指導教員

• 〒670-0092　兵庫県姫路市新在家本町1丁目1-12

• 兵庫県立大学　環境人間学部・大学院環境人間学研究科　教授　太田尚孝（Naotaka OTA）

• nota［at］shse.u-hyogo.ac.jp　※［at］は@に直して送信してください。

【学歴】

• 1994年04月：豊田工業高等専門学校環境都市工学科　入学

• 1995年08月：デンマーク・グレイブ高校　留学

• • 〜1996年07月：AFS留学生として

• 2000年03月：豊田工業高等専門学校環境都市工学科　卒業

• 2000年04月：愛知県立大学外国語学部ドイツ学科　編入学

• 2003年03月：愛知県立大学外国語学部ドイツ学科　卒業

• 2003年04月：岐阜大学大学院地域科学研究科地域文化専攻　入学

• 2004年04月：ドイツ・エアフルト大学国家学部社会科学科　留学

  • 〜2005年3月：大学間交換留学生として

• 2006年03月：岐阜大学大学院地域科学研究科地域文化専攻　修了

  • 2006年03月：修士（地域科学）取得

• 2006年04月：筑波大学大学院システム情報工学研究科博士後期課程社会システム・マネジメント専攻　入学

  • 所属：土地利用研究室（大村謙二郎教授・有田智一准教授・藤井さやか講師）

• 2008年04月：ドイツ・ベルリン工科大学第Ⅵ学部都市・地域計画学科　留学 

  • 〜2009年3月：ドイツ学術交流会（DAAD）奨学生として

• 2010年07月：筑波大学大学院システム情報工学研究科博士後期課程社会システム・マネジメント専攻　修了

  • 2010年07月：博士（工学）取得　（博甲第5540号） 

【職歴】

• 2010年08月：筑波大学大学院システム情報工学研究科　博士特別研究員

• 2010年09月：一般財団法人計量計画研究所（IBS）都市・地域計画研究室　研究員

• 2012年11月：筑波大学システム情報系社会工学域　助教

• • 所属：都市防災研究室（糸井川栄一教授・梅本通孝准教授）　

• 2015年04月：福山市立大学都市経営学部・大学院都市経営学研究科　准教授

• 2017年04月：兵庫県立大学環境人間学部・大学院環境人間学研究科　准教授

• 2018年04月：兵庫県立大学環境人間学部エコ・ヒューマン地域連携センター（EHC）　兼務教員（現在に至る）

• 2023年04月：兵庫県立大学環境人間学部・大学院環境人間学研究科　教授（現在に至る）

• 2024年04月：兵庫県立大学社会価値創造機構地域創造センター　センター長（現在に至る）

【非常勤講師・教員免許状更新講習会講師】

• 2014年度～2018年度（通年2単位）：愛知県立大学外国語学部ヨーロッパ学科「研究各論（特殊講義：ドイツの都市計画・まちづくり）」

• 2015年度～2017年度：福山市立大学教員免許状更新講習会講師「社会の動きを統計データで見る・表現する（基礎・発展）」

• 2018年度～2021年度：兵庫県立大学環境人間学部教員免許状更新講習会講師「データを活用した地域学習の理論と実践」

【高大連携活動】

• 2017年度：広島県福山市福山高校2年生「総合的探究（通年型）」

• 2021年度～2022年度：兵庫県立北摂三田高校人間科学類型1年生「地域デザイン実習（夏季集中型）」

• 2023年度～：兵庫県立姫路西高校国際理学科2年生「課題研究（通年型）」

【資格】

•  ドイツ語技能検定試験1級合格（Nr.11 H-3J-10-011） 

【自治体の審議会委員（現職）】

• 2024年06月～：兵庫県淡路市「都市計画マスタープラン策定支援業務委託候補者選定審議会」委員

• 2024年04月～：兵庫県加古川市「都市計画審議会」委員

• 2024年04月～：兵庫県姫路市「事業評価監視委員会」委員

• 2023年07月～：兵庫県播磨町「都市計画審議会」委員

• 2023年02月～：兵庫県養父市「都市計画審議会」委員

• 2022年07月～：兵庫県高砂市「まちづくり推進委員会」委員

• 2022年04月～：兵庫県高砂市「都市計画審議会」委員

• 2022年04月～：兵庫県姫路市「空家等対策協議会」委員

• 2021年04月～：兵庫県加東市「まちづくり審査会」委員（会長）

• 2020年04月～：兵庫県南あわじ市「都市計画審議会」委員（会長）

• 2019年07月～：兵庫県小野市「都市計画審議会」委員（会長）

• 2018年04月～：兵庫県姫路市「都市計画審議会」委員

• 2017年07月～：兵庫県神戸市「建設事業外部評価委員会」委員

【アドバイザー（現職）】

• 2019年07月～：兵庫県姫路市地域コミュニティ活性化アドバイザー

【自治体の審議会委員（終了）】

• 2023年09月～2024年03月：兵庫県西脇市「西脇市区域区分見直しに係る有識者会議」委員

• 2023年08月～2024年03月：兵庫県養父市「遊休地活用検討研究会」委員

• 2020年11月～2022年03月：兵庫県西播磨県民局「西播磨新地域ビジョン検討委員会」委員

• 2019年03月～2022年03月：兵庫県宍粟市「宍粟市都市計画マスタープラン検討委員会」委員（会長）

• 2018年07月～2022年03月：兵庫県宍粟市「宍粟市都市計画マスタープラン及び緑の基本計画策定会議」アドバイザー

• 2019年07月～2020年08月：兵庫県姫路市「総合計画策定審議会」委員

• 2015年10月～2016年03月：広島県府中市「府中市まち・ひと・しごと創生総合戦略会議」委員

【学会・研究会の委員（終了）】

• 2016年06月～2018年05月：日本建築学会「技術報告集委員会（都市計画部門）」委員 

• 2016年04月～2017年03月：福山市・福山市立大学連携事業「福山市の持続可能な発展に向けたまちづくり関連情報の体系化の検討」代表

• 2015年07月～2016年03月：日本都市センター「都市自治体行政の専門性に関する調査研究（産業人材育成と起業支援）」委員

• 2015年06月～2017年03月：公益財団法人中部圏社会経済研究所「多様な主体間連携による地域のガバナンス手法研究会」委員

＜2024年＞

• 太田尚孝・新保奈穂美（2024）「ベルリンの壁跡地の広域的利活用と持続可能性：「壁の道」及び「グリーンベルト」を事例に」兵庫県立大学環境人間学部研究報告, 26, 15-24　※査読有

