私たちの体にある神経系や筋肉、内臓などの複雑な構造は、たった一つの受精卵から作られます。私たちの研究室は、「脳・神経系がどのように作られるのか」という謎を、ホヤや淡水産の巻貝を用いて調べています。
ホヤの神経系は、わずか数百個の細胞からできていてとてもシンプルですが、実は人間を含む脊椎動物とよく似た作られ方をします。巻貝の神経系も細胞数は少ないものの、左右で形が違っていたり、複雑な行動を制御しています。
こうした「シンプルな」生物を用いて、動物の脳・神経系が作られる仕組みを解き明かし、その仕組みの共通性や相違性(多様性)を明らかにすることを目指しています。
研究に興味を持たれた方や研究室の見学を希望の方は、koonuma[at]life.shimane-u.ac.jpまでお気軽にご連絡ください!
News
2025/9/4-6 大沼が日本動物学会 第96回 名古屋大会にて発表しました。
2025/8/30-9/1 大沼が島根大学公開臨海実習Bコースにオブザーバーとして参加しました。やる気と活気にあふれる学生さんたちと共に海の生物を学ことができ、大変有意義な3日間となりました。
2025/8/6 猛暑の中、オープンキャンパスにご参加いただき、また当研究室にもお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。
2025/8/5 研究室HPを公開
2025/4/1 研究室が始まりました!