありません。
子ども達の通う学校を、先生方や地域の方々と協力しながら、少しでも良くしようとすることはとても大事なことです。
ただ、ボランティアは「出来る人が・出来る時に・出来る事をする」のが基本ですので、そのような組織・活動に変えて、気軽に楽しく参加できるPTAになればと思います。
無理のない範囲で構いませんので、子供たちの為に、ぜひ保護者の皆さんのご協力をお願い致します。