• 太田尚孝（2024）「地⽅部の総合治⽔と⽣活環境の維持に向けた⼟地利⽤計画の理論と実践に関する研究：兵庫県加古川流域を事例に」令和4年度河川財団 河川基⾦助成事業研究者・研究機関部⾨ 成果報告書

• 太田尚孝・五十石俊祐・前田菜緒（2024）「都市的空間と防災・減災に注目した兵庫県のため池の立地分析 : ため池を都市計画分野でいかに扱うか」兵庫地理, 69, 109-118

• 雫石千代乃・太田尚孝（2024）「「リノベーション・神戸」による副都心的地域の再整備の課題と今後の展望：名谷駅・西神中央駅を事例に」都市計画報告集，22（4）, 683-686

• 細見佳乃子・太田尚孝（2024）「まちの拠点形成と公共交通手段強化に向けた交流施設併設型バスターミナルの運営と有効活用に関する考察 : 兵庫県加東市の「にぎわい交流施設halK」を事例として」兵庫地理, 69, 47-60

• 河原美羽・細見佳乃子・大前亜喜・雫石千代乃・筒井勇翔・土肥真由香・藤原志帆・前田菜緒・太田尚孝（2024）「学生主体のイーグレひめじの活性化にむけたプロジェクト実践 : 兵庫県立大学都市計画研究室の2022年度・2023年度の活動報告」兵庫地理, 69, 157-165

＜2023年＞

• 太田尚孝・新保奈穂美（2023）「近年の制度改正と『ライプツィヒ憲章』との関係性から読み解く2021年の建築利用令（BauNVO）改正：コンパクトで用途混合型の持続可能な都市発展にむけたドイツの都市計画制度の現実と課題」都市計画論文集, 58（3）, 945-952　※査読有

• 太田尚孝・新保奈穂美・五十石俊祐（2023）「ベルリンにおける雨水の利活用に基づく気候変動対応型の都市開発政策と都市開発事業に関する準備的調査報告：「水循環に配慮した都市発展」と「スポンジシティ」を中心に」兵庫県立大学環境人間学部研究報告, 25, 47-59　※査読有 

• 村田萌々香・五十石俊祐・太田尚孝（2023）「津波浸水想定区域内における庁舎の再整備事業に関する研究：静岡県焼津市と静岡市清水区における建築的工夫と事業検討フローに注目して」実践政策学, 9（1）, 101-111　※査読有

• 太田尚孝（2023）「ドイツの都市計画制度に基づく「社会的に公正な土地利用」の実践：ミュンヒェン市、ベルリン市を事例に」都市計画, 365, 28-31

• 太田尚孝・米正竜太（2023）「県立北摂三田高校人間科学類型と県立大学環境人間学部都市計画研究室との高大連携事業～地域デザイン実習：自分たちのまちの未来を自分たちでデザインしよう！～」兵庫教育, 2023年3月号, 26-29

• 大村謙二郎・太田尚孝（2023）「第3部ドイツにおける協働型都市開発」大村謙二郎編著『協働型都市開発：国際比較による新たな潮流と展望』近代研究社, 250-305　

• 壽賀菜々葉・太田尚孝（2023）「姫路市大手前通りにおけるストリートマネジメントの現状と展望：民間マネジメント主体が経営する「KOGANE」に注目して」 兵庫地理, 68, 113-126

• 前田菜緒・太田尚孝・新保奈穂美（2023）「京都市における雨庭の導入・整備プロセスと維持管理体制の実態に関する研究：主体間の関係性と防災・減災効果に注目して」都市計画報告集, 22, 20-23

• 前田菜緒・太田尚孝・新保奈穂美（2023）「空間スケールと政策課題に対応した官民連携型の雨庭導入方法の整理と提案：京都市と熊本県を対象に」令和5年度日本造園学会関西支部大会研究・事例発表要旨集, 9-10

• 細見佳乃子・太田尚孝・桑名浩光・西本寛恵・須和憲和（2023）「低密度な研究学園都市における次世代モビリティの利用評価と交通結節点のあり方：兵庫県播磨科学公園都市を事例に」都市計画報告集, 22, 157-162 

＜2022年＞

• 太田尚孝・新保奈穂美（2022）「ベルリンの壁跡地を巡る利活用の実態と課題に関する基礎的調査：壁崩壊後のチェックポイント・チャーリーの再整備に向けた計画プロセスと合意形成に注目して」都市計画論文集, 57（2）, 364-374　※査読有

• 太田尚孝・五十石俊祐（2022）「播磨科学公園都市の建設経緯と都市発展に関する研究：「まちびらきフェスティバル'97」に至る軌跡」兵庫県立大学環境人間学部研究報告, 24, 1-20　※査読有

• Naotaka Ota (2022) Community Design as a New Movement in Japanese Planning Culture: Academic Discussions and International Practices, 兵庫県立大学環境人間学部研究報告, 24, 21-30　※査読有

• 五十石俊祐・太田尚孝（2022）「地方都市の市街地における世帯減少の進み方の特徴：兵庫県姫路市を対象とした市街地のスポンジ化に関する基礎的研究」都市計画論文集, 57（3）, 1309-1316　※査読有

• 太田尚孝（2022）「第7章　離島のコミュニティデザイナー：姫路市家島」「第8章　自治体アンテナショップと関係人口の創出：宍粟市」三宅康成編著『兵庫から地方の新たな未来を探る：地域を創生する8つの挑戦』神戸新聞総合出版センター,  94-110及び111-126

• 太田尚孝・杉山武志（2022）「都市計画学と人文地理学との対話に基づく新たな知―学際研究・学際教育、学問アイデンティティの行方― 」兵庫地理, 67, 65-78

• 岡本瑞生・太田尚孝（2022）「バリアフリー基本構想の重要性の検討と政令指定都市の重点整備地区の設定方法の提案：関西圏の政令指定都市を事例として」都市計画報告集,20, 362-365 

• 壽賀菜々葉・岡田ほのか・大西飛勇吾・中島勇風・村田萌々香・太田尚孝（2022）「一人暮らし大学生の住環境と定住意欲に関する調査―兵庫県姫路市を事例として―」 兵庫地理, 67, 103-112

