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梶野絵奈『ヴァイオリンを弾き始めた日本人 明治初年、演奏と楽器製作の幕開け』(青弓社、2024年)

  第4回東京大学而立賞受賞作、2024年7月6日「日本経済新聞」朝刊 短評 

   筆者による紹介文も東京大学UTokyo Biblio Plazaからご覧ください。


梶野絵奈 『日本のヴァイオリン史 楽器の誕生から明治維新まで』(青弓社、2022年9月)


梶野絵奈、長木誠司、ヘルマン・ゴチェフスキ編著『貴志康一と音楽の近代 ベルリン・フィルを指揮した日本人(青弓社、2011年)


梶野絵奈・小川哲朗『シューマン・ヴァイオリン・ソナタ全集』(ライヴノーツ、2014年)(amazonで購入可能)

 CD評 「響や語り口の随所で、今のこの現実、見えているもの、理知が了解していたものがフイと揺らぐ。これらヴァイオリン作品が書かれた頃に兆していたという狂気の気配を音の周りに感じ取って顕現させたか。破れを技と力で秩序につなぎとめるのではなく、あえてそれを際立たせ深奥に触れるユニークな仕儀だ」(CDジャーナル データベースより) / 「 何よりも音が美しい」( レコード芸術評)

CD発売記念リサイタル直前インタビュー https://www.a-cordes.com/20140318kajinoena