東小磯小字笹山の大磯小学校学校林
東小磯小字笹山の大磯小学校学校林
大磯小学校創立八十周年記念(1953年(昭和28年))P91には、「大正5 年3 月大正天皇の御大典を記念として大磯町東小磯1034 番地笹の山に青年団の協力を得て植林す。同地は旭村と境を接する所にて磯の池に近く、町の共有地、ここに松苗42,300 本、檜苗2,500 本を 更に、大正14 年3 月松苗3,500本を植付く」とある。これについて町役場では、「東小磯笹山1034 番の1 原野秣場2 町7 反6 畝22 歩(引用者注:8,302 坪)など」に小学校記念植林(松樹)をなす事などを神奈川県内務部長に報告している(大磯の今昔8 P161)。<大磯小学校150周年記念紙より>
この記述をヒントに、当時大磯小学校の保護者であったメンバーと共に探索し、学校林と思しき場所を見つけた。松は一本も見つけられなかったが、枝を落として手入れされ、立派な檜(ヒノキ)が林立していた。直径約40〜60cmが50〜60本以上。その後、希望したメンバーと共に再訪。
つなげ隊は道をつなげる活動をしつつ、森に人が入らなくなったために忘れ去られているこうした先人の痕跡を探索するなども行なっている。
2023.9.10 つなげ隊有志で学校林を訪問。藪を掻き分け斜面を滑り降りて到達した。