アンケート実施期間: 令和5年10月6日〜20日(計15日間)
実施方法:Googleフォームを用いたウェブアンケート
多くの方からの回答を集めるため、回答者のみが視聴できる動画を作成して、アンケート回答のノベルティとしました。ノベルティ動画は、研究テーマの発想の仕方、仕事のやりがい、子供の頃の夢、家庭と研究の両立で大事と思うこと等について、下記の先生方からご回答を頂き、その内容を動画としてまとめたものです。
ノベルティ動画にご出演された先生
増田税 先生(令和5年度学会長)
平塚和之 先生(令和5年度副会長)
土佐幸雄 先生(令和4年度会長)
夏秋啓子 先生(前 男女共同参画推進委員長)
アンケート回答者は、合計284人[男性 211人(74%)、女性 70人(25%)、回答なし 3人(1%)]となり、学会会員数(1500名と概算)の約19%から回答を得られました。回答者の男女割合は男性74%、女性25%であり、学会員全体における男女比(男性77%、女性23%)とほぼ一致していました。
アンケートの回答から、男女ともに、9割の回答者が学会における男女共同参画・ダイバーシティ推進は必要であると答えており、当委員会活動の必要性を示すことができました。
ダイバーシティ推進に向けて望むこととしては、① 学会参加支援(託児支援、ハイブリッド開催等)、② 若手・女性研究者のキャリアパス紹介、③ 学会委員の女性比率向上、④ 男性の意識改革などが多く挙げられており、これらは、研究時間が限られる中でも研究を継続していけるような物理的および精神的なサポートにつながるものと考えられます。委員会でも、“研究を継続することへのサポート”がダイバーシティ推進を進めるための要であると捉え、上記の4項目に重きを置き、これらを支援あるいは改善する活動を進めていく予定です。
アンケート回答の詳細については、以下のリンクに報告書としてまとめています。