「ホームステイ」のみのご紹介です。遺跡日本語学生ガイドはコロナ禍以降停止中につき連絡いただければガイド用マニュアルPDFお送りしますのでセルフガイドでお願いいたします。
ピマーイ(Phimai)はタイ・東北部玄関口の街「コラート(ナコンラチャシマー)」から一時間程度のところにある町です。ちなみにピマーイのアクセントは最初の「ピ」。日本人的には「マ」にアクセントを置きたくなりますが。
大きい町ではないので、これだけであれば半日もあれば見て回るでしょう。2017年に郊外型の大きな総合スーパーができました。逆に言えばやっとこれができるくらいの規模。日本だったら「地方JR線でなんとか急行が停まる駅がある町」といった感じでしょうか。バンコクなど大きな街の喧騒に疲れた人にも人気で、ホテルによっては自転車を貸し出しているところもあります。
見どころトップ2はタイ最大のクメール遺跡「ピマーイ遺跡」と「サイガーム公園」。
銘菓はタイの一村一品運動OTOPで五つ星も獲得した「カーヤーサーン」。ほぼ「雷おこし」です。様々なフレバーのラインナップがあります。遺跡など観光スポットまわりの多くのお土産屋で扱っています。6個入りで50バーツでした(2019年時点)。
ピマーイ最大の名所は「ピマーイ遺跡」。遺跡のシルエットは町のシンボルとして、町中やピマーイ行きのバスなど、様々なところで見かけます。
「え?この形アンコールワットのパクリ?」
パクリではありませんが、同じくアンコール時代の遺跡です。アンコールワットはタイの東、カンボジアにあるわけですが、ここも当時のクメール王朝の支配圏内だったのですね。むしろ12世紀にできたアンコールワットより少し早くできていたと思われ、こちらがアンコールワットのモデルとなった可能性があるとのことです。タイの遺跡なのに、レリーフに描かれている絵もカンボジアテイストで面白いですよ。
多くの神殿は太陽の昇る東を向いているのに対し、この遺跡はアンコールワット方向である南東を向いています。ここからクメール王朝首都への道が続いていたようです。
入場料は100バーツ(外国人料金)。中には(若干おかしなところはあるものの)日本語のミニ冊子も用意されています。
地元の日本語専攻高校生による日本語ガイドも行われていますので、時間あう方はぜひ利用して、高校生と交流してみては?
タイには珍しいスタイルのレリーフ
ピマーイ遺跡と多くの方がセットで見ていかれるのが、遺跡から2キロほどにある「サイ・ガーム公園」(サイ・ンガーム公園)です。湿地帯のようなところ一帯にベンガル菩提樹という木が続いています。
このベンガル菩提樹は木でありながらツタのような性質を持ち、ある程度の高さになると枝は真横に進み、近くの木に巻き付き、時折絞め殺してしまいます。こうしてどんどん横に広がっていった結果、真横に伸びた枝が続き、天然のツタの屋根が広がっているみたいな面白い景色を生み出しました。
観光客だけではなく、市民にも親しまれており、林の中の祠にお参りするひとや、横の川で魚釣りをする家族、公園で恋人とのんびりしているカップルなども見かけます。
この公園の横には大きめの食堂があるので、ツアー観光だとだいたいピマーイ遺跡の後、この公園にきて、ここの食堂でお昼を取りながら観光というのがメジャーコースです。
その他にも国立博物館や、ピマーイ郊外には発掘現場を再現した博物館もあります。出てきた人骨や陶器類がそれぞれどのくらい深い地層からみつかったのかわかりやすいように再現展示してあり、複数の地層から人骨が発見されていることがわかります。つまりこの土地で長い間、人間が暮らしていたということになります。
毎年11月上旬(2019年は11月6~10日)、「ピマーイ・フェスティバル」という街をあげてのお祭りが行われます。
昼間は街を流れる川でボートレースが行われます。大勢が乗り込んだボートが一斉にタイムを競うさまは圧巻です。
夜はピマーイ遺跡がライトアップされ、伝統的なタイダンスなどのショーが行われます。
近隣校(中高一貫校)で外国語を学んでいる生徒による遺跡学生ガイドもあります(日本語、タイ語)。日本語学生ガイドについては「ピマーイ遺跡日本語学生ガイド」ページを参照してください。
見学に来た高校生に発掘風景を案内するガイド
カツ丼などのメニューがある、ピマーイの日本食「風」レストラン