研究室
研究室学生の心得・指導方針・卒論&修論の到達目標(2023/04/01)
【研究室学生の心得】
自分の力や社会的立場を常に客観的に理解しよう・・・すべてはここから始まります。
アウトプットを意識してスケジューリングしよう・・・時間は有限です。
研究と勉強の違いを理解しよう・・・研究は新しいことを発見する行為です。
自分で研究課題を設定し、自分で答えを導こう・・・大学卒業の意味はここにあります。
新聞や読書、まち歩きを通して社会の動きに目を向けよう・・・都市計画やまちづくりは実社会とつながっています。
情報の質を見極めよう・・・良いインプットが良いアウトプットの近道です。
期日や約束は必ず守ろう・・・社会で信頼される人になるための必須条件です。
考えや思いを形にしよう・・・相手にわかってもらうための工夫や可視化・具体化のためのスキルアップを心がけてください。
研究室の仲間や出会った人、地域との縁は大切にしよう・・・いつも謙虚に誠実に礼儀正しく、挨拶をきちんと。
研究成果は必ず実社会に発信しよう・・・成果を発表しなければ実社会に還元できません。
【指導方針】
学年問わず合同型で週に1度、2コマ連続のゼミ(論文ゼミ×毎週×通年:卒業研究や修士研究の進捗報告、PJゼミ×隔週×通年:3年生主体の実践活動と調査研究の進捗報告)があります。
学際学部の研究室として、自分たちの研究室に閉じこもらず、学内の他ゼミや他大学、実社会とのつながりを大切にしています。
3年生は大きなテーマを指導教員側で用意した上で、全員が年間を通じて研究室PJに関わりチームで実践活動や調査、計画演習を行います(授業時間外にもミーティングやフィールドワークがあります)。
卒業研究や修士研究は自分で研究をし明らかにしたいテーマがあることが指導の大前提となります(自分自身の卒業研究・修士研究ですから教員から学生にテーマを与えることは一切しません)。
卒業研究・修士研究のテーマは、都市設計・デザイン以外であれば都市に関わるものであれば何でもOKですが、都市計画、まちづくり、不動産、都市政策が研究指導のメインテーマとなります。
研究室学生の心得にも書いてあるように、自立的に調査研究をすることを求めています(例:自分で研究テーマに即してヒアリング調査の相手を探す→ゼミでヒアリング調査計画を提案する→自分で依頼状を作成しアポイントをとる→ヒアリング調査を実施する→結果をまとめてゼミで報告する)。
個々の研究テーマ問わず、全員が研究室の共通言語として都市計画制度の理解とGIS技術の積極的活用に取り組み、知識・データ・フィールドワーク(含む実践的経験)を組み合わせた課題発見・課題解決方法を習得します。
卒業研究、修士研究では、表層的な現象や事例の理解・批評ではなく、その背後にある社会システムや関連する人たちの関係性及び考えなども踏まえ、スケール感もあわせてマクロ・ミクロの両面から調査をすることを重視しています。
卒業研究であっても、意欲と能力のある学生に対しては、学会論文の投稿や学外での発表の機会を用意します。
本学・他大学問わず大学院への進学、宅建士や建築士等の国家資格の取得、公務員を目指す学生には公務員講座の受講、県立大学の協定締結校を中心に短期・長期の留学なども推奨しています。
【卒業論文・修士論文・博士論文の到達目標】
卒業論文:日本都市計画学会の査読なし論文『都市計画報告集』、兵庫地理学協会の『兵庫地理』の研究ノート。
修士論文:日本都市計画学会の査読付き論文『都市計画論文集』、兵庫地理学協会の『兵庫地理』の査読付き論考、『実践政策学』の査読付き論文。
博士論文:日本都市計画学会の査読付き論文『都市計画論文集』(複数編)、英文ジャーナルへの投稿。
年間スケジュール(2024/02/02)
【2年生(配属決定後)】
ゼミ配属決定後に、研究室のMLを作成します(その後、ゼミ活動は全て大学のメールアドレスを標準的に使用することになります)。
学生部屋にある都市計画に関する文献(新書・ブックレット=3冊程度)を自分で選んで冬休み期間中に読みゼミ活動をスタートします。
