研究会について
光遺伝学や化学遺伝学、2光子イメージングといった遺伝子操作技術の非ヒト霊長類への適用は高次脳機能やその障害に関する理解を進める大きな可能性を秘めています。しかし現状は、利用できる個体数の制限などの課題もあり、齧歯類に比べて研究の進展が遅れています。本会では、こうした技術に興味を持つ研究者が集まり、最新の技術情報を共有し議論を深めることで、技術の発展・普及を促進し、脳科学のさらなる発展に貢献することを目指します。
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これまでの研究会
第1回:国際ワークショップ Monitoring and manipulating brain function in non-human primates
(第1回 遺伝子導入技術の利用による霊長類脳機能操作とイメージング研究会)
2018/7/31-8/1 量研(千葉)対面・ポスター
organizer(南本@量研、井上@京大)
光遺伝学、蛍光イメージング、化学遺伝学的手法を用いて実際に霊長類脳を研究されている国内外13名の先生方の講演+ポスター
第2回 「遺伝子導入技術の利用による霊長類脳機能操作とイメージング研究会」
2021/2/27(土) 9-14 オンライン(zoom)
organizer・世話人:網田英敏(京都大学霊長類研究所)
光遺伝学、蛍光イメージング、化学遺伝学的手法を用いて実際に霊長類脳を研究されている6名の先生方の講演+フリーディスカッション
2022/2/19(土) 10:00-16:40 オンライン(zoom)
光遺伝学、化学遺伝学、蛍光イメージング等の遺伝学的手法に加えて、多点電極神経活動記録や解析法などの新技術についての情報共有。
8名の先生方の講演。フリーディスカッション。
organizer・世話人:武井智彦@玉川大)
2023/2/24(金)-25(土) 玉川大HBSH(ハイブリッド)
遺伝学的手法の最新の成果に加えて、行動測定技術と脳の大規模データの解析技術&ポスター
organizer:山田洋@筑波大:世話人:武井智彦@玉川大
2024/3/1(金)-2(土)京都大学国際科学イノベーション棟(ハイブリッド)
遺伝子導入技術による操作、イメージングなど広域脳活動記録を組み合わせた研究のセッション、多点神経活動記録についてのセッション&ポスター。
organizer・世話人:雨森賢一@京大
PRIMATECH2025ー第6回「サル脳新技術研究会」
2025/2/28(金)-3/1(土) 大河内記念ホール(理化学研究所)(ハイブリッド)
organizer・世話人:宮本健太郎@理研
発起人 南本敬史(量子科学技術研究開発機構)・井上謙一(京都大学)
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