＜2021年＞

• 太田尚孝・新保奈穂美（2021）「再統一後のベルリン都心部における大規模市立公園の整備及び管理運営の方針と実態に関する調査報告：ベルリン市の政策の潮流理解とグライスドライエック公園の事例調査を基に」都市計画論文集 56（1）, 54-62　※査読有

• 太田尚孝・新保奈穂美（2021）「ドイツにおける高等教育課程修了後の都市計画分野の人材育成制度と日本への示唆：技術系修習生制度に注目して」兵庫県立大学環境人間学部研究報告, 23, 21-35　※査読有 

• 太田尚孝・新保奈穂美（2021）「ベルリン市の治安維持を目的としたパークマネージャーの試験的導入と全市的展開」都市計画報告集, 20, 180-185

• 太田尚孝・米正竜太（2021）「高校生と大学生が共に学ぶ短期集中型の地域学習プログラムの開発・実践・評価：兵庫県立北摂三田高等学校と兵庫県立大学との高大連携事業を事例に」都市計画報告集, 20, 292-297

• 太田尚孝（2021）「第7章　ドイツ：地域によって多様なコミュニティの制度化」大内田鶴子ほか編著『世界に学ぶ地域自治：コミュニティ再生のしくみと実践』学芸出版社, 111-125

• 太田尚孝（2021）「コロナ禍と姫路の都市政策～都市計画・まちづくりの観点から～」『命とくらしを守り育む都市政策～コロナ禍を契機として～（第83回全国都市問題会議）』全国市長会, 112-116

• 太田尚孝（2021）「書評　山崎仁朗『地域自治の比較社会学（コミュニティ政策叢書7）』」コミュニティ政策, 19, 199-201 

• 太田尚孝（2021）『姫路市の都市計画関連分野における地理情報システム（GIS）の活用可能性と人材育成システムに関する研究』令和2年度姫路市大学発まちづくり研究助成事業報告書

• 西島優・太田尚孝（2021）「公有地の広場における管理運営形態の類型化と決定方法の提案：関西圏の5つのまちなか広場を事例として」都市計画報告集,19, 370-373

• 阿部舞・太田尚孝・新保奈穂美（2021）「公園特性をふまえた指定管理者制度及び管理運営評価の実態と提案：兵庫県立都市公園を事例に」都市計画報告集,19, 376-379

• 岡本瑞生・飯田麟太郎・三阪洋貴・猪尾佳之・池田美里・太田尚孝（2021）「コロナ禍と学生主体の地域貢献活動：宍粟×兵庫県立大学しそうはちみつコラボプロジェクトを通して」兵庫地理, 66, 57-66

＜2020年＞

• 太田尚孝（2020）「ドイツの都市計画家と都市計画教育の現状に関する基礎的研究：国際比較からみたわが国の都市計画家（学）を考えるための準備的調査」都市計画論文集 55（1）, 1-10　※査読有

• 太田尚孝・新保奈穂美（2020）「ドイツにおける緑空間の計画的整備の新展開ー「未来の都市の緑」の創設背景と実践状況に注目してー」兵庫県立大学環境人間学部研究報告, 22, 47-66　※査読有 

• 新保奈穂美・太田尚孝（2020）「ドイツ・ベルリン市における社会都市プログラムを通じたコミュニティガーデンへの行政支援」都市計画論文集, 55(3), 799-805 　※査読有

• 前﨑貴光・太田尚孝・杉山武志（2020）「民間企業によるCSVとしてのまちづくり活動支援の取り組み : 「まちづくりスポット」の利用登録団体へのアンケート結果をもとに」兵庫地理 (65), 1-16 　※査読有

• Susanne Elfferding, Naotaka Ota , Naomi Shimpo (2020) Urbane Gärten in Japan—Impulse aus Deutschland einst und jetzt（日本語題：日本におけるアーバンガーデンードイツからの刺激の今昔）, In:PLANERIN 1_20, 51-52 

• 大江万梨・太田尚孝（2020）「地域住民主体の緑化活動が継続的に成り立つ仕組みに関する研究－兵庫県神戸市が実施する市民花壇を事例として」都市計画報告集, 18, 284-287 

• 大塚一穂・太田尚孝（2020）「兵庫県の特別指定区域制度に基づく市街化調整区域の規制緩和に関する研究ー小野市を事例に」都市計画報告集, 18, 307-310 

• 新保奈穂美・太田尚孝（2020）「ベルリン市のクラインガルテン発展計画の変化－成長都市における農的空間の計画的保全手法に関する―報告」都市計画報告集, 18, 394-397 

• 西島優・福島瀬里・阿部舞・永瀬紗織・太田尚孝（2020）「地方都市における自治体アンテナショップの現状と改善案の提案 : 「ふるさと宍粟PR館きてーな宍粟」を事例として」兵庫地理 (65), 75-85 

＜2019年＞

• 太田尚孝（2019）「ドイツにおける新用途地区「Urbane Gebiete」の創設背景と実践状況に関する調査報告ーベルリン市とハンブルク市を事例に」都市計画論文集 54（1）, 80-89 ※査読有

• 太田尚孝（2019）「ドイツの「社会的に公正な土地利用」に基づく公民連携型の都市開発手法に関する調査報告ーミュンヒェン市の先行的試みの展開に注目して」兵庫県立大学環境人間学部研究報告, 21, 9-28 ※査読有

• 太田尚孝（2019）「超高齢・人口減少下の地方拠点都市における持続可能な中心市街地の再構築：岐阜市の市街地再開発事業を事例に」都市とガバナンス, 32, 86-96

• 太田尚孝（2019）「ハンブルク」「アイゼンヒュッテンシュタット」「ケルン」布野修司『世界都市史事典』昭和堂, 348-349, 354-355, 362-363 

• 杉山武志・太田尚孝・三宅康成（2019）「「間にある都市」の超克に向けたネオ田園都市論の構想―都市計画学、農村計画学、人文地理学の対話から」兵庫県立大学環境人間学部研究報告, 21, 101-120 ※査読有

• 増渕迪恵・太田尚孝（2019）「人口減少時代における居住環境の再整備と市民協働に関する調査報告：旧東独ライプツィヒ市及びデッサウ・ロスラウ市を事例に」都市計画報告集, 18, 92-97

• 大江万梨・濵田悠輔・神原秀政・米田達海・太田尚孝（2019）「関係人口の増加に向けた提案と関係人口が果たす役割に関する考察－家島諸島を事例に」兵庫地理, 64, 105-113