1月から論文ゼミに参加してもらい、自己紹介をしてもらい、資料の作り方などを学びます(卒業生の引き続ぎ会には必ず出席)。
2月前半の第16回目の論文ゼミで卒論の研究計画案を発表してもらいます(その後、歓迎会)。
春休み中に、3年生で行う研究室PJや論文ゼミの事前準備、新4年生主催の新歓まちあるきに参加し、かつ研究室活動で必要な文献(自分の研究関心に関わる書籍=2冊、専門雑誌=2冊)を自分で学生部屋の所蔵から選んで読んでもらいます。
3年生の論文ゼミ、PJゼミの初回であらためて研究計画案とPJ実施計画案を報告してもらいます(その前に、4年生の先輩からアドバイスをもらう会を設けます)。
場合によっては、春休み期間中に、簡単なPJ教育・実践を行う場合もあります。
【3年生】
前期:1年生や2年生で学んだことの復習、調査法の理解、前期PJ(社会人基礎力の向上と専門分野の現場理解を重視したプロジェクト)の企画・調査を実施します。
論文ゼミでは2年前期・後期で学んだ、都市社会学、まちづくり、不動産、都市計画制度、社会調査法に関わる指定教科書の輪読形式(担当部分をまとめてPPT資料を作成し、プレゼンする)で理解し、基礎体力をつけます。
PJゼミではテーマに関するリサーチを行った上で、GW後に実施するPJを具体化をし、実践活動・調査を始めます。
また、「都市空間分析演習」を履修することで基本的なGIS技術を授業科目を通して習得します。
夏休み:1泊2日の夏ゼミ(既往研究のレビューに基づく卒業研究のテーマ決定)やインターンシップへの参加、PJの実施、高大連携活動のサポートをします。また、大学院進学希望者には都市計画学会関西支部発表会に参加する機会を設けます。
後期:卒業研究実施に向けたプレ調査、後期PJ(計画演習)を行います。
論文ゼミでは、卒業研究実施に向けた進捗報告を隔週で行い、他ゼミとの合同ゼミ(自身の研究に関わるキー概念の情報整理やプレ調査の報告)も行います(なお、大学院進学希望者や公務員希望者は、前倒しで調査を進めます)。
PJゼミでは特定のエリアを対象にした計画演習(概ね地区計画レベルの空間スケールでの計画提案)を行うとともに、前期PJも含めた学内外(例:環境人間学フォーラム、造園学会関西支部)で発表し、年明けに『兵庫地理』や『EHC活動報告書』等への活動報告を行います。
3年後期の「建築法規」は都市計画法の復習も兼ねて、研究室生は必履修にしています。
新3年生のための研究室紹介や、新歓まち歩きの事前下見をかねて関西圏の都市計画PJのFWを行います。
新研究室生の自己紹介ゼミの際に、研究室PJの引継ぎのためのPJ報告を行います。
卒業生の追いコン及び新入室生の歓迎会を3年生が企画・運営します。
春休み:新3年生のための新歓まちあるきを主催します。
【4年生】
通年:環境人間学部の学びの特殊性も含め、自分の将来や進路を見据えて必要な授業を4年生であっても履修することを推奨しています。
前期:卒業研究の本格調査の開始、3年生実施のPJのサポートをします。
論文ゼミでは基本的に隔週で卒論の進捗報告をしてもらいます。
PJゼミでは後輩のアドバイザー役として指導にあたります。
オープンキャンパスでは研究室紹介のブースを設置し、当日の来客対応をします。
夏ゼミ前に卒業論文の目次・序章など書き出し部分を完成させるとともに、3年生の発表内容を事前にチェックします。
夏ゼミ訪問地の事前学習、高大連携のサポートも必要に応じて行います。
夏休み:1泊2日の夏ゼミ(研究室内での卒論中間発表会)、卒業研究のための調査の実施、オープンキャンパスのサポートをします。また、大学院進学希望者及び卒業論文を学会論文として投稿したい学生には都市計画学会関西支部への参加機会を提供します。
後期:卒業研究のとりまとめ、対外的な論文投稿(例:都市計画報告集、兵庫地理、実践政策学)をします。
引き続き、基本的には隔週で卒論の進捗報告をしてもらい、卒論WS、中間・最終発表会の準備をします。
