平成30年度 内外環境応答・代謝酵素研究会

本研究会は1997年に慶応大学で開催されたP450若手の会を源流とし、P450と関連深いグルクロン酸転移酵素研究会などと合流し、現在に至っております。今年度はこの研究会を、ここ山陰の地・鳥取で開催いたします。


半世紀前に大村先生、佐藤先生によって発見、命名されたシトクロムP450は、薬物などの生体外異物の代謝に中心的な役割を果たすだけでなく、動植物のホルモンの生合成をはじめ、植物や微生物の二次代謝産物の生合成に関わるものが数多く知られています。また、UDP-グルクロン酸転移酵素(UGT)や硫酸転移酵素(SULT)もP450とともに異物、薬物代謝に関わっています。本研究会では、これらの酵素の構造、生理的な機能をはじめ、これらの酵素などが関わる細胞内外の環境応答に関連する研究について議論を深め、極めて幅広い分野の研究者の交流を深めていただきたいと思います。

豊かな海の幸が楽しめる秋の鳥取で、皆さんにお会いできることを楽しみにしております。

会期:平成30年11月23日(金)12:45 〜24日(土)12:20 (開始・終了時刻を変更しました。)

A20講義室(特別講演、一般講演、ポスター賞ショートプレゼンテーション)

スタディールーム1、スタディールーム2(ポスター発表)


実行委員:永野真吾・日野智也(鳥取大学大学院工学研究科)

11月23日の昼食に関するお知らせ:

11月23日は祝日のため、鳥取大学生協食堂は営業しておりません。また、近隣の飲食店も営業していない可能性が高いので、食事を済まされてから、またはお弁当を持って会場に入られることをお勧めします。

この研究会のジョイントプログラムとして、学部学生や大学院生などの若者向けの教育講演会を、11月23日(金)10:00-12:00に開催します。こちらへの参加もお願いします。

参加費:一般(ポスドクなどを含む):1,000円 学生:無料

懇親会費:一般(ポスドクなどを含む):6,000円 学生:3,000円