第5回
パズル×数学 ワークショップ
2025年8月23日(土) 13:30〜15:30
会場:大阪工業大学 梅田キャンパス 1Fギャラリー(1階)
講師:上原隆平 さん(北陸先端科学技術大学院大学 教授・副学長)
第5回
2025年8月23日(土) 13:30〜15:30
会場:大阪工業大学 梅田キャンパス 1Fギャラリー(1階)
講師:上原隆平 さん(北陸先端科学技術大学院大学 教授・副学長)
いくつかのピースを重ねずに並べて、問題の形を作るパズルをシルエットパズルといいます。よく知られたものに「タングラム」と「清少納言知恵の板」というものがあり、どちらも正方形を7ピースに分割したパズルと考えることができます。こうしたパズルの「表現力」を比べるにはどうしたら良いでしょう。このワークショップでは、タングラムや清少納言知恵の板でいろいろな形を作って、その多彩な表現力を味わいつつ、こうしたパズルの「表現力」を比べる方法などを知ることで、シルエットパズルの数理に迫りましょう。
参加費:無料
会場:大阪工業大学梅田キャンパス 1Fギャラリー(1階)
(会場は誰でも自由に入れるスペースです。)
イベント申込フォーム(申込締切 8/21(木)17:00)
問合せ先: ken.kamano@oit.ac.jp (鎌野)
タングラム と 清少納言知恵の板
<開催報告>
講師の上原さんの所属する北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)にはパズルの展示などをしているJAISTギャラリーがあり、そこではパズルがおよそ1万点保存されているのだそうです。そんな紹介から始まり、まずはピースを使って与えられた形を作るシルエットパズルについての講義です。シルエットパズルの「表現力」を比べる方法について説明があり、何ピースで何個の凸多角形が作れるか、などの研究結果を教えていただきました。
後半は,もちろんパズルを実際にやってみます。有名なシルエットパズルのタングラムに皆で挑戦です。たくさん問題が出されましたが、早く解けるときもあれば全然解けないときもあります。研究対象として捉えると難しそうですが、パズルとしては数学の知識に関係なく楽しめます。
最後はパズルのお土産まで用意され、大盛況のうちに会が終了しました。
(参加者の感想)とても楽しかったです。先生の "世の中には解けない問題は沢山ある。120年間解けなかった問題が突然解ける" というのが印象的でした。
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