調査は11月末までとし、冬休み前に卒業論文の草案を提出します(その前後に他ゼミや学外の方とのゼミを行うこともあります)。
大学院進学者を中心に卒業研究の成果は学会での口頭発表や、『都市計画報告集』『兵庫地理』『実践政策学』などへの論文投稿をします。
卒業前に、後輩への進路や卒業研究、研究室PJに関して引継ぎ会を行います(その後、追いコン)。
【修士学生】
立場に応じて柔軟に対応しますが、基本的には学部生と合同でゼミを行います。
なお、アーバンデザイン甲子園、都市計画学会及び造園学会の関西支部研究発表会などには積極的に参加することにしています。
受け入れ人数(学部・大学院生)・研究室とのマッチング(2023/04/01)
【学部生:対象学生・受け入れ可能人数・プロセス】
社会デザイン系の学生であり、2年前期「まちづくり論」及び2年後期「都市計画」を履修している学生。
各学年、最大4名(学部生の総計=8名)。
前期に全体説明会があり、10月及び11月に研究室訪問の機会があります。
【大学院生:対象者・受け入れ可能人数・プロセス】
都市計画に関わる研究をする意欲と能力のある学生、留学生、社会人。
博士前期課程は各学年、最大2名(修士院生の総計=4名)。
博士後期課程は各学年、最大1名(博士院生の総計=3名)
「ホーム」のページや募集要項等を参考に、出願前にメール連絡をお願いします。
【都市計画研究室とマッチする人】
(諸外国も含めた)都市やまち、人が好き!
実社会でも通用する専門知識や技術をきちんと身につけたい!
建物そのものよりも、建物の集合体としてのまちや住環境、都市に関心がある!
本学・他大学問わず大学院進学を前提としたキャリアを考えたい!
社会問題の解決手段として都市計画に関心がある!
フィールドワークやまちづくり活動が面白い!
個人活動だけではなくチームワークができる!
自分で物事を考え計画し行動できる!
地元を何とかしたい!
研究室PJや姫路市、播磨地域の地方創生に関心がある!
都市計画やまちづくり、不動産分野(例:公務員、ディベロッパー、不動産賃貸・仲介、ゼネコン、ハウスメーカー、コンサルタント、NPO、物流、小売り等)で就職したい!
卒業論文や修士論文を対外的にも形に残したい!
宅建士や建築士などの国家資格取得に関心がある(受験に必要な基礎知識はゼミで学びますが受験勉強は各自で行ってください)!
都市計画やまちづくり、不動産のプロになりたい(ただし、そのためには大学院進学が必要です)!
現在の所属学生と研究テーマ(2024/06/06)
【B4(4名)】←6期生
大前亜喜「地方自治体主導の緑化認定・表彰制度の意義と課題に関する考察」
河原美羽「中間ファミリー世帯を対象とした移住支援と都市計画の整合性:兵庫県姫路市を事例に」
筒井勇翔「近郊都市における路線バスの運行実態の調査と提案:関西大都市圏内の自治体を事例として」
土肥真由香「大都市圏内の都心及び副都心におけるナイトタイムエコノミーに貢献する都市公園のあり方」
【B3(4名)】←7期生
北梨緒乃「コスプレイベントが開催される場所の特性とそのコスプレイベントに関わる団体・企業について」
永井結季子「地域防災力の向上に向けた都市公園のあり方についての研究:平時と災害時」
藤原颯太「ポートアイランド・リボーンプロジェクトにおいて公園が果たす役割を考える」
山鳥実咲「ニュータウンにおける自然環境の在り方の研究および緑を活用したまち制度・開発の提言:北摂三田ニュータウンを対象に」
研究室学生の受賞・研究&活動発表(2024/06/03)
【受賞】
前田菜緒「令和5年度神戸みどりの夢基金 調査研究支援提出報告書」奨励賞
大前亜喜「2023年度第20回環境人間学フォーラム」最優秀賞(ポスター部門)
河原美羽・土肥真由香・大前亜喜・筒井勇翔「2023年度第20回環境人間学フォーラム」聴衆賞(口頭発表部門)
前田菜緒「令和5年度日本造園学会関西支部大会」関西支部賞
前田菜緒「兵庫県立大学知の交流シンポジウム2023」学生ポスター優秀賞
