⌘町合わせ⌘
山形県酒田の町から発信される多宇加世の詩を、東京都板橋区の劇場で開封するパフォーマンスを行います。
行い手:濱田明李
「町と町がある それは離れた町でもあり この世で続く町でもある だけれどもそこへ到達するのは難しい せんそうがいま起こると我々は パソコン上で20センチの距離でわずか二秒で往復できることは分かったが―― 私の町があり かなたの町があり オフトウキョウが開催されている町に 私の文章が流れ 私の町が流れ 新たな詩が完成し 私はそれを私の町で画面で見ていた…… 町と町がある 町と町がある 町があり町があった 町があったかつて町があった町がある」
濵田明李
1992年高知県南国市生まれ。武蔵野美術大学油絵専攻油絵学科卒業。 パフォーマンスで作品をやり始めしっくり来る。その中では、達成を目指さなかったり、中止したり、その場所の特性を取り入れたり、オブジェを持ってきて、15分とか20分とかのあいだに起きる一連のことを観客と共有するというのが特徴。2017年から2019年位までのメキシコに住み、好奇心の赴くままに学ぶ。他のアーティストとの有形無形の恊働や自主企画にも積極的。
WEB : http://miriham.main.jp/
多宇加世
たう・かよ。一九八七年、山形県酒田市出身・現在住。オペ室、菓子屋、靴屋、酒屋など、職を転々とする。二〇二一年、第一詩集『さびていしょうるの喃語』を自費出版で刊行(本人のメルカリアカウントやさまざまな書店で販売中)。破滅派。ネオ感覚派。
https://twitter.com/tau_kayo?s=20&t=7VaKuWyhRLJ6JA5AX9tTfA