＜2018年＞

• 太田尚孝（2018）「ドイツの縮小都市政策「都市改造」における公民契約型の地区再構築手法の実態と課題に関する研究－旧東独マグデブルク市の建設法典第171c条「都市改造契約」の運用状況に注目して」都市計画論文集 53（2）, 189-198　※査読有

• 太田尚孝（2018）「ドイツにおけるBIDの全国的展開とハンブルク市のHIDの実践に関する調査報告」兵庫県立大学環境人間学部研究報告, 20, 1-15　※査読有

• 太田尚孝（2018）「第3章　ハンブルク市のHIDを活用した大規模集合住宅団地の再生の試み」『ドイツの空き家問題と都市・住宅政策』日本都市センター, 97-126

• 太田尚孝（2018）「ハンブルク港のウォーターフロント開発～ハーフェンシティ～」港湾, vol.95, 26-27

• 太田尚孝・渡邉一成（2018）「福山市における高大連携活動「地元高校生が考える福山駅前再生計画」の試みと課題」第16回日本都市計画学会中国四国支部研究発表会, 都市計画研究講演集, 16, 23-26

• Susanne Elfferding, Naotaka Ota (2018) Stadtstruktur und Mobilität in Japan – Die schrumpfende Stadt als Chance（日本語題：日本における都市構造とモビリティ－人口減少と新たな可能性）, In:PLANERIN 3_18, 16-19

• 藤井祐輔・太田尚孝（2018）「地方中核都市における地域拠点の再構築のあり方に関する研究-広島県福山市神辺川北・川南地区を事例として‐」都市計画報告集, 16, 290-293

＜2017年＞

• 太田尚孝（2017）「大都市インナーシティのジェントリフィケーションへの都市計画的対応の可能性と課題に関する研究-ドイツのハンブルク市における建設法典第172条の運用実態に注目して」都市計画論文集 52（3）, 937-944　※査読有

• 太田尚孝（2017）『ハンブルク港の大規模都市開発事業（ハーフェンシティプロジェクト）におけるエリアマネジメントに関する研究』日本港湾協会

• 太田尚孝（2017）「5．ドイツの都市・地域マネジメント制度 ～レギオナーレ(REGIONALE)を中心に～」『新たな都市・地域マネジメントの構築～提言：リニア開通に向けた名古屋大都市圏における革新的な都市・地域リノベーションの実現～』中部圏社会経済研究所, 28-47

＜2016年＞

• 太田尚孝・有田智一・服部敦（2016）「ドイツにおける時限型・プロジェクト型・非法定型の地域開発手法の仕組みと実態に関する研究―ノルドライン・ヴェストファーレン州のREGIONALEに注目して」都市計画論文集 51（3）, 1078-1085　※査読有

• 太田尚孝（2016）「独・英における新たな都市・地域マネジメントの試みと課題（１）独：ノルドライン・ヴェストファーレン州のREGIONALE2016」中部圏研究, vol.194, 80-87

• 太田尚孝（2016）「時評：都市・地域マネジメント的発想に基づく道路整備への期待」高速道路と自動車 59(5), 16

• 太田尚孝（2016）「第1章　ものづくり産業都市における都市計画・まちづくり」『これからの自治体産業政策』日本都市センター, 17-39

• 太田尚孝（2016）「独・英における新たな都市・地域マネジメントの試みと課題（３）独：ノルドライン・ヴェストファーレン州のREGIONALE2016の最終年等について」中部圏研究, vol.197, 35-44

• 太田尚孝（2016）『ドイツの縮退プログラムにおける公民連携型の住環境再整備と日本への示唆』一般財団法人第一生命財団

• 吉武裕登・太田尚孝・岡辺重雄（2016）「地方小都市のものづくり産業を有する準工業地域のあり方に関する研究‐広島県府中市を対象として‐」第14回日本都市計画学会中国四国支部研究発表会,　都市計画研究講演集14, 17‐20

• 吉武裕登・太田尚孝・渡邉一成（2016）「研究ノート：地方小都市における工業系用途地域の農住工混在の実態把握-広島県府中市の準工業地域を対象として‐」都市経営, No.9. 127-138 

＜2015年＞

• 太田尚孝（2015）「ドイツの大都市における「都市モニタリング」の運用実態と課題に関する研究:ハンブルク市の「社会モニタリング」に注目して」都市計画論文集 50(2), 195-201　※査読有

• 太田尚孝（2015）「ドイツの地方都市における縮退・都市再生（リノベーション）の取り組み～都市再構築化への支援制度と内発的・創造的マネジメント手法に注目して～」IBS Annual Report 2015, 69-75

• 太田尚孝（2015）『ドイツの地方都市における縮退・都市再生（リノベーション）の取り組み』一般財団法人計量計画研究所

• 田野井雄吾・有田智一・糸井川栄一・梅本通孝・太田尚孝（2015）「公有地・民有地の一体的な液状化対策事業の実態と課題:―東日本大震災液状化被災１２自治体を対象として―」都市計画論文集 50(3), 394-401　※査読有

• 野澤駿平・糸井川栄一・梅本通孝・太田尚孝（2015）「東日本大震災後の観光業復興のための取組み効果に関する研究 ‐茨城県大洗町の宿泊施設を対象として‐」地域安全学会論文集 No.27,13-23　※査読有

• 土方孝将・雨宮護・糸井川栄一・梅本通孝・太田尚孝（2015）「地方都市における住宅侵入盗被害と地区特性との関連:市街地と手口の特徴に着目して」都市計画論文集 50(3), 824-831　※査読有

• 糸井川栄一・有田智一・梅本通孝・太田尚孝（2015）「東日本大震災後の沿岸観光地における津波被災リスク軽減策と観光業再生のあり方に関する研究―茨城県大洗町を事例に―（概要）」Urban Study Vol. 60, 36-55

• 梅本通孝・糸井川栄一・太田尚孝・戸田大暉（2015）「震災後に仮設商店街が果たした役割に関する研究―いわき市浜風商店街を対象として―」地域安全学会東日本大震災特別論文集, No.4, 地域安全学会, 74-79

• 糸井川栄一・梅本通孝・太田尚孝（2015）「津波避難訓練結果に基づく津波避難行動診断—茨城県神栖市を事例としてー」地域安全学会東日本大震災特別論文集, No.4, 地域安全学会, 9-13