前田菜緒・雫石千代乃・藤原志帆・細見佳乃子「令和4年度兵庫自治学会研究発表大会分科会」優秀発表者賞
前田菜緒「2022年度第19回環境人間学フォーラム」SDGs賞
大西飛勇吾・岡田ほのか・中島勇風・壽賀菜々葉・村田萌々香「2021年度第18回環境人間学フォーラム」ゆりのき会最優秀賞
大西飛勇吾・岡田ほのか・中島勇風・壽賀菜々葉・村田萌々香「令和3年度兵庫自治学会研究発表大会(第3分科会:教育・地域連携)」特別賞
永瀬紗織「令和2年度 兵庫自治学会研究発表大会(第4分科会:行政全般※大学生の部)」優秀発表者賞
大江万梨「平成31年度 神戸みどりの夢基金 調査研究支援提出報告書」優秀賞
【学術論文(査読付き)】
村田萌々香・五十石俊祐・太田尚孝(2023)「津波浸水想定区域内における庁舎の再整備事業に関する研究:静岡県焼津市と静岡市清水区における建築的工夫と事業検討フローに注目して」実践政策学, 9(1), 101-111
前﨑貴光・太田尚孝・杉山武志(2020)「民間企業によるCSVとしてのまちづくり活動支援の取り組み : 「まちづくりスポット」の利用登録団体へのアンケート結果をもとに」兵庫地理, 65, 1-16
【学術論文(査読なし)・報告書】
細見佳乃子・太田尚孝(2024)「まちの拠点形成と公共交通手段強化に向けた交流施設併設型バスターミナルの運営と有効活用に関する考察 : 兵庫県加東市の「にぎわい交流施設halK」を事例として」兵庫地理, 69, 47-60
太田尚孝・五十石俊祐・前田菜緒(2024)「都市的空間と防災・減災に注目した兵庫県のため池の立地分析 : ため池を都市計画分野でいかに扱うか」兵庫地理, 69, 109-118
河原美羽・細見佳乃子・大前亜喜・雫石千代乃・筒井勇翔・土肥真由香・藤原志帆・前田菜緒・太田尚孝(2024)「学生主体のイーグレひめじの活性化にむけたプロジェクト実践 : 兵庫県立大学都市計画研究室の2022年度・2023年度の活動報告」兵庫地理, 69, 157-165
前田菜緒(2024)「雨庭の整備プロセスと維持管理に関する研究-先行事例から神戸市の雨庭を展望する-」令和5年度神戸みどりの夢基金 調査研究支援提出報告書
雫石千代乃・太田尚孝(2024)「「リノベーション・神戸」による副都心的地域の再整備の課題と今後の展望:名谷駅・西神中央駅を事例に」都市計画報告集,22(4), 683-686
前田菜緒・太田尚孝・新保奈穂美(2023)「空間スケールと政策課題に対応した官民連携型の雨庭導入方法の整理と提案:京都市と熊本県を対象に」令和5年度日本造園学会関西支部大会研究・事例発表要旨集, 9-10
壽賀菜々葉・太田尚孝(2023)「姫路市大手前通りにおけるストリートマネジメントの現状と展望:民間マネジメント主体が経営する「KOGANE」に注目して」 兵庫地理, 68, 113-126
前田菜緒・太田尚孝・新保奈穂美(2023)「京都市における雨庭の導入・整備プロセスと維持管理体制の実態に関する研究:主体間の関係性と防災・減災効果に注目して」都市計画報告集, 22(1), 20-23
細見佳乃子・太田尚孝・桑名浩光・西本寛恵・須和憲和(2023)「低密度な研究学園都市における次世代モビリティの利用評価と交通結節点のあり方:兵庫県播磨科学公園都市を事例に」都市計画報告集, 22, 157-162
前田菜緒・雫石千代乃・藤原志帆・細見佳乃子(2023)「防災・減災と人口減少下の都市的土地利用バランスの実態解明と今後の展望:加古川市・高砂市を事例に」兵庫自治学, 29, 37-42
壽賀菜々葉・岡田ほのか・大西飛勇吾・中島勇風・村田萌々香・太田尚孝(2022)「一人暮らし大学生の住環境と定住意欲に関する調査―兵庫県姫路市を事例として―」 兵庫地理, 67, 103-112
岡本瑞生・太田尚孝(2022)「バリアフリー基本構想の重要性の検討と政令指定都市の重点整備地区の設定方法の提案:関西圏の政令指定都市を事例として」都市計画報告集, 20, 362-365
