2025/4/20 <イベント>2025年度定例学習会開催カレンダーをアップデートしました
太田News英語学習会で活躍しているメンバーを紹介するコーナーです。
四季のOHANA便り
『peace』―。何と素晴らしい単語でしょう。この単語を何回か口ずさむと、『smile』と口元が同じになり、緩やかになります。
光り輝く朝日が昇り、元気を与えてもらえる単語だと思います。
定年後12年続いた勤務も3年前に卒業となってしまいました。今は、休耕畑(150坪)を借りて、季節ごとに好きな花を栽培しています。ポピー、ゴテチャ、ルピナス、バラ、ダリア、ケイトウなどを我が子と思いながら育て、楽しんでいます。散歩する近隣や、外国の人たちと花を眺めながら笑顔で雑談するひとときが安らぎを与えてくれます。今年も、花を栽培しながら、『心の平和』を追い求めたいと思います。 K.O.
essay for you
ヘンデルのメサイア初演の頃の英語は?
S.I.
所属している合唱団では今年と来年メサイアを演奏しますが、その歌詞は1611年に発行されたジェームズ王欽定訳(King James Version=KJV)聖書から取られています。古い言葉が出てくるし活用形が多少異なっていても何とか読めるのですが、読めるように歌ってよいかどうかが今日の話題です。 第22曲目の合唱曲はBehold the Lam of God that taketh away the sin of the world.です。beholdは“(じっくり)見る”ですが、古英語とあり、類語辞典ではlook at, see, observeと出ています。またtakethは当時の活用形で、音符が2つ割り振られた2音節となっています。現代はtakesなので1音節ですね。またメサイアにはyour Godとの表現がよく出てきます。当時の発音はヨウルゴッドのようです。二重母音とrをはっきり発声した訳です。このように詮索して行くと発音検討が大変になりますが、歌い方や演奏方法にも各種考えがあって、バロック時代の音楽だから古楽器を使う、と言うのは一見識ですが、現代の楽器使用が否定される訳ではないように、現代の演奏者が自分たちのやり方で発音したり演奏したりしてよい、というのが結論です。
KJV翻訳作業を記した資料や当時の発音に関する資料も見ています。茅ヶ崎に入会して英語に親しんできたお蔭で、英語文献に対するアレルギー反応が薄くなっていて多少分量が多くても何とかこなせるようになってきました。英語で検索できるとヒット件数が桁違いに増えますので視野が広がりますね。有難いことです。