• 大澤義明・小林隆史・太田尚孝（2015）「第10章　被災自治体での課題」八木勇治・大澤義明編著『巨大地震による複合災害』筑波大学出版会, 181-201

＜2014年＞

• 太田尚孝・大村謙二郎（2014）「再統一後のドイツにおける都市再生プログラム推進のための支援制度に関する基礎的研究-「都市計画助成制度Städtebauförderung」に注目して-」都市計画論文集, 49（2）, 198-206　※査読有

• 太田尚孝・エルファディングズザンネ・大村謙二郎（2014）「ドイツのコーポラティブハウス（Baugemeinschaft）を用いた都市再生の実態と課題に関する研究—ハンブルグ市を事例に—」都市住宅学, No.84, 109-114　※査読有

• 梅本通孝・糸井川栄一・太田尚孝（2014）「住民アンケートに基づく避難行動特性を考慮した津波避難リスク評価の試み:茨城県神栖市におけるL2津波想定を対象として」都市計画論文集 49(3), 327-332　※査読有

• 梅本通孝・糸井川栄一・太田尚孝・中野慎吾（2014）「茨城県神栖市におけるL2津波想定と住民アンケートに基づく津波避難リスクの評価」地域安全学会論文集 (22-24), 73-82　※査読有

• 齋藤愛美・梅本通孝・糸井川栄一・太田尚孝（2014）「自主防災活動の実質化と持続性に着目した評価要因の抽出」地域安全学会論文集, No.24, 91-100　※査読有

• 糸井川栄一・韓海燕・梅本通孝・太田尚孝（2014）「津波避難時における小学校と地域の連携可能性－茨城県神栖市を対象として－」, 地域安全学会東日本大震災特別論文集, 地域安全学会, No.3, 17-20

• 檜山貴史・糸井川栄一・梅本通孝・太田尚孝（2014）「消防団を活用した津波被災リスク低減に関する研究 : 茨城県神栖市を対象として」 消防技術安全所報 (51), 151-156 

• 糸井川栄一・梅本通孝・太田尚孝・檜山貴史・韓海燕（2014）『地域のマンパワーの活用による地震・津波リスク低減に関する研究　報告書』筑波大学都市防災研究室

＜2013年＞

• 伊能沙知・梅本通孝・糸井川栄一・太田尚孝（2013）「津波ハザードマップの理解と避難行動意向に関する研究—茨城県神栖市を対象として—」地域安全学会論文集, No.21, 229-239　※査読有

• 吉田太一・梅本通孝・糸井川栄一・太田尚孝（2013）「海水浴客の津波避難行動特性に関する研究—大洗サンビーチ海水浴場を対象として—」地域安全学会論文集 , No.21, 149-158　※査読有

＜2012年＞

• 太田尚孝・エルファディング ズザンネ・大村謙二郎・有田智一・藤井さやか（2012）「ドイツの都市計画における国際建築展（IBA）の役割と存在意義に関する研究-IBAの歴史的発展と現代的位置づけに注目して」 都市計画論文集 47(3), 679-684　※査読有

• 矢嶋宏光・荒井祥郎・太田尚孝（2012）「（435）SEAを前提とした都市計画事業の計画策定プロセスのあり方」土木計画学研究発表会講演集, vol.45, 2012年6月第45回, CD形式 

＜2011年＞

※なし 

＜2010年＞

• 太田尚孝・大村謙二郎・有田智一・藤井さやか（2010）「再統一後のベルリンにおける都心改造に関する研究 : 「都心改造マスタープラン Planwerk Innenstadt」を巡る議論とプロジェクトの実現に注目して」 都市計画論文集 45(3), 109-114　※査読有

• 大村謙二郎・太田尚孝（2010）「再統一後のドイツの大都市における都心再生の展開と課題－ベルリン市を事例に－」『欧米における都市（都心）開発事業における資金調達と推進体制に係る調査研究－イギリス、ドイツ、アメリカの事例から－』財団法人国土技術研究センター，103-146

• 太田尚孝（2010）『再統一後のベルリンにおける都心改造に関する研究』筑波大学博士学位論文

＜2009年＞

• 太田尚孝・大村謙二郎・有田智一・藤井さやか（2009）「東西ドイツ時代のベルリンにおける都心改造に関する研究 : モダニズムからポストモダニズム的都市計画への展開に注目して」 都市計画論文集 44(3), 883-888　※査読有

• 太田尚孝（2009）「ドイツのクラインガルテン-ベルリン市の事例から」住宅, 58(1), 30-34

＜2008年＞

• 大村謙二郎・有田智一・太田尚孝（2008）『縮小都市時代のドイツにおける都市・地域計画と日本への示唆に関する調査研究報告書−東西の都市改造計画を中心に−』財団法人アーバンハウジング

• Naotaka OTA（2008）Hansaviertel- Stadt von gestern, heute, morgen?（日本語題名：ベルリン市ハンザ地区-過去の都市、現在の都市、未来の都市？）, 2.Deutsch-japanisch-koreanisches　Stipendiatenseminar, Japanisch-Deutsches Zentrum Berlin, 58, 175-182

＜2007年＞

• 太田尚孝・大村謙二郎・有田智一・藤井さやか（2007）「再統一後のベルリン市における既成市街地の再開発に関する研究 : 旧東ベルリン、プレンツラウアー・ベルグ地域を事例として 」都市計画論文集 42(3), 379-384　※査読有

＜2006年＞

• 太田尚孝・大村謙二郎・有田智一・藤井さやか（2006）「旧東独都市における総合的市街地再生の試み-チューリンゲン州エアフルト市の「社会都市Soziale Stadt」に注目して」 都市住宅学 (55), 58-63　※査読有 

【講演・学会発表（全て発表者）】

 ＜2024年＞

• 2024年02月08日：令和5年度コンパクトなまちづくり推進協議会「コンパクト＋ネットワークの実質化に向けた論点」＠ビズスペース姫路

＜2023年＞

• 2023年02月28日：令和4年度国際都市計画交流組織（INEX）推進協議会「ドイツの都市計画制度の新展開と自治体職員の人材育成」＠Web会議システム

• 2023年05月25日：都市環境デザイン会議（JUDI）国際委員会主催講演会「ドイツの都市開発と社会的公正性の担保」 ＠Web会議システム

• 2023年07月08日：1 Day University 2023 「地域創生、地域活性、地域課題解決に必要な考え方・視点って何だろう？」＠東洋大学附属姫路高等学校

