第8回OS研 研究会(日本平和学会春季大会分科会・愛知大学人文社会研OS研究プロジェクト共催)のお知らせ
以下の日時/開催場所で第8回研究会の実施を致します。
ハイブリッド開催となりますので是非ご参加ください。
今回の研究会は、帝国主義と共産主義が交錯した20世紀前半、平和の条件を探るべく、
WWⅡ前後の東アジアを舞台に展開された共産主義思想の受容と変容に焦点を当てます。
李報告では建国大学研究院での、共産主義を「敵」としつつも、その理論や運動の研究が行われていた点に焦点をあて、『研究院月報』等を手がかりに、その実態と意図を明らかにしつつ、戦時下における思想統制と学知の関係を再考します。
何報告では、李大钊がコミンテルンの要求を受けて孫文と連携し、第一次国共合作および北伐の促進に果たした役割を考察します。また、彼がハルビンに構築した秘密ルートの実態にも注目し、これを通じて、李大钊の中国共産党初期の国際戦略と国内政治運動との関係性、さらにはその歴史的意義を明らかにします。
お申し込みは以下のフォームよりお願い致します。
https://forms.gle/yzVFpBP1ZzDAYefA9
会場:立命館大学大阪いばらきキャンパス
(対面+オンラインとのハイブリッド開催)
日時:5月31日13時~15時
平和文化分科会(ハイブリッド開催)
テーマ: 帝国主義の時代の社会主義ディスクール
報告: 李昱(愛知大学大学院)「満州国建国大学研究院の共産主義研究について」
報告: 何金凱(東北大学大学院)「コミンテルンの使者としての李大釗――初期中共の北洋軍閥・孫文との交渉をめぐって」
討論: 長堀祐造(慶應義塾大学名誉教授)
司会: 鈴木規夫(愛知大学)