西島優・太田尚孝(2021)「公有地の広場における管理運営形態の類型化と決定方法の提案:関西圏の5つのまちなか広場を事例として」都市計画報告集,19, 370-373
阿部舞・太田尚孝・新保奈穂美(2021)「公園特性をふまえた指定管理者制度及び管理運営評価の実態と提案:兵庫県立都市公園を事例に」都市計画報告集,19, 376-379
永瀬紗織(2021)「地域循環共生圏から見た起業支援に関する考察~岡山県西粟倉村を事例として~」兵庫自治学, 27, 48-53
岡本瑞生・飯田麟太郎・三阪洋貴・猪尾佳之・池田美里・太田尚孝(2021)「コロナ禍と学生主体の地域貢献活動:宍粟×兵庫県立大学しそうはちみつコラボプロジェクトを通して」兵庫地理, 66, 57-66
大塚一穂・太田尚孝(2020)「兵庫県の特別指定区域制度に基づく市街化調整区域の規制緩和に関する研究ー小野市を事例に」都市計画報告集, 18, 307-310
大江万梨(2020)「地域住民主体の緑化活動が継続的に成り立つ仕組みに関する考察:兵庫県神戸市が実施する市民花壇を事例として」平成31年度神戸みどりの夢基金調査研究支援提出報告書
大江万梨・太田尚孝(2020)「地域住民主体の緑化活動が継続的に成り立つ仕組みに関する研究-兵庫県神戸市が実施する市民花壇を事例として」都市計画報告集, 18, 284-287
西島優・福島瀬里・阿部舞・永瀬紗織・太田尚孝(2020)「地方都市における自治体アンテナショップの現状と改善案の提案 : 「ふるさと宍粟PR館きてーな宍粟」を事例として」兵庫地理, 65, 75-85
大江万梨・濵田悠輔・神原秀政・米田達海・太田尚孝(2019)「関係人口の増加に向けた提案と関係人口が果たす役割に関する考察-家島諸島を事例に」兵庫地理, 64, 105-113
【学会・研究会での口頭及びポスター発表】
大前亜喜「市街化調整区域の住環境の保全:高砂市明姫幹線南地区を事例に」2023年度第20回環境人間学フォーラム(2023年12月7日@兵庫県立大学姫路環境人間キャンパス) ※ポスター発表
河原美羽・土肥真由香・大前亜喜・筒井勇翔「「イーグレひめじ」活性化のためのPJ活動報告~アトリウム・しろみエールにおける本気の企画提案・実践~」2023年度第20回環境人間学フォーラム(2023年12月7日@兵庫県立大学姫路環境人間キャンパス)
前田菜緒・太田尚孝・新保奈穂美「空間スケールと政策課題に対応した官民連携型の雨庭導入方法の整理と提案:京都市と熊本県を対象に」2023年度日本造園学会関西支部大会(京都)(2023年11月11日@京都大学益川ホール)
大前亜喜・河原美羽・筒井勇翔・土肥真由香「雨水貯留浸透施設の重点的かつ効率的な施設の整備に向けて~地方行政の取組の実態と課題~」令和5年度兵庫自治学会研究発表大会(2023年10月7日@兵庫県立大学神戸商科キャンパス)
前田菜緒・太田尚孝・新保奈穂美(2023)「空間スケールと政策課題に対応した官民連携型の雨庭導入方法の整理と提案:京都市と熊本県を対象に」兵庫県立大学知の交流シンポジウム2023(2023年9月22日@神戸商工会議所会館) ※ポスター発表
細見佳乃子「次世代モビリティの活用促進と交通結節点の管理運営を中心にした低密度市街地におけるエリアマネジメントに関する研究」令和4年度地域企業連携型・卒業研究成果発表会(2023年3月6日@じばさんビル)
前田菜緒・雫石千代乃・藤原志帆・細見佳乃子「防災・減災と人口減少下の都市的土地利用のバランスの実態解明と今後の展望~加古川市と高砂市を事例に~」 令和4年度兵庫自治学会研究発表大会(2022年12月17日@兵庫県立大学神戸商科キャンパス)
大西飛勇吾・岡田ほのか・中島勇風・壽賀菜々葉・村田萌々香「コロナ禍における一人暮らし大学生の住環境の現状と課題:姫路市内の大学生協オリジナルマンションを事例に」令和3年度兵庫自治学会研究発表大会(2021年10月2日@オンライン形式)