• 2023年11月11日：日本都市計画学会2023年度全国大会（第58回論文発表会）「近年の制度改正と『ライプツィヒ憲章』との関係性から読み解く2021年の建築利用令（BauNVO）改正」＠岩手大学上田キャンパス

＜2022年＞

• 2022年07月14日：2022年度地域デザイン実習「未来の自分たちのまちをデザインするのは誰？」＠兵庫県立北摂三田高等学校

＜2021年＞

• 2021年01月27日：中播磨新地域ビジョン検討委員会第3回観光交流部会「地域活性化と地域コミュニティの維持・再生～関係人口論を中心に～」＠Web会議システム

• 2021年06月25日：令和3年度国総研研修会（みなとまちづくり担当者実務コース）「ハンブルク・ハーフェンシティPJ～21世紀の持続可能な都市的地区への用途転換～」＠Web会議システム

• 2021年08月02日：人文地理学会地理教育研究部会第50回研究会・兵庫地理学協会2021年度夏季研究大会「RESAS（リーサス）を使った地域学習の可能性と課題」＠Web会議システム

• 2021年08月05日：2021年度地域デザイン実習「未来の自分たちのまちをデザインするのは誰？～RESAS演習～」＠兵庫県立北摂三田高等学校 

＜2020年＞

• 2020年01月27日：新たな国土・広域計画勉強会「ドイツのIBA方式によるPJベースの広域計画」＠国土計画協会

• 2020年07月22日：加古川市の地域デザインを提言しよう（STEAM特講）「地域デザインに必要なデータを使いこなす！～RESAS演習～」 ＠兵庫県立加古川東高等学校

• 2020年10月22日：海外の事例から学ぶ都市政策「ハンブルクの都市政策」＠全国市町村国際文化研修所

＜2019年＞

• 2019年09月27日：兵庫県立大学地の交流シンポジウム2019「ドイツにおける新たな用途地区「アーバン地区」の創設背景と実践状況に関する研究」＠神戸市商工会議所　※ポスター発表

• 2019年11月15日：令和元年度兵庫県地区計画推進協議会「趣旨説明：地区計画技術の継承と人材育成」＠神戸市教育会館

＜2018年＞

• 2018年04月07日：第16回日本都市計画学会中国四国支部研究発表会「福山市における高大連携活動「地元高校生が考える福山駅再生計画」の試みと課題」＠合人社ウェンディひと・まちプラザ

• 2018年05月26日：平成30年度兵庫県立大学公開講座「文化・芸術施設を活かしたまちづくりの可能性とリスク」＠兵庫県立大学環境人間学部

＜2017年＞

• 2017年04月17日：平成27年度「港湾研究奨励助成事業」報告会「ハンブルク港の大規模都市開発事業（ハーフェンシティプロジェクト）におけるエリアマネジメントに関する研究」＠日本港湾協会

• 2017年05月26日：福山市立大学・福山市立高校高大連携事業「都市計画・まちづくりに必要な「目」」＠福山市立福山高等学校

• 2017年11月12日：第52回日本都市計画学会学術論文発表会「大都市インナーシティにおけるジェントリフィケーションへの都市計画的対応の可能性と課題に関する研究」＠北海道大学

• 2017年11月21日：兵庫県立大学附属高校高大連携授業「より良い都市・まちをつくるために必要なこととは？」＠兵庫県立大学附属高校

• 2017年12月01日：龍谷大学LORC産業論研究会「大都市インナーシティにおけるジェントリフィケーションへの都市計画的対応の可能性と課題に関する研究」＠龍谷大学京都深草キャンパス

＜2016年＞

• 2016年02月16日：中部社研50周年記念シンポジウム中部圏の将来像2040第5回「ドイツの広域マネジメント施策：NRW州のレギオナーレ」＠名古屋ルーセントタワー

• 2016年06月18日：夢ナビライブ2016「都市計画・まちづくりに必要な「目」」＠インテックス大阪

• 2016年07月30日：日本建築学会中国支部スライドマラソン「ドイツにおける新たな都市・地域マネジメントの試みと課題」＠広島工業大学広島校舎

• 2016年08月20日：宮島・土曜講座2016「ドイツに学ぶ：点（個別事業）も面（地域全体）も幸せになる仕組み　レギオナーレ」＠宮島市民センター

• 2016年11月13日：第51回日本都市計画学会学術論文発表会「ドイツにおける時限型・プロジェクト型・非法定型の地域開発手法の仕組みと実態に関する研究」＠文京学院大学本郷キャンパス

＜2015年＞

• 2015年02月16日：つくば市学校防災研修会「防災ゲーム「クロスロード」」＠イーアスつくば

• 2015年07月16日：IBSフェローシップ最終発表会「ドイツの地方都市における縮退・都市再生（リノベーション）の取り組み」＠スクワール麹町

＜2014年＞

• 2014年08月06日：茨城県民大学講座「巨大地震と茨城の安心安全な都市づくり第10回防災ゲーム「クロスロード」」＠取手市藤代庁舎

• 2014年12月18日：AZUMA学園防災セミナー「防災ゲーム「クロスロード」」＠つくば市立吾妻小学校

＜2013年＞

• 2013年08月31日：筑波大学駅前キャンパス講演「ドイツの国際建築展（IBA）から考えるこれからの都市づくり」＠TXつくば駅

＜2012年＞

• 2012年11月：第47回日本都市計画学会学術研究論文発表会「ドイツの都市計画における国際建築展（IBA）の役割と存在意義に関する研究-IBAの歴史的発展と現代的位置づけに注目して」＠弘前大学文京町キャンパス

＜2011年＞

※なし

 ＜2010年＞

• 2011年11月：第45回日本都市計画学会学術研究論文発表会「再統一後のベルリンにおける都心改造に関する研究 : 「都心改造マスタープラン Planwerk Innenstadt」を巡る議論とプロジェクトの実現に注目して」＠名古屋大学

＜2009年＞

• 2009年11月：第44回日本都市計画学会学術研究論文発表会「東西ドイツ時代のベルリンにおける都心改造に関する研究 : モダニズムからポストモダニズム的都市計画への展開に注目して」＠長岡技術科学大学

＜2008年＞

※なし

 ＜2007年＞

• 2007年11月：第42回日本都市計画学会学術研究論文発表会「再統一後のベルリン市における既成市街地の再開発に関する研究 : 旧東ベルリン、プレンツラウアー・ベルグ地域を事例として」＠工学院大学新宿キャンパス

