ながはま研究室では2013年より大学院ゼミが始まりました。これまでの修士論文は以下の通りです。
内的専門性に関する臨床心理学的研究ー臨床心理実習における「振り返り」に着目してー
■本研究室で行っている小児科病棟実習の学生同士の「振り返り」が、いかに「内的専門性」を深めていけるのか、そのプロセスに着目しました。
大学生における乳児への「嫌い」感情に関する臨床心理学的研究
■こどもを「嫌い」と感じる感情はは無い方が良いのか?嫌いの豊かさについて実験・インタビューしました。
対象喪失・悲嘆研究の変遷に関する臨床心理学的研究-存在と不在の狭間で悲哀の世界を生きるということー
■人生において不可避である死別とはどのような体験か?親にとっての子どもの死を題材に考察しました。
特別養子縁組に関する臨床心理学的研究
■親子が親子である、ということを支えているのは何なのでしょう?臨床心理学的観点から特別養子縁組に関する文献研究を行いました。
大学生の情緒応答性に関する臨床心理学的考察―日本版IFEEL Picturesによる縦断的研究を通して―
■青年期の情緒応答性はどのように変化・発達していくのでしょうか?4年間にわたる縦断的研究で発達の特徴を明らかにしました。
青年期における乳児の泣き声認知に関する臨床心理学的研究
■同じ乳児の泣き声がなぜ異なって聴こえ (認知され)るのでしょう?個人の心理的特性、経験をキーワードに調査分析しました。
臨床心理援助職を目指す学生における内省機能の発達プロセス―実習体験を“振り返る”ことに着目して―
■訓練段階にある学生が集団実習を行うことや振り返ることは専門家としての成長にどう寄与するのか。多層的なプロセスを調査分析しました。
言語化によるイメージ体験に関する臨床心理学的研究―風景構成法のPDI前後における「感じ」の変化に着目して―
■イメージを言語化する際なにかが変化してしまうのではないか。イメージ体験に言語化が及ぼす影響について量的・質的な方法で比較分析しました。
妊婦が抱く胎児への思いに関する臨床心理学的研究―胎児の存在を実感する出来事との関連―
■わが子と母親はいつ、どのようにして出会うのか? わが子の「いのち」との出会いのプロセスを「実感」をキーワードに調査しました。
入院児が抱く病気への思いに関する臨床心理学的研究―院内学級に通う思春期起立性調節障害児へのインタビューより―
■子どもたちが“病気である自分”をどのようにとらえているのか。院内学級でのフィールドワークを元に調査研究しました。
女子大学生の情緒応答性に関する臨床心理学的研究―共感性、乳児接触体験との関連―
小児がん患児のきょうだいに対する母親の心理的プロセスに関する臨床心理学的研究
妊娠期における妊婦‐胎児関係の変化に関する臨床心理学的研究―乳児期の母親へのインタビューより―
初心の心理臨床家における見立ての生成プロセス-臨床経験に関するインタビューを通して-
青年期男性における日本版I FEEL Pictures 再提示法の臨床心理学的研究