永瀬紗織「地域おこし協力隊の起業支援に関する考察:岡山県西粟倉村を事例として」令和2年度兵庫自治学会研究発表大会(2020年12月13日@オンライン形式)
西島優・福島瀬里・飯田麟太郎「地方都市における自治体アンテナショップの実態調査と今後の課題 : 「ふるさと宍粟PR館きてーな宍粟」を事例として」全国自治体アンテナショップ研究報告会(2020年11月11日@起業プラザひょうご姫路)
前﨑貴光「商業施設を核とした民間企業による街づくり活動への支援の可能性と課題に関する研究 : 「まちづくりスポット」を事例に」令和元年度兵庫自治学会研究発表大会(2019年10月12日@兵庫県立大学神戸商科キャンパス)←台風接近のため学会は中止
大江万梨「生活に密着した住民主体の緑化活動のあり方に関する考察:兵庫県神戸市市民花壇を事例として」 令和元年度兵庫自治学会研究発表大会(2019年10月12日@兵庫県立大学神戸商科キャンパス)←台風接近のため学会は中止
【EHC活動・研究報告書への寄稿】
都市計画研究室(2024)「播磨プランニングラボ」『兵庫県立大学環境人間学部エコ・ヒューマン地域連携センター活動・研究報告集2023』24-25
都市計画研究室(2023)「播磨プランニングラボ」『兵庫県立大学環境人間学部エコ・ヒューマン地域連携センター活動・研究報告集2022』15-16
都市計画研究室(2022)「播磨プランニングスタディ」『兵庫県立大学環境人間学部エコ・ヒューマン地域連携センター活動・研究報告集2021』9-10
都市計画研究室(2021)「離島において学生が求めるシェアハウスの調査」『兵庫県立大学環境人間学部エコ・ヒューマン地域連携センター活動・研究報告集2020』12-13
都市計画研究室(2020)「学生×家島でつくる カフェいえしま」『兵庫県立大学環境人間学部エコ・ヒューマン地域連携センター活動・研究報告集2019』13-14
濵田悠輔・太田尚孝(2020)「兵庫県西脇市野村町緑風台及び茜が丘を事例とした住環境調査」『兵庫県立大学環境人間学部エコ・ヒューマン地域連携センター活動・研究報告集2019』29-34
都市計画研究室(2019)「家島諸島を事例にした関係人口論構築のための準備的調査:兵庫県立大学環境人間学部学生へのアンケート調査の報告」『兵庫県立大学環境人間学部エコ・ヒューマン地域連携センター活動・研究報告集2018』33-36
【研究助成金獲得】
土肥真由香「令和6年度神戸市の緑の普及・啓発に寄与する調査研究支援助成金」
前田菜緒「令和5年度神戸市の緑の普及・啓発に寄与する調査研究支援助成金」
細見佳乃子「令和4年度地域企業連携型・卒業研究助成金」
大江万梨「平成31年度神戸市の緑の普及・啓発に寄与する調査研究支援助成金」
これまでの卒論・修論タイトル(2024/02/02)
【卒論】
<5期生>
雫石千代乃(2024)リノベーション・神戸における副都心的地域の再整備プロジェクトの課題と今後の展望:名谷・西神中央を事例に
藤原志帆(2024)地方都市におけるリノベーションまちづくりへの地元大学生の参画の課題と可能性:姫路市駅西地区を事例として
細見佳乃子(2024)拠点性と公共交通手段の強化を目指した交流施設併設型バスターミナル整備に関する研究:播磨科学公園都市と加東市を事例として
前田菜緒(2024)空間スケールと政策課題に対応した官民連携型の雨庭導入方法の整理と提案:京都市と熊本県を対象に
<4期生>
大西飛勇吾(2023)シルバー人材センターによる空き家管理の可能性と課題:兵庫県三田市シルバー人材センターの除草作業を事例として
岡田ほのか(2023)都市再生推進法人制度の運営の自立化に関する研究:関西圏の地方都市5事例に着目して
中島勇風(2023)小規模な組合施行の土地区画整理事業における計画プロセスの実態と事業後の評価に関する研究:明石市住吉3丁目土地区画整理事業を事例として
壽賀菜々葉(2023)姫路市大手前通りにおけるストリートマネジメントの現状と展望:民間マネジメント主体が経営する沿道店舗KOGANEに注目して