＜2006年＞

• 2006年12月：都市住宅学会第14回学術講演会「旧東独都市における総合的市街地再生の試み-チューリンゲン州エアフルト市の「社会都市Soziale Stadt」に注目して」 ＠京都大学

【パネルディスカッションのコーディネーター】

 ＜2019年＞

• 2019年11月13日：ひょうごまちなか再生会議令和元年度第2回研修会「地域で実現するエリアマネジメント」＠守口市立南部エリアコミュニティセンター

• 2019年11月15日：令和元年度兵庫県地区計画推進協議会「地区計画技術の継承と人材をいかに進めていくか」＠神戸市教育会館

【所属学会】

• 日本都市計画学会

• 日本建築学会

• 日本造園学会

• 兵庫地理学協会

【受賞】

• 日本都市計画学会2023年度論文賞（都市計画の進歩、発展に顕著な貢献を認められる研究論文を近年（概ね過去 3年以内）発表した会員（個人）を対象）

  • 受賞者・受賞論文：大村謙二郎・有田智一・北崎朋希・太田尚孝（2023）『協働型都市開発：国際比較による新たな潮流と展望』近代研究社

  • 受賞理由：本作品は、日本、米国、ドイツ、英国の4 カ国を対象に国際比較を通じて、協働型都市開発が今後の都市開発に対して持つ意義を明らかにしようとしたものである。著者 4 名が執筆した学術論文 18編（うち査読付き8 編）と2 編の博士学位論文の内容をもとに、書籍として再度著者全員で編集し直してまとめた力作である。本書が持つ、今後の都市計画に資する重要な着眼点として、各国の都市計画制度が異なることは前提としつつ共通のフレームとして、1）協働型都市開発における公共性、2）公共性の負担のあり方、3）望ましい公共性の評価・管理手法、という 3 つで分析をしているところである。これによって、人口減少や Covid-19 など大きな社会変容の中で、必ずしも土地の高度利用だけが都市の持続性を求める基軸ではないことも含め、協働型都市開発が持つ公共性の理念が今後の社会の基盤を形成することの重要性を論じている。この論点は、豊富な調査に裏付けられた資料によってさらに確信に変わり、論文としての客観性も持った業績として高く評価できる。以上の理由により、日本都市計画学会論文賞に相応しいと判断した。

• 日本都市計画学会2012年度年間優秀論文賞（当該年に発表された発表会論文及び一般研究論文に限定して、優れた内容の論文を表彰）

  • 受賞者・受賞論文：太田尚孝・エルファディング ズザンネ・大村謙二郎・有田智一・藤井さやか（2012）「ドイツの都市計画における国際建築展（IBA）の役割と存在意義に関する研究-IBAの歴史的発展と現代的位置づけに注目して」 都市計画論文集 47(3), 679-684

  • 受賞理由：本研究は、ドイツにおいて100年以上の歴史をもつ国際建築展（IBA）について、その社会的役割の変化を歴史的に明らかにし、さらにハンブルクの事例から現代における存在意義を論じたものである。評価される点は、第一に、これまでわが国では明らかでなかったIBAについて、既往研究の精細な調査によって歴史的変化の整理を行い、これにもとづき現地での担当者らへの周到なヒアリングを行うことで、独自の知見を獲得している点である。第二に、IBAの現代における存在意義とは、都市計画の社会実験としての性格にある。IBAは時限的存在であり、時代状況に応じ、ドイツ国内各地の固有性に即した計画論を提案しえた。以上のように、本論文はドイツおよびわが国の都市計画にも参考となる点で、年間優秀論文賞にふさわしい内容を有している。

• 日本都市計画学会2010年度論文奨励賞（都市計画に関する将来性・発展性が顕著な研究論文を最近（過去 1 年以内）発表した会員（個人）を対象）

  • 受賞者・受賞論文：太田尚孝（2010）「再統一後のベルリンにおける都心改造に関する研究」筑波大学博士論文

  • 受賞理由：再統一後のベルリンの都心改造を紹介する文献は少なくないが、本研究のように系統だって全体像を示した論文はないだろう。多くの文献、一次資料を調べ、また都心改造に関する関係者へのヒアリングを行い、まとめている点からも、実証への努力がみられ、またキーパーソンであるハンス・シュティマン氏への直接インタビューなどオリジナリティも十分にみられる。本文の中身はふんだんな図解入りで、読みやすい読み物（モノローグ調）として記述されている。ただし膨大な原語文献を駆使してはいるがその位置づけ、ヒアリングのデータ根拠等は第三者にわかりにくい点が難である。また、計画論としての特色、意義、問題点の提示に候補者独自の考察がもっとあってもよかったであろう。しかしながら本研究によってベルリンの再統一後の都市肝臓を背景と共に詳細に新しい資料やインタビューにて新鮮な情報が多く提供されている価値は高く、論文奨励賞にふさわしいものと考える。

【研究代表者】

• 2024年04月～2027年03月：日本学術振興会 科学研究費助成事業基盤研究（C）「ドイツの「社会的に公正な土地利用」の実態解明に基づく「都市のアフォーダビリティ」（課題番号：24K07842）」、351万円

• 2024年03月～2025年03月：公益財団法人日立財団 2023年度第55回倉田奨励金「ドイツの「超高層建築マスタープラン」の実態解明に基づく、わが国の持続可能な超高層建築開発にむけた規制誘導の提案」、100万円

• 2022年04月～2024年03月：令和4年度河川財団 河川基⾦助成事業研究者・研究機関部⾨「地⽅部の総合治⽔と⽣活環境の維持に向けた⼟地利⽤計画の理論と実践に関する研究：兵庫県加古川流域を事例に」、100万円

• 2020年07月～2021年02月：令和2年度姫路市 大学発まちづくり研究助成「姫路市の都市計画関連分野における地理情報システム（GIS）の活用可能性と人材育成システムに関する研究」、24万円

• 2020年04月～2024年03月：日本学術振興会 科学研究費助成事業基盤研究（C）「ベルリンの壁跡地の空間利用と21世紀のオープンスペース整備論に関する研究 （課題番号：20K04852）」、429万円　※コロナ禍のため1年延長あり

• 2019年04月～2020年03月：公益財団法人大林財団 2018年度研究助成「ドイツにおける新たな都市緑地整備プログラムの展開と計画的・非計画的緑地の最適解の解明に基づくわが国への示唆」、142.5万円

