ことば・きこえの教室には、さまざまな苦手さのある児童が通級しています。
・がっこう→だっとう、せんせい→てんてい、けしごむ→ちぇしごむ など、正しく発音できない。
・聞きにくい発音(特にイキシチなどのイ列音やサ行音)になることがある。
・「ああああのね」「あーーのね」など、ことばの始めを繰り返したり、引き伸ばしたりする。
・ことばの始めがなかなか出ず、反動を付けるように口や顔、手や体などを動かす。
・言われたことを理解できない(知っていることばが少ない)。
・話すときに、ことばがすぐに浮かばなかったり、言いたいことをうまく話せなかったりする。
・「あのね」「えっと」などを多用し、たくさん話すが話の内容が伝わりにくい。
・逐次読み(一文字ずつ読む)になったり、文末で読み誤ったりする。
・読んだ内容を理解することができない。
・テレビ→テビレ、ライオン→ダイオンなど、読むときや書くときにことばが入れ替わったり、他の音になったりする。(発音の誤りはない)
・ひらがな、カタカナ、漢字を正しく読んだり書いたりすることが難しい。
・伸ばす音、小さい「ゃ・ゅ・ょ・っ」などを正しく書くことが難しい。
・良い方の耳の平均聴力が30dB以上である。
・補聴器や人工内耳を装用している。
・相手が話していることに気付かず、無視をしているように見えたり、一方的に話し続けたりする。
・聞きにくい音になったり、他の音に置き換わったりするなど発音の誤りがある。
・ことばを正しく聞き取れず、誤って覚えていたり、意味を正しく理解していなかったりする。