村田萌々香(2023)自治体が行う津波浸水想定区域内の新庁舎建設事業の課題と事業を実現させるための工夫:焼津市と静岡市清水区を事例として
<3期生>
飯田麟太郎(2022)コロナ禍における市街地再開発事業の計画立案に関する研究:計画案の見直しを検討した事業地区を事例として
池田美里(2022)新型コロナ禍前後におけるテレワークの動向から見たコワーキングスペースのあり方に関する研究:大阪府内の施設を対象として
猪尾佳之(2022)地方都市における連続立体交差事業で創出された高架下空間の利用実態に関する研究:兵庫県姫路市姫路駅を事例に
岡本瑞生(2022)バリアフリー基本構想の重要性の検討と重点整備地区の設定方法の提案:関西圏の政令指定都市を事例として
三阪洋貴(2022)コロナ禍における社会実験の実態と課題:姫路市大手前通り活用チャレンジ「ミチミチ」を事例として
<2期生>
阿部舞(2021)公園特性をふまえた指定管理者制度及び管理運営評価の実態と提案:兵庫県立都市公園を事例に
永瀬紗織(2021)地域循環共生圏から見た起業支援に関する考察:岡山県西粟倉村を事例として
西島優(2021)公有地の広場における管理運営形態の類型化と決定方法の提案:関西圏のまちなか広場を事例として
福島瀬里(2021)大規模商業施設の運営とテナントマネジメントに関する研究:阪急西宮ガーデンズを事例として
<1期生>
大江万梨(2020)地域住民主体の緑化活動が継続的に成り立つ仕組みに関する考察:兵庫県神戸市が実施する市民花壇を事例として
神原秀政(2020)新興住宅地における都市祭礼の運営方法に関する研究:姫路市大津区「のぞみ野地区」を事例として
米田達海(2020)西脇市デザイナー育成支援事業に基づく今後の地場産業都市での人材育成の仕組みに関する研究:兵庫県西脇市を事例として
濵田悠輔 (2020)兵庫県における小規模住宅地開発の現状とまちづくりの運営と担い手に関する考察:西脇市の事例に着目して
【修論】
大塚一穂(2020)市街化調整区域における開発制限の規制緩和のあり方に関する研究:兵庫県小野市を事例に
前﨑貴光(2020)民間企業によるCSVとしてのまちづくり活動支援の取り組みの可能性と課題に関する研究:大手不動産会社による「まちづくりスポット」の取り組みを事例に
研究室の設備・研究室活動に関わる文献リスト(2024/02/02)
【研究室の設備・環境】
ゼミ生の勉強・研究、ミーティング等のためにE101及びE102を学生部屋として整備してあります。
若干古いですが冷蔵庫・電子レンジ、個人ロッカー(鍵付き)等もあります。
学生部屋のPC2台にはArc GIS for Desktop 10.6及びArc GIS Pro 3.0をインストールしてあります。
また、研究に必要な学会誌や論文集、書籍、行政資料、先輩の卒論・修論、GIS操作マニュアル、資格取得本、就活本なども数多くあります。
雑誌例:都市計画、建築雑誌、ランドスケープ研究、新都市、ランドスケープデザイン、都市問題、地域開発、季刊まちづくり、地理 等
【都市計画研究室を知るための入門書(順不同)】
薬袋奈美子ほか(2016)『生活の視点でとく都市計画』彰国社
齊藤広子ほか(2018)『生活者のための不動産学入門』放送大学教育振興会
伊藤雅春ほか(2017)『都市計画とまちづくりがわかる本』彰国社
森田哲夫ほか(2021)『図説 わかる都市計画』学芸出版社
谷口守(2014)『入門 都市計画』森北出版
日本都市計画学会(2011)『60プロジェクトによむ 日本の都市づくり』朝倉書店
中島直人ほか(2018)『都市計画学』学芸出版社
藤塚吉浩ほか(2016)『図説 日本の都市問題』古今書院
饗庭伸ほか(2016)『まちづくりの仕事ガイドブック』学芸出版社
松本康(2022)『都市社会学・入門(改訂版)』有斐閣
西村幸夫ほか(2010)『まちの見方・調べ方』朝倉書店
河端瑞貴(2022)『経済・政策分析のためのGIS入門 1:基礎(二訂版)ArcGIS Pro対応』古今書院