• 2018年08月～2019年03月：平成30年度財団法人兵庫県立大学科学技術後援財団 教育研究助成「ドイツにおける新たな用途地域「都市地域」の創設背景と実践に関する研究」、20万円

• 2016年04月～2018年03月：日本学術振興会 科学研究費助成事業若手研究（B）「独の都市計画分野における都市マネジメント論と実践に関する研究（課題番号：16K18213）」、247万円

• 2015年12月～2016年12月：公益社団法人日本港湾協会 平成27年度港湾関係助成対象研究「ハンブルク港の大規模都市開発事業（ハーフェンシティ・プロジェクト）におけるエリアマネジメントに関する研究」、100万円

• 2015年04月～2016年03月：一般財団法人第一生命財団 平成26年度奨励研究「ドイツの縮退プログラムにおける公民連携型の住環境再整備と日本への示唆」、80万円

• 2014年04月～2016年03月：日本学術振興会 科学研究費助成事業若手研究（B）「独の都市計画分野における都市モニタリングの運用実態と課題に関する研究（課題番号：26820255）」、221万円

• 2013年08月～2015年07月：一般財団法人計量計画研究所 第18回IBSフェローシップ「ドイツの地方都市における縮退・都市再生（リノベーション）の取り組み」、150万円

【研究分担者】

• 2024年04月～2025年03月：一般財団法人第一生命財団 2024年度奨励研究「ウォーカブルシティの実現に向けたパークレットの設置・利用実態の解明―ベルリン市・ウィーン市の助成プログラムに注目して―」（研究代表者：新保奈穂美）

• 2014年06月～2015年03月：愛知大学三遠南信地域連携研究センター 2014年度「一般共同研究」「ドイツ・ノルドライン・ヴェストファーレン州の内発的・創造的な越境地域マネジメント手法に関する研究-IBAエムシャーパーク後のREGIONALEの展開と課題に注目して」（研究代表者：有田智一）

• 2014年04月～2016年03月：公益財団法人旭硝子財団 自然科学系「研究奨励」「液状化に関わる市街地整備のリスクマネジメントと都市計画技術のあり方に関する研究」（研究代表者：梅本通孝）

• 2013年10月～2015年03月：一般財団法人民間都市開発推進機構 都市再生研究助成「東日本大震災後の沿岸観光地における津波被災リスク軽減策と観光業再生のあり方に関する研究—茨城県大洗町を事例に-」（研究代表者：糸井川栄一）

• 2013年08月～2014年03月：茨城県神栖市政策企画課 神栖市まちづくり推進事業「地域のマンパワー活用による地震・津波リスク低減に関する研究」（研究代表者：糸井川栄一）

【兵庫県立大学での担当科目】

 ＜環境人間学部＞

• 基礎ゼミ（前期/必修/1年生）←図書館・研究室案内及びディベート部分は合同ゼミ方式

• • 大学での学び方や議論の仕方を講義とディベート演習から学びます

• 人間学：社会・文化（前期/選択/1年生）←オムニバス科目

  • 皆さんの生活と都市やまちがどのようにかかわっているのかを紹介します（※2コマのみ）

• 現代都市社会とまちづくり（後期/選択/1年生）

  • 一般教養科目として現代都市社会の構造的特徴とまちづくりのあり方を説明します

• 環境分野総合講義（後期/必修/1年生）←オムニバス科目

  • 都市計画の世界の紹介を通して都市計画研究室の学びや進路について説明します（※半コマのみ）

• 環境人間学演習Ⅰ：フィールドワーク（前期/必修/2年生）

  • 都市的空間を対象に都市の見方、考え方を体験的に学びます

• まちづくり論（前期/選択/2年生）　

  • 専門分野の入門科目として、都市計画や不動産に関わる基本的枠組みや最新動向を概観します

• 都市計画（後期/選択/2年生）

  • まちづくり論で学んだ知識を前提にしてわが国の都市計画制度と課題を理解します

• 都市空間分析演習（前期/選択/3年生）

  • 地理情報システム（GIS）の使い方を演習方式で学びます（※希望者多数の場合は人数制限の抽選科目となります）

• 専門ゼミナール（通年/必修/3年生）←4年生、修士学生と合同型

  • 卒業研究の前提科目として、ゼミ形式で都市計画・まちづくりに関わる基礎的勉強を行います

• 卒業研究（通年/必修/4年生）←3年生、修士学生と合同型

  • 卒業研究の科目として、進捗報告、プレゼン練習などを行います

＜大学院環境人間学研究科＞

• 都市計画特論（後期/選択/1年～2年生）　

• • 修士学生としてわが国の都市計画の歴史を振り返り、国際的な視点からの批判的理解も行います

• 特別研究Ⅰ・Ⅱ（通年/必修/1年生～2年生）←学部生と合同型

  • 学部生と合同で研究の進捗状況を報告、議論します

【福山市立大学在籍時の担当科目】

 ＜都市経営学部＞

• 都市デザイン入門（2学期/必修/1年生）※オムニバス形式

• 生活環境論（2学期/選択/2年～3年生）

• 土地利用計画（3学期/選択/2年～3年生）

• 都市・社会調査法（4学期/選択/1年～3年生）

• まちづくり協働実践演習（1学期/選択/3年生）

• 大学入門ゼミ（1～2学期/必修/1年生）

• 都市経営ゼミ（3～4学期/必修/2年生）

• 専門演習Ⅰ（1～2学期/必修/3年生）

• 専門演習Ⅱ（3～4学期/必修/3年生）

• 卒業研究（1～4学期/必修/4年生）

＜大学院都市経営学研究科＞

• 都市経営学総論A（前期/必修/1年生）※オムニバス形式

• 地域づくり計画学特講（後期/選択/1年～2年生）

• 特別研究Ⅰ（前期・後期/必修/1年生）

• 特別研究Ⅱ（前期・後期/必修/2年生）

【筑波大学在籍時の担当科目】

 ＜理工学群社会工学類都市計画主専攻＞

• 暮らしのリスクと安心・安全な社会形成（H24年度）※オムニバス形式

• 都市防災計画（H25年度〜H26年度）※オムニバス形式

• 卒業研究（H25年度）

＜大学院システム情報工学研究科リスク工学専攻＞

• 都市リスク分析演習（H24年度〜H26年度）※オムニバス形式

• 都市構造システム論（H24年度〜H26年度）※オムニバス形式

• リスクマネジメント序論（H25年度〜H26年度）※オムニバス形式

• リスク工学グループ演習（H26年度）