文学マチネ第10回記念特別公演

一葉、闇に咲く

202137

茅野市民館アトリエ

◯プログラム


第1部

お話「二人の師」

朗読「十三夜」より

第2部

お話「奇蹟の十四ヶ月」

井上ひさし「頭痛 こり樋口一葉」より

文学マチネ第10回記念公演「一葉、闇に咲く」が開催されました。コロナ禍の中、定員の30名を越える多数のお申込がありました。

第1部は、樋口一葉の生い立ちと生涯をめぐるお話と、幼なじみの男女が、時を隔てて、令夫人と車夫として出会う切ない物語「十三夜」の朗読が行われました。

第2部は、一葉の女性作家としての生き方に焦点を合わせたお話をお聞きいただいたのち、井上ひさしの芝居「頭痛肩こり樋口一葉」よりいくつかの場面を抜粋して、朗読しました。今回は、第10回の記念公演として、はじめて朗読劇をお届けしました。親子による競演に惜しみない拍手が送られていました。

またいつもながら「花はま」の濱昭夫さんが、闇に輝く月と桜をイメージした見事なアレンジを作って下さいました、当日の上演にご協力いただいた茅野市民館スタッフと、お手伝いいただいた甲陵高校元演劇部員のお二人にも心より感謝申し上げます。